気ままに

大船での気ままな生活日誌

梅雨の晴れ間 鎌倉文学館

2020-06-16 21:41:02 | Weblog

こんばんわ。

鎌倉文学館は薔薇の名所である。ところが、一番の見頃のときにはコロナ閉鎖で、ようやく6月9日に再開した。すぐ行くつもりだったが、いろいろ遊びの用事が重なり、今日になってしまった。さすがに、この時期では、薔薇も最終盤で、ひょっとしたら花が摘まれてしまっているかもと心配した。でも、ここは木陰と木漏れ日の名所(?)でもあり、それに企画展として井上ひさし展も開催されている、バラがなくても楽しめる。というわけで、梅雨の晴れ間に江ノ電の由比ガ浜駅から歩いて数分の旧前田侯爵邸を訪ねた。

まず、文学館への導入部。ステキな木陰が出来ていた。

三島由紀夫はここをモデルに”春の雪”を書いた。・・青葉に包まれた迂路を登りつくしたところに、別荘の大きな石組みの門があらわれる。(中略)先代が建てた茅葺きの家は数年前に焼亡し、現侯爵はただちにそのあとへ和洋折衷の、十二の客室のある邸を建て、テラスから南へひらく庭全体を西洋風の庭園に改めた・・

石組の門をくぐると、そこにはうつくしい木漏れ日が。

木漏れ日に葉陰が・・

そして、洋館が現れる。

広い芝生広場の向こうに薔薇苑がある。まだ、花は残っていてくれた。何とか洋館を背景に薔薇を撮ることができた。

薔薇苑と洋館

ベルサイユの薔薇と洋館

”春の雪”がまだ残っていてくれた。

これは、オールドブラッシュという品種。

紫陽花もいくつか。

ここの紫陽花まで影が上手。

大きな木陰

青紅葉と凌霄花

井上ひさし展については、稿を改めて。

カルガモ日誌(8)今日は、午前、午後、二度、見た。全員元気!

立見席

午前の部 朝飯の場

午後の部 午睡の場

では、おやすみなさい。

いい夢を。


今日の夕映え

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熱海のジャカランダ 2020

2020-06-16 09:44:45 | Weblog

おはようございます。

ジャカランダの花を初めて知ったのは、2005年にイタリアのシチリア島を旅行した時。青紫色の花が桜のように咲きそろう並木道は素晴らしかった。それから、8年後、2013年6月に初めて熱海にもジャカランダ並木があることを知り、出掛けた。そのときは、国道沿いの大きな木は1/3程度が花を咲かせている程度だった。そのとき、お宮の松のある親水公園に植えられた幼木が数本、花を咲かせていた。そして、その横に”お宮緑地リニューアルジャカランダ事業”の看板があった。

その事業も2014年に完成し、それから6年の年月が流れた。毎年のように、ここにきているが、幼木はすっかり青年の樹に成長し、見事な花を咲かせるようになった。もう、お宮の緑地のジャカランダを見るだけで十分満足。

バス停のお宮の松で降りると、すっかり立派になった一本の青年のジャカランダが迎えてくれる。

見事な咲きっぷりで、熱海城を背景に入れて撮れるようになった。

少し、戻って、お宮の緑地の正門から入る。

ジャカランダが道の両側に並ぶ。

ノーゼンカズラ科らしい花を咲かせる。

途中、お宮の松が現れる。

そして、尾崎紅葉の金色夜叉の貫一とお宮の像。

一旦、緑地が切れて国道に出ると、一本の大きなジャカランダの木が聳える。これが、熱海市とポルトガルの海辺の保養地カスカイス市との姉妹都市提携の記念樹。不思議なことに、一度も花を咲かせているのを見たことがない。前述のように、街道筋の大木も花がないか、花数が少ない。いつか、宮崎のジャカランダの群生地でも、咲いているのはほんのわずかだったし、普通のことなのかもしれない。

その点、お宮の緑地の青年のジャカランダの木は100%、花を咲かせていて、見事だ。さて、また、緑地に入ろう。

ここが出口。これだけ見事なジャカランダを見せてもらえば、大満足。あと5年もたつと、大人気になるだろう。それまでは、ぼくも頑張りたい!

その先は、熱海のサンビーチ。

ジャカランダの花とビーチ。

街道筋の熟年の木。何とか毎年、花をつけるホテル渚館前のジャカランダ。

真夏のような暑さとなり、ジャカランダ見物はここで終了。あとは熱海桜で有名な糸川のブーゲンビリアの花を見物。これが、また素晴らしかった。

熱海桜とブーゲンビリア

近くの熱海銀座のおそば屋さんで昼食をとった。この先に熱海芸者さんの見番がある。何年か前、舞台の踊りを見せてもらった。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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