こんばんわ。
今日はめったにない、いい日だった。新宿御苑ではハクモクレンが見頃になっていたし、帰りの電車で、ふと、原宿駅前のこぶしの花のことを思い出し、降りたら、こぶしは満開だった。そして、何気なく明治神宮の方を振り向くと、能舞台のようなものがつくられていて、そこで、何と、人形浄瑠璃が上演されていたのだ。そして、立ち見ならば、自由に観覧していいとのことで、30分ほど楽しませてもらった。そのあとは予定通り、恵比寿まで行って、山種美術館で土牛展を鑑賞した。一日で、お花見、文楽、美術展と、まるで遊びの三冠王をとったような気分だった。これも、いつも気にかけている原宿駅前の辛夷さんのおかげと感謝しよう。
原宿駅前の辛夷。いつも、びっくりするくらい、はやばやと花を咲かせる。もう、満開。
にっぽん文楽 in 明治神宮
演目は小鍛冶(こかじ)
能「小鍛冶」を基として作られた「景事物」。「景事物」とは、文楽で音楽性豊かな舞踊の要素が強い小品の事。
ある日、帝は不思議な夢を見る。その夢に従い、三条小鍛冶宗近に対し、御剣を打つよう勅命が下る。宗近には腕の良い相鎚がいないが、勅命なので受けない訳にはいかない。必死の思いで稲荷明神へ祈りを捧げていると、老翁が現れる。翁の言う通りに刀を打つ壇を整え待っていると、稲荷明神が狐の姿で現れる。狐は宗近の相鎚を勤め、見事な剣が打ち上がる。
稲荷明神:豊竹呂太夫
宗近:豊竹希太夫
道成:豊竹亘太夫
(にっぽん文楽の公式サイトより)
おすもうはうまくいかなかった。 高・貴、黒星。
でも、夕月は見事なものだった。
では、おやすみなさい。
いい夢を。
御苑の日本庭園でみつけたオシドリ家族。