東博・平成館の考古学展示室がしばらく閉まっていたが、10月14日からリニューアルオープンしたというので早速、覗いてきた。
トーハクのプリンス、国宝・埴輪 挂甲の武人がお出迎えしてくれる。埴輪では唯一の国宝指定というからすごい。群馬県太田市の出土(古墳時代6世紀)。
国宝・銅鐸 (香川県出土、弥生時代中期 、前2~3世紀)
重文・石人(福岡県八女市出土、古墳時代6世紀)
ハート型土偶と筒型土偶も人気者です。
トーハクのプリンセス、みみずく土偶は撮り忘れてしまったので、ちらしから。(さいたま市出土、縄文後期)
埴輪くんの勢揃い
この中に五郎丸ポーズの子がいるはず、と探したが、ここ子が一番近いかな。
江田船山古墳からの出土品はすべて国宝。熊本県玉名郡出土。えへん、えへん。(家内が熊本出身なので)。
国宝・銀象嵌銘大刀 (江田船山古墳出土)日本最古の本格的記録文書である75文字の銀象嵌が刀の上部に。
国宝・金銅製沓(江田船山古墳出土)
鴟尾(しび)(飛鳥~奈良時代、大阪府柏原市出土)
なかなか出てこないな、と思っていたら、やっぱりトリは、この壺。ぼくが住んでいた近くの、川崎の白山古墳から出土。陶磁器部門の新国宝指定の第1号。白洲正子も愛した秋草模様の壺。平安時代の末、12世紀頃。その産地についてはいくつかの説があり、常滑焼に近似していると言われていたが、最近は渥美焼との説が有力。
秋草文壺
見違えたようになっていた考古学展示室。照明もグー。
。。。。。
東博構内にも五郎丸ポーズが。
この日が最終日だった陶器市にも。
さつき盆栽展も。はじめ松かと思ったら、サツキだった。素晴らしい盆栽の数々。五郎丸ポーズの盆栽は残念ながら見つかりませんでした。