気ままに

大船での気ままな生活日誌

東博・平成館考古学展示室リニューアルオープン

2015-10-19 18:25:32 | Weblog

東博・平成館の考古学展示室がしばらく閉まっていたが、10月14日からリニューアルオープンしたというので早速、覗いてきた。

トーハクのプリンス、国宝・埴輪 挂甲の武人がお出迎えしてくれる。埴輪では唯一の国宝指定というからすごい。群馬県太田市の出土(古墳時代6世紀)。

国宝・銅鐸 (香川県出土、弥生時代中期 、前2~3世紀)

重文・石人(福岡県八女市出土、古墳時代6世紀)

ハート型土偶筒型土偶も人気者です。

トーハクのプリンセス、みみずく土偶は撮り忘れてしまったので、ちらしから。(さいたま市出土、縄文後期)

埴輪くんの勢揃い

この中に五郎丸ポーズの子がいるはず、と探したが、ここ子が一番近いかな。

江田船山古墳からの出土品はすべて国宝。熊本県玉名郡出土。えへん、えへん。(家内が熊本出身なので)。

国宝・銀象嵌銘大刀 (江田船山古墳出土)日本最古の本格的記録文書である75文字の銀象嵌が刀の上部に。

国宝・金銅製沓(江田船山古墳出土)

鴟尾(しび)(飛鳥~奈良時代、大阪府柏原市出土)

なかなか出てこないな、と思っていたら、やっぱりトリは、この壺。ぼくが住んでいた近くの、川崎の白山古墳から出土。陶磁器部門の新国宝指定の第1号。白洲正子も愛した秋草模様の壺。平安時代の末、12世紀頃。その産地についてはいくつかの説があり、常滑焼に近似していると言われていたが、最近は渥美焼との説が有力。

秋草文壺
 

見違えたようになっていた考古学展示室。照明もグー。

。。。。。

東博構内にも五郎丸ポーズが。

この日が最終日だった陶器市にも。

さつき盆栽展も。はじめ松かと思ったら、サツキだった。素晴らしい盆栽の数々。五郎丸ポーズの盆栽は残念ながら見つかりませんでした。

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世界のヒョウタン展 科博

2015-10-19 08:28:41 | Weblog

昨日の日曜日は、朝からずっと上野で過ごしたが、なかなか面白い一日だった。科博で世界のヒョウタン展をみて、びっくりしたし、リニューアルオープンした東博・平成館の考古展示室も楽しめた。さらに、上野公園では、さつき盆栽展の作品に感心した。久し振りに台東区下町風俗資料館にも入ったし、さらに、鈴本演芸場の寄席で大笑い。そして、〆は帰りの東海道線からみた夕景富士

これらを一遍に紹介するのは無理なので、二、三回に分けて、レポしたい。まずは、世界のヒョウタン展。特別展ではなく、常設の特集展示だからシニアは無料というのがうれしい。

では、展示室に入ってみましょう。まず、これが目に飛び込んでくる。ヒョウタンの形と大きさの多様性にびっくり、にっこり。

これなら、いろいろな使いみちがありそう。

まずは、土器に先だって、縄文時代から使われてきたヒョウタン。

その後、世界中で、水筒、洗面器、ひしゃく、ボール、コップ、米櫃、酒器などなど、70を超える用途がみつかっているという。

ミルク入れ、水筒、水入れ

ヤシ酒入れ

石灰入れ。台湾、東南アジア地域でヤシの一種、ビンロウを噛む習慣がある。そのとき一緒にかむ石灰を入れる容器。

飾り容器にも

そして楽器。これが一番おどろいた。

笛も

以上は、湯浅浩史博士のコレクションとのこと。ヒョウタンから駒の面白い展覧会だった。

コメント (2)
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