気ままに

大船での気ままな生活日誌

弥生十三夜のおぼろ月 おぼろ富士 おぼろ高安

2019-03-19 22:03:26 | Weblog

こんばんわ。

今日のお月さまは満月を二日後に控える十三夜の月。月の出を楽しみに待っていたが、東の空は雲で覆われていて、暗くなっても現れない。あきらめていたが、午後8時頃にベランダに出ると、薄い雲のカーテンの向こうにおぼろ月がみえるではないか!弥生十三夜のおぼろ月。ぼくの誕生日によくぞ、現れてくれた。

しばらくすると、うっすらとウサギさんの姿も。おぼろうさぎの月。

そういえば、今朝の富士山も”おぼろ富士”だった。

そういえば、今日の高安も”おぼろ高安”だった。逸ノ城に完敗だった。

そういえば、白鵬も”おぼろ白鵬”だった。くるりと廻って、あわやと思ったが、勝ち星を拾った。

おぼろでなかったのは貴景勝だけだった。おぼろ鶴竜を引き落としで破り、8勝目。大関昇進に向けて大きな一歩となった。

明日は白鵬戦が組まれている。ここも突破すれば、大関昇進はほぼ確定。二度目の優勝という目も出てくる。がんばれ、貴景勝!

優勝ラインはおそらく2敗。

今日、お墓詣りの帰途、見かけた、崖っぷちで花を咲かせる雪柳。崖っぷちの高安、まだ、あきらめないで!

では、おやすみなさい。

いい夢を。

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奥村土牛展/生誕130年記念

2019-03-19 08:24:17 | Weblog

おはようございます。

先日、山種美術館で奥村土牛展を見てきました。生誕130年記念とのこと。馴染みの作品が多く、のんびりと楽しんできました。

我が家の居間に掛けてある山種美術館カレンダーの今月の絵は、土牛の醍醐の桜で、その絵は展覧会のお出迎え用として飾られていました。土牛といえば、やっぱりこの絵。そして、今回の撮影可能の一作品が吉野の桜。この二つを見ただけで大満足。また、醍醐寺(三宝院)の枝垂れ桜と吉野の桜を見に行きたくなってしまった。

醍醐

吉野

山種美術館は土牛の作品を135点も所蔵しており、そのうち、60点が今回、展示されている。80歳のとき、死ぬまで初心を忘れず、まずくとも生きた絵を描きたいと言っていたそうだ。実際、100歳を超えても描きつづけた。

鳴門 奥さんの郷里、徳島からの帰途、鳴門に立ち寄り、渦潮を見て、描きたいと思った。船上で何十枚もスケッチを描いた名作。

聖牛 丑年生まれの土牛は格別に愛着を感じる動物だった。

シャム猫

軍鶏

浄心 兄弟子の古径が亡くなり、どうしても描きたくなったという中尊寺の一字金輪坐像(白く塗られた面や肢体が肉感的で、”人肌の大日”と呼ばれている)。毎日、拝観と写生に没頭した。ただの写生ではなく、自分の心の中にある仏像を描こうとした。題名も”浄心”とした。


舞妓 京都に何度も訪れ、2年かけて完成。

踊り子

朝市の女

最後に、秋山庄太郎が撮影した晩年の奥村土牛(横浜美術館にて)。

素晴らしい展覧会でした。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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