おはようございます。
東慶寺の梅はいつも見頃は遅い。二月も下旬に入ればいいだろうと訪ねた。いつも、お昼過ぎに来て、太陽を正面にして、すなわち逆光で、梅の並木を見ることにしている。写真ではうまく出ないが、肉眼では光輝く梅の花がとてもステキなのだ。
山門をくぐってすぐ梅並木を見る

梅並木を反対側のお地蔵さん側から見る

鐘楼近くの古木


向かいの書院庭園のハクモクレンを見上げる。

東慶寺のハクモクレン。だいぶ膨らんできた感じ。今年はたくさんの蕾をつけている。


おめでたい松竹梅を同時にみえる風景がある。

分解してみよう。



マンサクはマンカイに!


瑞泉寺の牧野・黄梅が本堂前に一本あることを知る人は少ない。年老いてか、いくつも花を咲かしていない。

近くの緑の顎の梅は元気がいい。まだ、黄金の60代だろうか。シルバー70代に入ると、体力が落ちますね(笑)。

茶室でインド料理の器展が開催されていた。金属製のなかなかしぶい容器。インド料理に合わせて料理家自身が制作したとのこと。


本殿でお参り。東慶寺は今、拝観料をとっていないので、ここでお賽銭をはずむ。

山門、受付前の記念樹。2年ほど前、東慶寺中興開山 釈宗演老師の没後100年記念に植樹された紅白梅。以前、カルミアがあった場所。カルミアは山門の外に移植された。白梅はよく咲いている。



釈宗演禅師は円覚寺にもおられたことがあり、漱石とも親交がある。漱石が東慶寺に移った釈宗演を訪ねた記念碑が山門の外にある。

夏目漱石参禅100年記念碑には、1912年(大正元年)9月11日に漱石が東慶寺の釈宗演禅師を訪ねた時の様子を書いた”初秋の一日”と、宗演の手紙が刻まれている。漱石の再訪に同道した満鉄総裁の中村是公と”連れション”(文中では、すぐ彼の傍へ行つて顰(ひん)に倣った)をしたと思われる場所に(笑)、1994年(平成6年)12月に建てられた。
次はハクモクレンの咲き始めの頃に!
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!