こんばんわ。
マリナーズの菊池雄星投手が、レッドソックスの強力打線を抑えて、勝利投手の権利を得て、6回でマウンドを降りた。6対3と、3点差もあるし、もう間違いないだろうと、うきうきした気分で海蔵寺へ向かった。お目当ては海棠である。光則寺、妙本寺と共にぼくが認定している鎌倉三大海棠のひとつである。
山門に近づく。境内のピンク色の海棠が目に入る。
あれ、いつもより、小さい。ふと、そう思う。
目の前で見ると、たしかに痩せている。もっと、ふくよかだったはず。
幹を見ると、最近、切られた跡がふたつも。昨年の嵐にやられたのかも。これでは、痩せるはず。
それでも、花は華やかに。
ちょっとさびしい気持ちなり、縁側に座わった。さて、菊池投手のメジャー初勝利が決まったかな、日本での初登板は監督の非情な采配で、5回途中で降ろされ、勝ち投手になれなかったし、今度こそは、とスマホを開けた。試合はまだ続行中で9回裏、マリナーズの攻撃だった。な、なんと、9回表に、抑えが逆転スリーランを打たれてしまったようなのだ。ガーン。初勝利ならず。
さみしさが膨らみ、もう帰ろうかと思ったが、目の前のシャクナゲが咲き始めているのが目に入り、少し、元気が出た。
裏庭に廻ると、真っ白なカラーが咲いていて、また、少し、元気になった。
雪柳はいつものように見事な咲きっぷりであった。
新芽がまっかなもみじも変わらなかった。
すっかり、元気を取り戻し、山門を出ると、もみじのトンネルが芽吹いていた。晩秋が楽しみ。
菊池雄星投手、勝ち星はとれなかったが、実力は十分、示した。10勝はいけるぞ!新人王もいける!
美人の奥さんも見ることができた。
明日は、ダルが投げる!忙しい日々がつづく(汗)。
では、おやすみなさい。
いい夢を。
段葛の桜並木もようやく、咲き始めました。