浅草のほおずき市をみてから、どうしようかと、東海道線の電車の中でぼんやりと考えていた。突然、浮かんだ案は、玉三郎、海老蔵、猿之助が出ている歌舞伎座の幕見。昼の部の3本を3時までみて、そのあと、ほおずき市へ、うん、これで行こう、と、東銀座へ。10時前だったが、なんとなんと、うねうねまがった、それこそ長蛇の列。それでもまだ立ち見なら大丈夫とのこと。5分ほど並んで、ふと、考えが変わった(汗)。3本立ち見はちとつらい。もしかして、キャンセル分の当日売りがあるかもと、下の券売所へ。そこでは十人ほど並んでいた。しかし、それも3人ほどで完売。前売りに廻ったが、七月の昼の部はまだキャンセルが出ていないとのこと。後日、座れる幕見を狙おうと思った。ついでながら、昨日の、朝日夕刊の歌舞伎批判家(評論家とはいえない)の、いつもながらの海老蔵批判は見苦しい。評論の神様、小林秀雄の爪の垢を煎じて飲ませたい。
さて、歌舞伎座をあきらめて、まず、都営浅草線でほおずき市へ。そして、そのあとは、三井記念館の”春信一番、写楽二番”展。静かにみることができて最高。そして、東京駅に回り、岩佐又兵衛のをくり絵巻が展示されている東御苑の三の丸尚蔵館へ。素晴らしい!いつもは買わない図録まで購入した。のちほどリポートします。
そして、そのあと、ほおずき市の46,000日分のご利益を授かったノダ。なんと、二の丸雑木林の山百合が咲き乱れていたのである。林内に数十本はあるのでは。写真はその一部です。
雑木林のこの小路から入ると、すぐ出会えます。
こんにちわ
こんにちわ、こんにちわ 西の国から 東の国から
2015年のこんにちわ
笑顔の溢れる こんにちわ
握手をしよう
サルスベリも咲き始めました
夏の花の女王、山百合さん。次はどこでみようか。箱根かな。