気ままに

大船での気ままな生活日誌

円覚寺 紫陽花、見頃 山百合一号!

2020-06-18 21:21:14 | Weblog

こんばんわ。

雨がもちそうだったので、午後、円覚寺へ散歩に出た。でも、山門をくぐる頃にぽつぽつと。やはり、今日は巣籠りが良かったかなと思いつつ歩いたが、紫陽花は見頃になっているし、もうおわりかと思われた岩煙草の花は見られたし、散歩終盤には、なんと山百合一号を見つけた。やっぱり、出掛けて良かったとほくほく顔で帰宅したのでした。

紫陽花の部

仏殿横竹林の前

仏殿うしろの杉林(法堂跡)の横

居士林横

仏日庵前

仏日庵の開基廟(北条時宗)前

黄梅院前

門前の真民さんの詩 前回と変わらず。コロナ時代にぴったりなので変えないのだろうか。

イワタバコの部

イワタバコがまだ残っているとは思わなかった。実際、居士林先のメイン通りの岩壁のイワタバコはすべて終わっていた。ただ、念のため高台の龍隠庵も石段を登ってみると・・・

この苔石段はわるくて登れない(笑)。

中途の可愛い三地蔵さんがいる岩壁。ここにイワタバコが群生している。

何と、いくつかの株が花盛りではないか。素晴らしい!

これで、ようやく明日からコロナ明けの開門をする東慶寺のイワタバコもひょっとすると、まだいけるかも!楽しみが一気に増えた!

山百合の部

そして、ぼくを有頂天にさせたのは、松嶺院に入ったとき。な、なななんと山百合が!今シーズン第一号は円覚寺で!

さあ、もう山百合の季節だ!長寿寺、建長寺、フラセン、遠くでは三浦の妙音寺、横須賀衣笠山、東御苑、箱根美術館と次々とこなしていかねば・・・

紫陽花、イワタバコ、山百合とかまくら初夏の花三冠王!

では、おやすみなさい。

いい夢を。

五百羅漢図 月からの飛来 (円覚寺方丈にて)

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”夏めく日本”展 三の丸尚蔵館

2020-06-18 09:45:26 | Weblog

おはようございます。

東御苑の花菖蒲苑に向かう途中、三の丸尚蔵館が開いていたのに気付いた。まだコロナ長期休暇中と思っていたので、得した気分。迷いなく、花菖蒲の前に皇室所蔵の美術品の見物をと入館する。”皐月、水無月、文月/夏めく日本”というテーマ。夏の風情を感じさせる絵画、着物、陶磁、工芸などの作品が並ぶ。そして、今、大河ドラマで話題の明智光秀(ちょうど放送中の浪人時代の)自筆の七夕の和歌などが展示されている。

絵画作品では、円山応挙派の作家を中心に、芦雪の唐子睡眠図、山口素絢の朝顔狗子図、森徹山の孔雀図、応挙の海辺図、栖鳳の雨霽、芝景川の百日紅に尾長鳥などの優品が並ぶ。すばらしい作品ばかりで目の保養をしてきた。撮影禁止なので、そのいくつかをホームページからお借りして紹介します。

山口素絢 ”朝顔狗子図”

竹内栖鳳 ”雨霽”

着物は夏の花を模様にした振袖が二着。

浅葱縮地柳桔梗朝顔花菱模様振袖(大正時代、絹、刺繍)

陶磁は鮮やかな緑の加藤土師萌孔雀緑鳥文鉢と下記の波山の白磁。

波山の白磁枇杷彫文花瓶

工芸品では豊川楊渓藤菖蒲螺鈿軸盆漆塗,螺鈿)、川出柴太郎蜻蛉河骨図香炉(七宝)が素晴らしかった。そして下記の作品。

「岩上鶺鴒置物」 加納夏雄・海野勝珉(銀・赤銅,木製彩色等)

古筆では、和歌短冊(「古筆短冊手鑑3帖のうち)徳川家康、豊臣秀吉、明智光秀ほか。細川藤孝の十五首和歌も。写真は、前述の光秀の和歌短冊。

光秀 和歌短冊

新尚蔵館は令和6年7月31日竣工の予定。落成記念展には名品ずらりでしょう。楽しみ。あと4年はがんばれるだろう。

以下は夏めく水無月の東御苑です。

二の丸庭園の花菖蒲

二の丸池のコウホネ

ヒメコウホネ

ノカンゾウ

県木コーナーで鹿児島のカイコウズ(アメリカ ディゴ)

二の丸雑木林の山百合はまだ蕾

紫陽花

タイサンボク

天守台前の広場にあった大嘗祭用の建物はすべて除かれた。

やまももの実

果樹園でも実が成り始めた。

りんご

みかん

夏つばき

東御苑もすっかり、夏めいてきた。次は山百合の頃に。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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