・*・ etoile ・*・

🎬映画 🎨美術展 ⛸フィギュアスケート 🎵ミュージカル 🐈猫

Les Mis: ABC Café/Red & Black/DYHTPS -- London 2004

2013-05-23 00:44:53 | 【動画】RaminKarimloo
Les Mis: ABC Café/Red & Black/DYHTPS -- London 2004


ABC cafe別バージョンもあったのでこちらも置いておく!
同じかな? 違う人がUPしてるだけかな?
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Les Mis: One Day More -- London 2004

2013-05-23 00:39:39 | 【動画】RaminKarimloo
Les Mis: One Day More -- London 2004


"One Day More"もあったよ~ワチョ――ヽ(・∀・)ノ――イ♪
2:34辺りの口角キュッと上げる笑顔好きー

新演出の行進しながら人が入れ替わって、
最後にアンジョ中心に出て来るのすごくかっこよかったけど、
最初からアンジョ中心の旧演出版もいいねぇ

はぁ、また見たくなってきた・・・ もちろん25th見てるけどねw
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Look Down - Paris

2013-05-23 00:34:56 | 【動画】RaminKarimloo
Look Down - Paris


ってことで"Look Down"も見つかったので上げておきますね

っていうか、前髪の乱れ具合がいいわぁ・・・
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ABC Cafe/Red And Black/Do You Hear The People Sing

2013-05-23 00:26:14 | 【動画】RaminKarimloo
ABC Cafe/Red And Black/Do You Hear The People Sing


昨日(2013.5.21)東宝の新演出版「レ・ミゼラブル」を見てきた!
東宝版もとっても良かった!
自分にとってアンジョルラスとっても重要なんだけど、
評判の良かった上原アンジョの日にして大正解!
声がいいし、背も高いから見栄えがする。
歌も上手いし、声量スゴイ 個人的ポイント「群れとなりてー!」の伸びが良かった

で、前置きが長いのだけど、ラミンジョが見たくなったということですw
Ramin入れたらすぐ"ramin karimloo enjolras"って出てきたよ∑(*゜ェ゜*)

ってことで2004年現役アンジョだった時の映像!
これめっちゃカッコイイ!!
実はこれ前から知ってたんだけど、何でUPしてなかったんだろ?

「They will come,When will call!」のとこいいわ~
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【play】「レ・ミゼラブル」2013 @帝国劇場

2013-05-22 12:10:51 | play
・・・「レ・ミゼラブル」観劇・・・
見るよー♪ http://t.co/epThxw5qpz Posted at 05:49 PM



最後に「レ・ミゼラブル」の舞台を見たのは何年前だろう? 確実に10年以上前だと思う・・・ 最初に見たのはWest End(WE)でまだ10代だった! ミュージカルもほとんど見てなかったし、原作も子供用に簡略化された「ああ無情」を読んだだけだった。しかも、それすらほとんど忘れていて、ジャン・バルジャンがパンを盗んだことしか覚えてなかった(o´ェ`o)ゞ でも、West Endで初めて見て、言葉も分からないのに号泣してしまった 帰国前夜に見たのだけど、帰りの飛行機の中ではずっと"民衆の歌"のDo you hear the peoples sing~?が、グルグルグルグルずっと頭の中で鳴ってた。

その後、東宝版レミを何回か見て、もちろんその都度感動してたのだけど、あの時の感動までは至らず。何でも最初に受けた衝撃はなかなか越えられないね・・・ とはいえ、もうほとんど覚えてないのだけど(o´ェ`o)ゞ そんなわけで、直近で見たのは東宝版で間違いないのだけど、これまたあんまり覚えてない たしか岡アンジョルラスで超かっこよかった気がするのだけど・・・ イヤ、なにしろ「オペラ座の怪人25周年記念公演 in ロンドン」を見るまで、ちょっとミュージカル熱が冷めていたもので・・・(o´ェ`o)ゞ

で、何故急に見に行くことにしたかと言えば、最近ミュージカル熱が再燃していることと、今年から新演出版になるというので、見てみたいなと思っていたところ、会社の福利厚生でチケット斡旋があったから。S席13,500円が10,000円で見れるというので、Yuwee誘って行ってみることに♪

本日のキャスト!上原アンジョだったー☆ http://t.co/xvzzUFES5U Posted at 06:09 PM


2013.05.21の出演者

で、以前記事にも書いたけれど、降板やケガでの休演などが相次いでいるジャン・バルジャン役。選択肢はキム・ジュンヒョン氏か吉原光男氏しかなかった。そもそも、今のミュージカル界についても全然詳しくないし、2人とも評判良かったのでそんなに気にしていなかった。

で、個人的にとっても重要なのがアンジョルラス! 映画版『レ・ミゼラブル』の記事にも書いたけど、個人的には作品の成功はどれだけカリスマ性のあるアンジョルラスを配役できるかってことにかかっていると思っている。イヤ、もちろんジャン・バルジャンの物語なわけだから、バルジャンが重要なのは間違いないんだけど、一幕のラストOne Day Moreで終わって、二幕学生達の革命シーンで始ることを考えると、作品の盛り上がり部分は、学生達に負うところが大きいと思っていて、そのリーダーであるアンジョルラスがどれだけ魅力的かってとっても重要!

正直言うと、一人で革命だと突っ走って、周りの人間を巻き込むタイプの人は苦手。その人にだっていろいろ事情はあるのに、腰抜けだみたいなこと言っちゃう場合はホント無理。アンジョルラスはそのタイプに近いと思うけれど、例えばRaminのアンジョルラスには闇雲に突っ走ってしまうのではなく、それぞれの立場も考慮しているけれど、今は革命を起こすべきだと考えている感じが伝わる。強制はしないけれど、自分を信じて着いて来ると思っているというか・・・ まぁ、Raminはカリスマ性の塊だからねぇ(笑) それに二幕で革命の失敗を悟った時「子供ある者と女達は去りなさい」って言ってるし・・・

で、前置きが長いわけだけど、そういうわけでアンジョルラスの配役が自分の中でとっても重要だったと言いたいわけです! で、評判の良かった上原理生くんからチケット取ることに。しかし、意外にも日程などが合わず、一度は挫折しかけたけど、ミュージカル仲間のお友達のアドバイスを聞きつつ、上原アンジョルラスの日にしたわけです!で、キャスト表見てチケ取ったわけだから、当然といえばそうなのだけど、生の舞台は何が起こるか分からない! まして、トラブル続きだったし・・・ ということで、当日キャスト表見て安心したってことた言いたいわけです!ε-(。・д・。)フー 我ながら長いし、熱弁w でも、ホント下の方でtweetしてるの載せてるけど、今作を見る上でかなりの比重を置いてる「群れとなりて-------!」が、裏声になることもなく、ものすごい声量で響き渡った瞬間は鳥肌だった!

レミWi-Fi☆ http://t.co/KZ11iF9fkN Posted at 08:07 PM



イヤ、別にそれだけなんだけどw なんとなくうれしかったから(o´ェ`o)ゞ 使えないけどね(笑)

感想:第一幕
幕間!やっぱりレミ大好きだー!!最初のダッダーンだけで鳥肌!吉原バル声量がスゴイね!上原アンジョかっこいい!←これ行ってなかった(>ω<、) Posted at 09:42 PM




やっぱり自分にとって「レ・ミゼラブル」は特別な作品だなぁ・・・ 映画版の冒頭で音楽が鳴った時点で泣いたけど、このダッダーンだけでホント鳥肌! 今年から新演出版ということで、劇場に入った瞬間からかなり印象が違う・・・ といっても、前回見たのが10年近く前だからあんまり覚えてないんだけど・・・

旧演出版では舞台が回転する仕組みになっていて、周りのセットが変わるのと同時に、この部分が回転することによって場面転換をしていたように思う。セット自体はわりとシンプルだったように思うんだけど違ったかなぁ・・・ もちろんバリケードのセットとかはすごかったんだけど、なんとなく新演出版の方がより原作に近く作りこんでいる印象だったので・・・

で、新演出版を見て分かったことは映画版『レ・ミゼラブル』は新演出版に基づいて製作されたのだということ。来年Broadway(BW)で復活するのは新演出版らしいけれど、本家WEでは今も旧演出版でのロングラン公演が続いている。映画はてっきり旧演出版なんだと思い込んでいたので、印象が違うとビックリしたけど、新演出版だったんだね。

感想:第二幕
良かったー!どちらかというと、旧演出の方が好みだけど、新演出もいいね♪ アンジョ脚引っ掛けがないのがなー(>ω<、) 吉原バルあんまり年とらないけど、ラスト良かった!涙が止まらなかった!やっぱりこの作品スゴイわ!! Posted at 10:56 PM



旧演出版ではアンジョルラスは砦が落ちた後、ぐるりと回転するとバリケードに脚をひっかけてぶら下がっていた。旧演出では遺体となって荷車で運ばれていて、この時にちょっと逆さの名残がある感じ。脚ひっかけかっこよかったのだけど、やっぱり危険だからなのでしょうかね? あと、ちょっとアンジョルラスが目立ち過ぎるってこともあったのかも? 主役はあくまでバルジャンなので・・・

吉原バルジャンとっても良かった! 特に仮出獄中の荒ぶる感じとか、体も大きいからか包み込む具合がもう。゚(●'ω'o)゚。ウルウル 無骨で誠実なバルジャン。そしてお父さんバルジャン。コゼットの父。マリウスの父。でも、あんまり老けない(笑) でもラスト召されるシーンがもう号泣!

【レミ鑑賞メモ】新演出版、映像の使い方がいい!特にジャベ自殺。ただ、時間経過と何所にいるのかが分かりにくいかも?以前見たより全体的に感情表現豊か、日本語も自然。個人的に最重要なアンジョ「群れとなりてー!」がかっこよくてうれしい!吉原バルはお父さんバルである。 Posted at 11:37 PM



セットは大幅に変わったのだけど、どこがと言われるとなかなか難しい(笑) 最初の労働がまず海っぽく、2~3人で船を漕いでるみたいな動き。旧演出だとつるはし的なものを振り下ろしているような動きだった。市長バルジャンが経営している(ファンティーヌが働いている)工場も、女性たちが大きなテーブルでコチラを向いて作業している形に。パリの街並みもすごく立体的。マリウスとコゼットが初めて会うシーンは、とっても狭い路地である感じが増した。バルジャン宅は2階があって、マリウスが訪ねた時コゼットは2階の自室にいて、彼に気づいて降りて来るという演出。回転舞台じゃなくなった以外では、その辺りが大きく違うところかな? あと、観客席の方まで張り出してセットが組んであるので、役者さんが客席近くで演じていたりする。エポニーヌが直ぐ近くで歌っていたり・・・ バリケードはあまり変わってない気がする・・・

舞台後ろをスクリーンのように使っている。まぁたいていは空とかセットの補足だったりするけど、例えばバルジャンがマリウスを救出する際に通る地下道。移動すると地下道の映像が動いて、距離感が出るとか・・・ 一番ビックリしたのはジャベールの自殺シーン。橋から飛び降りるのだけど、ジャベールが飛び降りると、なんと宙を舞う。舞うってまぁ踊ってるわけじゃないけど、要するに宙づりになる。すると映像ガーッと下がって行く感じで、落下している感じがリアル。その前までバルジャンと話してて、舞台上を歩いて歌い出して橋のセットが出て来るのに、いつ宙づりの準備をしたんだろ? これは本当に不思議だった!

全体的にとっても感情表現豊か。結構後ろの方の席だったけど、しっかり感情が伝わって来る。全体的に濃い。上手く言えないけど、旧演出の方が歌に忠実というか・・・ 歌ってる感じだった気がする。新演出ももちろんほぼ歌なんだけど、セリフを言うということに重きを置いているというか・・・ セリフを言うように歌っているというか・・・ うーん 上手く言えない・・・(´・ω・`)

日本語歌詞に関しては、ホントにいつも大変だと思う。日本語ってホント音に乗りにくい。例えばI Love Youは3音で、"あなたを愛しています"って伝えられるけど、日本語では3音では"あ・な・た"しか入らない。そもそも英語で歌うことを前提に作られてる(レミの場合はフランス語だけど・・・(o´ェ`o)ゞ)曲に、歌詞の意味をそこなわないように、限られた文字数で歌いやすいように歌詞を乗せなきゃならない。しかも、レミって結構英語でも早口の部分が多い気がする。それが以前見た時は、ちょっと不自然というか歌いにくそうだった部分が変更になっていたり、普段あまり使わない言葉使いが直されていた。例えばアンジョルラスの僕らにゃ大きな使命があるのだ~が、僕らには大きな~に変わってた。某翻訳家じゃないんだから、"僕らにゃ"なんて言わないし(笑) それはとっても良かったと思う。なくなっちゃって残念な歌詞もあったけど・・・

ただ、全体的にやっぱり旧演出の方が好みではある。どこかやっぱり品がある気がする。新演出が下品ってことじゃないし、もちろん新演出も好き! でも、旧演出も見たくなる。で、多分旧演出見ると新演出見たくなる気がする(笑) 要するにどちらもイイってことなんだけど(o´ェ`o)ゞ

ラストはやっぱり素晴らしい! キリスト教徒ではないので、カトリックの国であるフランスの、しかもビクトル・ユゴーが生きた時代、罪を赦されて神に召されるということが、どういう意味を持つのか自分は分かっていないけど、でもこのラストで、バルジャンが赦されて全ての重荷を下ろしたのだということはとっても伝わる。その事だけで感動してしまう。これは本当に本当に素晴らしい作品! 何度見ても大きな感動に包まれて涙が止まらない。そしてまた見たくなる。

素晴らしい

【レミ鑑賞メモおまけ】ガブはこども店長じゃなかった Posted at 11:56 PM

イヤ、この日ガブローシュだった鈴木知憲くんも良かったし、以前は毎回ガッカリだったリトル・コゼットも近貞月乃ちゃんも良かった。とくにリトル・コゼットって毎回発声が劇団ひ○わり仕込みみたいな感じで、とっても違和感だった。そういうのはなかったし、2人とも歌すごい上手い!ってほどではなかったけど、良かったと思う。ただ、TVで「民衆の歌」を歌ったこども店長こと加藤清史郎くんの歌声が評判だったのと、話題性として見てみたかっただけ。ごめんよ・・・

で、これロビーにあったDVDのチラシ!小さいけどラミンジョ発見!!ラミンジョ見たいー! http://t.co/Hrj5Zb9zA9 Posted at 11:01 PM
おんd

小さいけどラミンジョ!

イヤ、だからこれもそのままなんだけどw ちなみに丸印がラミンジョ あ、一応書いとくけど、ラミンジョっていうのはRaminが演じるアンジョルラスのこと! カリスマ性の塊でございます(゚∀゚)ラヴィ!!


http://twitter.com/maru_a_gogo


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【art】「ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展」鑑賞@森アーツセンターギャラリー

2013-05-18 00:00:00 | art
「ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展 パリの夢 モラヴィアの祈り」鑑賞
行ってきた!!混んでたー!でも、みんなのお目当ては初期の「ジスモンダ」とかなのか、私のお目当て「スラブ叙事詩」の習作はわりとじっくり見れた!もちろん初期のも大好きだけど「ジスモンダ」何度も見てるしw 「スラブ叙事詩」本物見たい!! http://t.co/aO5dfcNlmM Posted at 11:13 PM


入り口ポスター! 並んでる・・・

開催より前に前売り買って、ずーっと楽しみにしてたんだから、早く見に行けばいいものを、なぜかギリギリになるまで行かない・・・ そもそも、追い込まれないとやらないB型だし、大好物も最後に取っておくタイプだからなぁ・・・ って言い訳だけど(o´ェ`o)ゞエヘヘ そんなわけで、最終日の2日の金曜日夕方という大変微妙な日に行ってきた。

17:40頃到着したので、意外に空いてるんじゃないかという甘い期待を持っていたけど、もちろんそんなはずもなく、チケット持ってない人は入場まで20分待ち。前売り持っているので直ぐに入れたけど、会場内は満員電車なみの混雑。みなさん特にお目当ては初期の「ジスモンダ」などのリトグラフもののようで、特にサラ・ベルナールを主題としたポスターのコーナーは身動きできないほど←ちょっと言いすぎw もちろん、初期の作品も大好きでミュシャを一躍スターにした「ジスモンダ」は何回だって見たいけど、そもそも印刷物なわけだから、枚数があるので既に何度も鑑賞済み。なので、今回はチラ見程度で流すことに。


ジスモンダ

ちなみにこれが、一夜にしてミュシャを売れっ子画家にした「ジスモンダ」 女神サラと呼ばれた大女優サラ・ベルナール主演のこの舞台のポスターを、クリスマス休暇中のデザイナーに代わり急遽デザインしたところ、翌日パリ中に貼り出されたポスターが、次々盗まれたというのは、もうミュシャ伝説。

流し見したとはいえ、そこは大好きなミュシャ! 例えば・・・


ムース川のビール

この女性のかわいらしい色気と、文字のレタリングの美しさに惚れ惚れしちゃう! だって、ホップを頭に被ってるのにカワイイってどういうことだと?w 「ぶらぶら美術・博物館」で山田五郎氏も言っていたけど、ミュシャはレタリングがホント上手い! どれも素敵


モナコ・モンテカルロ

この大好きな「モナコ・モンテカルロ」もしっかり鑑賞! これホントにカワイイ! ミュシャにしてはポップな色合いだからか、見ていると元気になれる作品! 大好き


夢想

そして、今回この展覧会のポスターにもなっている「夢想」はお目当ての一つ! ってことで、これはしっかり見てきた! そもそもはポスターなので頭の上の白い枠部分には文字が入っているのだけど、これは入っていない。何故入っていないのかを「ぶらぶら美術・博物館」で説明してたのに忘れてしまったよ・・・ でも、これホントにホントにウットリするくらいかわいかった!

「スラヴ叙事詩」の実物大の映像紹介が良かった!モルダウが流れてて泣きそうだった。「スラヴ叙事詩」を見ると、脳内で勝手にモルダウ再生してるくらいセット。ミュシャとスメタナ祖国への思い。屍を描いても美しいミュシャ、どんな題材でもミュシャである!素晴らしい!ミュシャ大好き!! Posted at 11:24 PM


原故郷のスラヴ民族

今回のお目当てはなんと言っても「スラヴ叙事詩」の習作だった。「スラヴ叙事詩」は晩年のミュシャが祖国への思いを表現した大作。縦横7mくらいある文字通り大作で、全部で20枚からなる連作。チェコの歴史を綴った一代叙事詩。

虐げられたチェコの人々の厳しい現実を思い、祖国が誇れるものをと描いたわけなので、最初から重い題材が続く・・・


ペトル・ヘルチツキー

tweetにも書いたけれど、上の絵のように遺体が描かれた作品も多い。でも、悲惨なはずの亡骸が何故か美しい。その美しさがより悲しみを増長する。20枚を一気に見せる映像の上映がホント良かった! バックにスメタナの「モルダウ」が流れてて・・・ 「モルダウ」もスメタナが祖国を思い作った連作の内の1つ。モルダウというのはドイツ語読みで、プラハの中心を流れるブルタヴァ川のこと。この川が源流からプラハの街まで流れるさまを描いたのが「モルダウ」 小学生の頃、音楽の授業でこの曲を聴いてイメージした絵を描かされた。その時浮かんだ絵は、ヨーロッパの石畳と少し暗い街並み。実際に行ったプラハの街は、その絵とは違っていたけれど、そう遠くもなかった。自分の想像力がスゴイってことじゃなくて、この曲にはそういう力があるということ。"祖国"という言葉が頭に浮かぶ。それはミュシャの「スラブ叙事詩」と同じ。


スラヴ賛歌

辛く悲しい情景が続くけれど、最後にこんな力強く光に満ち溢れた絵で終わる。祖国に力を与えたい、虐げられても立ち上がってきた誇りを持って欲しい。その思いが伝わって涙が出そうになる。ミュシャは「スラヴ叙事詩」を描き上げて数年後に亡くなってしまった。この大作は当時のチェコの人々に受け入れられなかった。ミュシャは失意のままに亡くなってしまったけれど、チェコの人々はその後も辛い日々を生きてきた。その中で、この作品が彼らの支えになったのだろうか? そんなことを考えていたら、涙が出てきた・・・ 優れた芸術って、いろいろなことを考えさせる。

グッズいろいろ買っちゃったw 図録、クリアファイル、額縁、絵ハガキ、ロールメモ2種、キーチャーム。キーチャームはお土産w これ買うにも20分待ち!(●Д●)! http://t.co/rDn8d6CeUL Posted at 11:19 PM


左から 図録→クリアファイル→額+ポストカード→ロールメモ×2→キーチャーム

とにかく混んでるので、ミュージアムショップも激混み。グッズを見るのも満員電車状態。そんな中で選んでいるので、うっかり買いすぎちゃうw もちろんお会計も並ぶ。なんと20分待ち 実際は20分は並んでないと思うけど、もう本当にグッタリw でも、見れて良かった!

ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展 パリの夢 モラヴィアの祈り:
2013年3月9日~5月19日@森アーツセンターギャラリー

ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展


http://twitter.com/maru_a_gogo


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【Googleのロゴ】母の日

2013-05-12 22:25:54 | Google's logo
毎度のGoogleのロゴがこんなことに!



母の日! クリックすると「母の日」の検索画面へ

もちろん知ってるけど、一応調べてみた!
毎度のWikipediaによりますと・・・

日頃の母の苦労を思いやり、母に感謝を表す日。
日本やアメリカでは5月の第2日曜日に祝うが、
起源や日付は様々で世界中で異なっている。

日本では1931年に大日本連合夫人会を結成したのを機に、
香淳皇后の誕生日3月6日を"母の日"としたが、
紆余曲折あって、
1949年からアメリカに倣って5月第2日曜日となったとのこと!

GoogleChromeでは動画になってて、
各ポイントで選択肢があり、選択によって最終画面が異なるらしい!


Start!



お花を選択!



ピンクを選択!



歯車?を選択!



真ん中の模様を選択!



End!



虫眼鏡マークで検索画面へ飛ぶよ♪

ちなみに、別の選択をした結果がコチラ



そして、検索画面のロゴも同じ



Thanks Mom!


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【books】春にして君を離れ

2013-05-11 20:28:59 | books
・・・「春にして君を離れ」読了・・・
ずっと読んでたアガサ・クリスティー「春にして君を離れ」読了!うーん… 上手く言葉に出来ない。哀しくもあり、切なくもあり、失望もあるけど、結局そういうものかもしれないと思ったり… 夫婦の話しであり、家族の話しだけど、"自分"の話し。気づくと読み手も自分と向き合っている。さすが! Posted at 08:06 PM

「春にして君を離れ」をはじめとた恋愛小説は、ミステリーと思って買った読者を失望させないために、メアリ・ウェストマコット名義で出版されたとか。なるほど、素敵☆ Posted at 08:10 PM



*ネタバレありです! 結末にも触れています!

本を読むのは大好きなんだけど、最近はなかなか時間が取れない・・・ 集中してしまえばあっという間なんだけど、ちょっと間が開いちゃうと結構放置しちゃったり。この小説は、もう何年も前にBSか何かでアガサ・クリスティー特集の番組で紹介されていたので、気になって購入。ずーっと放置しちゃってたw

「第2次世界大戦直前、イギリスの田舎町の弁護士の妻ジョーンは、病気の娘を見舞うためバグダッドへ行った帰路、汽車の遅れでテル・アブ・ハミドで足止めを食ってしまう。偶然にも再会した女学校時代の友人ブランチの何気ない一言が気になり、1人で過ごす長い時間、家族のこと、自分のことに思い巡らす。すると、今まで思っていたのとは違う面が見えてきて・・・」という話。うん! これはおもしろい!!

主人公のジョーンは自分は家事も子育ても完璧な主婦だと思っていた。イギリスの中産階級の比較的裕福な家庭の妻なので、メイドと女性料理人を雇っているため、いわゆる家事自体はしないけれど、それらをコントロールするのが、この地位の妻の役目。料理人が多少愚痴ってきても、見事にコントロールしていると思っている。夫のロドニーは最近疲れているようだけれど、結婚当時牧場を経営したいなどと言っていたが、先祖からの仕事である弁護士を継がせたのは正解だったし、3人の子供達も世間の誘惑から守ってきた。自分は家族を愛しているし、家族からも愛されている。完璧な主婦で完璧な人生! でも・・・

2個目のtweetにも書いたとおり、この作品はメアリ・ウェストマコット名義で発表され、数十年間もアガサ・クリスティーの作品であることは隠されていた。理由もtweetに書いたとおり。確かに誰も殺されないけど、これ立派なミステリーかもしれない!

読み手も最初のうちは新聞や雑誌に載っている身の上相談を読んでるような気持ちで、私は有能な主婦で、夫や子供達を愛し、彼らが間違った道に進まないように導いてきたという論調に、イヤイヤそれは旦那さんや、子供達から見たらそうではないんじゃない?なんて思いながら読んでいる。ジョーンは決して嫌な人ではないんだけど、この思い込みの激しさはちょっと・・・ なんて思っていると、そのうちジョーン自身が「あら?」っと思い始める。ロンドンを立つ時、自分を見送った後のロドニーの後姿は、開放感あふれるものではなかったか? バーバラとその夫ウィリアムの何か隠しているような態度は? その度、ほらやっぱり迷惑がられているじゃない!とか、ちょっと勝ち誇った気持ちで読んでいる。

その内、ジョーンは癌で亡くなった近所の主婦のことを思い出す。夫が横領事件を起こし逮捕されたあげく、出所した夫と子供達の生活を支えるため働きづめ、ついには癌で命を落とす。なんという、みじめな一生と哀れんでいた女性。でも、その女性こそロドニーが愛した人ではなかったか・・・ というところまで思い至る。ここまでくると、読んでいる側も、少し不安になってくる。自分が良かれと思っていしていたことが、実は相手にとっては迷惑だったことはなかったか? 自分は相手を見たいようにしか見ていなかったのではなかったか? ジョーンと同じように考え始めてしまう。この頃になると、夢中になってページをめくる手が止まらないw

そして、灼熱の砂漠の中、ジョーンは光を得る。そこに至るまでは、追いやっても追いやってもよぎる思いにイライラしつつ、とうとう見たくなかった真の自分と向き合うことになる。その苦痛の描写がすさまじく、こちらもジョーンと同じく気を失いそうになる。そして、苦痛を乗り越えた後、実にスッキリとまるで別人のようになったジョーンの姿に、読み手としては感動を覚える。そうそう、自分もこの境地になりたいとすら思う。ところが・・・

ロンドンに向かう列車の中で、ある貴婦人と同室になる。ジョーンは彼女に請われるままに、自らに起きた体験を語る。貴婦人はそれは素晴らしいことだと言われるけれど、何かかジョーンの中をよぎる。ロンドンに着いて長女と食事。ジョーンは長女の瞳に自らへの冷たい思いを見てしまう。そして、自宅へ戻ったジョーンには、2つの選択肢が生まれていた。新しい自分に生まれ変わる未来、今までの自分を貫き通す未来。ジョーンの選択は後者だった。この選択は自らの意思でしたというよりは、気持ちが自然とそちらに向かったように描かれているけど、実際作者の言いたいことは人は変わらないということなのかな・・・ 今回の旅の間に自分が思った"本当の自分"や相手の"本当の姿"は、やっぱり妄想だったのだと思わないと、ジョーンは生きていけないってことかも? 気づかなかった方が幸せってことだってある。ここで終われば残念な感じだなでも済むのだけど、もう一ひねりしてくる。

今まではずっと、ジョーンを追いかけていた視点は、最後にロドニーの視点になる。読んでいる側には、当然ジョーンが妄想だと思い込んだことが事実であることは分かっているけど、ロドニー視点でそれが立証される。ロドニーのジョーンに対する思いは、ジョーンの回想にもあったとおり"リトル・プア・ジョーン"(かわいそうなジョーン)なのだけど、それは最後の一言で別の意味を持ってくる。「君はこれからもずっと1人だ。どうかそれに気づきませんように」とロドニーは思うのだけど、一見優しいこの一言の残酷さったない。だって夫婦なんだから、ロドニーにだって責任があるじゃない! ジョーンは確かに思い込みが激しくて、見たい世界しか見ず、狭い視野の中で判断し、夫や子供達にその価値観を押し付けて来た、だったらそれは違う言ってあげればよかったのに、ロドニーはそれをしなかった。だったら、ロドニーだって同じじゃないか。ということ・・・ 結局、人は誰でも見たいものしか見ないってことかと・・・ 完璧な人間はいない。

この本自体の出版当時の評判については不明。なので、ご本人の懸念どおり、アガサ・クリスティー名義で出版されていたら、殺人が起きないと失望したのかも分からない。自分はアガサ・クリスティー名義でしか知らないわけだし、ミステリーではないことを承知で読んだ。正直、最初はミステリーじゃなくておもしろいのかな?と思いながら読んだけど、さすが読み手を惹きつける! 何度も言うけど、ある意味ミステリーだしw

というわけで、オススメ!


http://twitter.com/maru_a_gogo


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vertigo start titles

2013-05-11 01:58:34 | 【動画】cinema
vertigo start titles


はい! 『めまい』!
これは映画も好き

Vertigoってカッコイイ 日本語訳だと"めまい"だけどw
まぁ、めまいもイイよね! めまいっぽいしw
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Saul Bass title sequence - Anatomy of a murder (1959)

2013-05-11 01:55:31 | 【動画】cinema
Saul Bass title sequence - Anatomy of a murder (1959)


昨日の続き! って、あんまり関係ないか(o´ェ`o)ゞ

ソウル・バスのタイトル・デザインを収集したくなったので、
このシリーズちょっと続きます!

これは『或る殺人』 これもイイね
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