気ままに

大船での気ままな生活日誌

カワセミ ピラカンサ 下弦の月

2021-09-29 21:41:44 | Weblog

こんばんわ。

今日は下弦の月。夜更けの月の出なので、早朝のうち、お月見をした。日の出前だと、ちょうど真上に。首を上に曲げて、やっとピントを合わせしてパチリ。ちょうど半月の下弦の月。これで、中秋のお月見11連勝、達成!天気予報では、明朝6時頃は晴れなので、12連勝はいきそう。26連勝の大記録更新は、明後日の台風接近時が山。

下弦の月 (中秋のお月見11連勝)

これで、大谷のホームランが出れば最高だったのに、なんとライバルのペレスが47号。逆二本差に。レンジャーズ投手が真っ向勝負してくれているのに打てない。上弦の月なら登り調子になるのだが、下弦の月では下る一方か。とほほ。 大谷、ホームラン王あやうし。でも、大丈夫!レンジャーズ戦あと2試合のうち、2本は打っておきたい。

大谷のあとは、総裁選を観戦。もう少し競るかと思ったが、決戦では岸田さんが圧勝。新総理に内定。

そのあと、久しぶりにいたち川散歩。

うれしいことが。カワセミと遭遇。大谷不発の不機嫌が一気に吹き飛んだ!

ちょっと先の滝ではアオサギ、コサギが並ぶ。いつかは、ゴイサギも並んでいたが。

アオサギとコサギ

カルガモ夫婦も。

川辺のピラカンサ。もう真っ赤になっていた。茅ヶ崎中央公園のも染まってきただろうか。

すばらしいいたち川散歩になった。川辺の芭蕉を背にしたWomenたちも喜んでくれた。寒くなってくるので芭蕉布をかけてやりたい。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

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清方の”築地明石町”に関わる江木夫妻のこと

2021-09-29 11:37:12 | Weblog

おはようございます。

鏑木清方記念美術館で幽玄の美に誘われて/鏡花と清方の出会いの展覧会が開催されている。ここでは鏡花作品の清方の挿絵とか小説に取材した日本画などが展示されているのだが、どちらかというとマイナー展示ともいうべきコーナーに暫く立ち止まってしまった。

ここには、前田青邨作の小さな肖像画”江木定男像”と清方作の”ふたつのあじさい”が展示されている。これは、清方の名作、”築地明石町”のモデルになった江木ませ子(1886-1943)の十七回忌、ご主人の江木定男(1886-1922)の38年法要のときの祭壇に供えられた作品なのだ。

江木ませ子は清方の奥さんの女学校時代の友達。清方の文集に、新橋駅で見送りに来ていた女学生時代の彼女をはじめて見て、桃割れに紫の裾長のすらりとした後ろ姿が印象的だった、いつか描いてみたいと思っていた、と書いている。その後、彼女は農商務省の役人であった江木定男と結婚した。江木定男は鏡花会の会員で清方とも知り合いになり、ませ子も清方の画塾に通うようになった。その縁で名作のモデルとなったのだ。

”築地明石町”は永年、行方不明になっていたが、2019年の6月24日に44年振りに発見され、東京国立近代美術館が購入し、同年11月1日から特別公開された。ぼくももちろん見に行った。そのとき、モデルのませ子さんのポートレートも公開された。撮影禁止だったが、最近、このときの展示写真を見つけたのでお借りして載せておく。

江木ませ子のポートレート(precious spより)

和文化_4,展覧会_4,着物_4,東京_4

築地明石町 切手にもなった名品で、本展では展示されていない。(清方記念美術館ではこの下絵を所蔵している)

前田青邨作の小さな肖像画”江木定男像”は画像が手に入らないのでお見せできないが、官僚らしい風貌のなかなかの紳士像だった。青邨作というのがすごい。

清方の”ふたり紫陽花” 夫人の遺族から依頼されて制作した作品。夫人の美しさを紫陽花に見立て、夫婦の姿として二つの花を描いたとのこと。

絵の中の文字は。定男ぬしの逝きて38年/ませ子十七回忌祭壇に供ふとて そして、
鏡花の句 花ふたつあじさい青き月夜かな を書き添えている。

。。。。。

では、メイン展示を。

清方は若い時から鏡花の文学作品を愛読し、いずれは鏡花作品に関わりたいと思っていた。それが実現したのは明治34年(1901年)の『三枚續』の装幀を依頼されたとき。それ以降、数々の作品の挿絵を担当するようになり、鏡花との交流は40年も続いた。本展では二人の出会いから120年を迎えることを記念し、鏡花作品の挿絵や鏡花の小説に取材した日本画を中心に、清方と鏡花の交流と芸術上の広がりを併せてご紹介しようとするものである。

泉鏡花著”三枚續”木版口絵

暮れゆく沼(明治33年)

註文帖(第3図、第11図)

今回はマイナー展示を主に紹介しましたが、なかなか興味深い展覧会でした。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

コメント (2)
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