七番山笠が大通りを通り過ぎても、誰も帰る人がいない。何故かいうと、背丈10メートル以上、重さ二トンの、本来なら飾り山笠として鎮座しているはずなのに、七番山笠のあと、やってくるというのだ。12の飾り山笠のうち、これだけが”走る飾り山笠”とのこと。どんな山がやってくるか、わくわくどきどき。
八番山笠上川端通がやってきた!まず、招き板を抱える子供たち。
そして、飾り山笠が。す、すごい。とにかく大きい。祇園祭の鉾のよう!そして、比較的、ゆっくりと、走るというより歩くように。ときには立ち止まり、電線にひっかからないように、先端部をひっこめたりして。
天狗様のお通りだい!口から煙を出すこともあるんよ。
目の前を通り過ぎてゆく。真横からみた山。
見送りは芸者さんの艶姿。
これが最後の山笠なので、みな後を追う。
名残惜しくて、大博通りをどこまでも。
途中で路地に入ると、頼朝公の土居流に出会う。ゴールして、帰ってきたところか。
ゴール地点に行ってみる。山笠廻り止の表示。ここに、皆、飛び込んでくる。角は老舗の御菓子屋さん。期間限定の祇園饅頭を売っている。家内は、これではなく、ここの銘菓、鶴の子を買っていた。
さて、結果はどうだったか?なんと、東流の6連勝でした!八番山笠上川端通は別格で、このレースには参加していないようです。
こうして、無事、博多祇園山笠は終了しました。その日のニュースで、一番山笠として櫛田入りした大黒流の代表が博多祝い唄を。なんと、めでためでたの若松さまよ、の出だし。半月前、山形の若松さまにお参りしたばかりなのに、ここでも聞けた祝い唄。うれしか。
次回は飾り山笠の紹介です。これがまた、すごい。乞うご期待。