で、個人的にとっても重要なのがアンジョルラス! 映画版『レ・ミゼラブル』の記事にも書いたけど、個人的には作品の成功はどれだけカリスマ性のあるアンジョルラスを配役できるかってことにかかっていると思っている。イヤ、もちろんジャン・バルジャンの物語なわけだから、バルジャンが重要なのは間違いないんだけど、一幕のラストOne Day Moreで終わって、二幕学生達の革命シーンで始ることを考えると、作品の盛り上がり部分は、学生達に負うところが大きいと思っていて、そのリーダーであるアンジョルラスがどれだけ魅力的かってとっても重要!
日本語歌詞に関しては、ホントにいつも大変だと思う。日本語ってホント音に乗りにくい。例えばI Love Youは3音で、"あなたを愛しています"って伝えられるけど、日本語では3音では"あ・な・た"しか入らない。そもそも英語で歌うことを前提に作られてる(レミの場合はフランス語だけど・・・(o´ェ`o)ゞ)曲に、歌詞の意味をそこなわないように、限られた文字数で歌いやすいように歌詞を乗せなきゃならない。しかも、レミって結構英語でも早口の部分が多い気がする。それが以前見た時は、ちょっと不自然というか歌いにくそうだった部分が変更になっていたり、普段あまり使わない言葉使いが直されていた。例えばアンジョルラスの♬僕らにゃ大きな使命があるのだ~♬が、♬僕らには大きな~♬に変わってた。某翻訳家じゃないんだから、"僕らにゃ"なんて言わないし(笑) それはとっても良かったと思う。なくなっちゃって残念な歌詞もあったけど・・・
「スラヴ叙事詩」の実物大の映像紹介が良かった!モルダウが流れてて泣きそうだった。「スラヴ叙事詩」を見ると、脳内で勝手にモルダウ再生してるくらいセット。ミュシャとスメタナ祖国への思い。屍を描いても美しいミュシャ、どんな題材でもミュシャである!素晴らしい!ミュシャ大好き!! Posted at 11:24 PM