こんばんわ。
鎌倉文学館は薔薇の名所である。ところが、一番の見頃のときにはコロナ閉鎖で、ようやく6月9日に再開した。すぐ行くつもりだったが、いろいろ遊びの用事が重なり、今日になってしまった。さすがに、この時期では、薔薇も最終盤で、ひょっとしたら花が摘まれてしまっているかもと心配した。でも、ここは木陰と木漏れ日の名所(?)でもあり、それに企画展として井上ひさし展も開催されている、バラがなくても楽しめる。というわけで、梅雨の晴れ間に江ノ電の由比ガ浜駅から歩いて数分の旧前田侯爵邸を訪ねた。
まず、文学館への導入部。ステキな木陰が出来ていた。
三島由紀夫はここをモデルに”春の雪”を書いた。・・青葉に包まれた迂路を登りつくしたところに、別荘の大きな石組みの門があらわれる。(中略)先代が建てた茅葺きの家は数年前に焼亡し、現侯爵はただちにそのあとへ和洋折衷の、十二の客室のある邸を建て、テラスから南へひらく庭全体を西洋風の庭園に改めた・・
石組の門をくぐると、そこにはうつくしい木漏れ日が。
木漏れ日に葉陰が・・
そして、洋館が現れる。
広い芝生広場の向こうに薔薇苑がある。まだ、花は残っていてくれた。何とか洋館を背景に薔薇を撮ることができた。
薔薇苑と洋館
ベルサイユの薔薇と洋館
”春の雪”がまだ残っていてくれた。
これは、オールドブラッシュという品種。
紫陽花もいくつか。
ここの紫陽花まで影が上手。
大きな木陰
青紅葉と凌霄花
井上ひさし展については、稿を改めて。
カルガモ日誌(8)今日は、午前、午後、二度、見た。全員元気!
立見席
午前の部 朝飯の場
午後の部 午睡の場
では、おやすみなさい。
いい夢を。
今日の夕映え