気ままに

大船での気ままな生活日誌

”追い山” 走る飾り山笠 (福岡の旅#3)

2015-07-19 10:43:11 | Weblog

七番山笠が大通りを通り過ぎても、誰も帰る人がいない。何故かいうと、背丈10メートル以上、重さ二トンの、本来なら飾り山笠として鎮座しているはずなのに、七番山笠のあと、やってくるというのだ。12の飾り山笠のうち、これだけが”走る飾り山笠”とのこと。どんな山がやってくるか、わくわくどきどき。

八番山笠上川端通がやってきた!まず、招き板を抱える子供たち。

そして、飾り山笠が。す、すごい。とにかく大きい。祇園祭の鉾のよう!そして、比較的、ゆっくりと、走るというより歩くように。ときには立ち止まり、電線にひっかからないように、先端部をひっこめたりして。

天狗様のお通りだい!口から煙を出すこともあるんよ。

目の前を通り過ぎてゆく。真横からみた山。

見送りは芸者さんの艶姿。

これが最後の山笠なので、みな後を追う。

名残惜しくて、大博通りをどこまでも。

途中で路地に入ると、頼朝公の土居流に出会う。ゴールして、帰ってきたところか。

ゴール地点に行ってみる。山笠廻り止の表示。ここに、皆、飛び込んでくる。角は老舗の御菓子屋さん。期間限定の祇園饅頭を売っている。家内は、これではなく、ここの銘菓、鶴の子を買っていた。

さて、結果はどうだったか?なんと、東流の6連勝でした!八番山笠上川端通は別格で、このレースには参加していないようです。

こうして、無事、博多祇園山笠は終了しました。その日のニュースで、一番山笠として櫛田入りした大黒流の代表が博多祝い唄を。なんと、めでためでたの若松さまよ、の出だし。半月前、山形の若松さまにお参りしたばかりなのに、ここでも聞けた祝い唄。うれしか。

次回は飾り山笠の紹介です。これがまた、すごい。乞うご期待。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

博多祇園山笠 ”追い山” (福岡の旅#2)

2015-07-19 08:23:57 | Weblog

7月15日の夜明け前から、博多祇園山笠のハイライト”追い山”が始まる。午前4時59分、大太鼓の合図とともに一番山笠から順に”櫛田入り”。前回紹介した櫛田神社の境内に入り、”清道”のポールをぐるっと廻る。そして、境内を出て、約5kmの”追い山笠コース”を須崎町の廻り止め(ゴール)を目指して疾走する。所要時間も陸上競技並みに(笑)、正確に計測されて、”櫛田入り”と”全コース”、それぞれのタイムが発表される。”全コース”では、東流が5連勝中。さて、今年はどうか。結果は最後に報告します。

いつもねぼすけの家内の足の裏をくすぐって起こし(爆)、午前4時に駅前のホテルを出る。まだ九州では夜明け前。大博通りに出ると、もう、かなりの人が櫛田神社方面に向かって歩いている。どこで追い山を見るかは、まだ決めていなかったが、とりあえず櫛田神社へ。到着。まだ4時半にもならないというのに大混雑。昨日、境内の観覧席はもういっぱい。神社の参道も大変な人の渦、ここで、見物をするのは諦めた。神社にお参りしてから、また、元の道を戻り、大博通りに向かう通りで、待機することにした。

櫛田神社は大混雑。

境内の観覧席も満席。

担ぎ手も待機。水法被に締め込みの粋な姿。舁き縄を腰に。千代流れの若衆。

ここで、流(ながれ)について、少し、説明。京都の山鉾町みたいに、櫛田神社周辺の町内が”山笠町”。七つの流で構成される。今年の一番山笠が大黒流。順に、櫛田入りし、コースを廻る。京都の山鉾巡行のように優雅にではなく、豪快に疾走する。山の重さは、なんと一トン!

早朝から露店が並ぶ。

ぼくらが待機していた道路。水かけの用意もされている。夜がしらじらと明けてきた。

そこへ、突如、一番山笠・大黒流の先導隊が走ってきた!

つづいて、おっしょい!おっしょい!おっしょい!の掛け声とともに、舁き山が疾走してくる。観客も手拍子!余りの速さに、カメラの焦点も合わない(爆)。これはちょうど水かけがあったときなので、大黒さまが隠れてしまった。

補足(翌日の西日本新聞より)。 実は、大黒さまが乗っている。

その後を追うように、二番山笠・東流がやってくる!5年連続、全コースタイムトップだけあって、早い、早い!鏡獅子が走れ、走れと叫んでいるよう!

つづいて、三番山笠・中州流。宮本武蔵!

四番山笠・西流。今年の”櫛田入り”タイムトップ!三国志の英雄、趙雲子龍!

五番山笠・千代流。黒田二十四騎中随一の豪傑、身の丈六尺半、容貎優れて、髭濃く頑固と伝わる、御存じ母里多兵衛友信!

おじさん、喉が渇いた!よし、がんばれや!

六番山笠・恵比寿流はもちろん恵比寿さま。

さあ、七番山笠土居流だぁ!招き板を抱えて、疾走する子供たち!将来の担ぎ手たち!がんばってや!

征夷大将軍源頼朝公!頼朝さんの地元から応援に来ましたよ!

そうか、あんがとさん。来年の土居流の総代はあんたたい!

これで、七つの流のすべての疾走行進が終わった。そろそろ帰ろうかと思ったが、誰も動かない。実は、まだひとつ大物が残っていた。八番山笠上川端通。これがまた、すごい!次回のお楽しみに。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝焼け夏富士鳳仙花

2015-07-19 07:12:30 | Weblog

おはようございます。今日も暑くなりそうですね。

こんな夏の日でも早朝は別世界。

朝焼けで目が覚める

富士山も青空にくっきり。雪に代え雲を帽子の夏の富士

朝散歩でみた鳳仙花。 富士には鳳仙花が良く似合う


朝焼けには百日紅が良く似合う

朝顔には朝顔市が良く似合う

木槿には似合うものは何もない

それでは、みなさん、一日、お元気で!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする