おはようございます。
還暦を迎えたときは、翌週に定年退職で、いよいよ自由に遊びまわれるぞと喜んだ。実際、”黄金の六十代”だった。古希を迎えたときも、70代も健康で、海外旅行も続けようと古くなったスーツケースを二つ買い替えた。ところが、そのあと、ぼくは二度ほど入院をしたり(すぐに立ち直ったが)、家内も一時、膝を痛めたり、加えてコロナ禍もありで、一度もスーツケースを使うことがなかった。そして、77歳の喜寿を迎えた。少し前、退院したばかりのこともあるかもしれないが、よくぞここまでこられたと素直にうれしい気持ちだ。
このうれしい喜寿の日を家内と一緒に近くの大船フラワーセンターで過ごすことにした。安上りの”喜寿の宴”である。
まず、”喜寿の木”にご挨拶を。
お花畑の向こうの大きな数本の落葉樹が喜寿の木”である。またの名を”かんれんぼく”という。正確にいうと、正式名が、”かんれんぼく”で、別名が”喜寿”でなく(笑)、”喜樹”です。
喜樹の名にちなんで、喜寿の人に贈ると喜ばれるとのこと。横浜公園にも遺伝学者の木原均博士の喜寿のお祝いのときに植えられた、かんれんぼくがある。横浜スタジアム前、関内駅側です。大船フラセンのは牧野富太郎博士の喜寿のお祝いに植えられたもの。これはうそです。
”かんれんぼく”というと、この小型のバナナのような実が印象的。百日紅の咲く頃に見られる。
これを77個食べると、傘寿までは生き延びます。 含有成分のカンプトテシンは,抗がん作用があり、化学療法に利用されているようですよ。
喜樹にご挨拶を済ませたあとは、花盛りのフラワーセンターで喜寿のお花見の宴
では、桜から。
春めき桜(満開になりました)
おかめ桜(もうおわり)
敬翁桜(喜寿に相応しい桜)ちょうど満開!ぼくに合わせてくれた。
八重咲寒緋桜
アーモンド
八重咲寒緋桜×まめさくら
大寒桜(実生系)
大寒桜
ソメイヨシノは咲き始め
ボケの品種園
珍しいボケの数々。
紅白ぼけ
ピンクぼけ
ユキヤナギ
スズラン
木蓮三兄弟
ハクモクレン
紫木蓮
こぶし
げんかいつつじ
よしのつつじ
しゃくなげ
しゃくなげもどき
利休梅
雲南黄梅
レンギョウ
アマナ
水仙
〆は、めでたく紅白で。
ふと、歩数計をみると、何と1万歩を越している。退院後の最高記録!これなら、都内のお花見にも出かけられそうだゾ。うれしい喜寿の宴となった。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!