12月のビゴの教室は、いつもクリスマスに食べるパンです。
パネトーネはイタリアのパンで、ビゴは自家製の天然酵母ルバン種のみで発酵させ、焼き上げます。
ほぼまる2日は要するパンです。砂糖と卵とバターがたっぷりで、ケーキの代わりになるものです。
ドロドロの生地で、一度オーブンに入れ、再度出して切り込みをいれて表面の皮をめくると、さらに大きくなります。ドロドロなので、ドロドロになる前にしっかり腰をだしてないと、まとまりません。
昨日の私たちのグループは、かなり神経をつかって、最初の腰を出すところをがんばったので、ビゴ先生にほめていただきました。
もう一つのパンはシュトーレン
焼きあがるとまわりに溶かしバターを塗り、グラニュー糖と粉糖をかけます。
こちらは2ヶ月以上軽く保存できるパンです。
成型は、少しずらして二つ折り。端の部分を厚くします。受け口のたらこくちびるにします。
良質の材料と手間と時間をおしまずに作るのがビゴのパン。これほどの労力を要するなら、お金出して買うほうが良いかも。
でもビゴの教室はパンに向かう姿勢とか、パンを作る意義など、精神的な部分を多く学ぶ教室です。愛情をかけて人に喜んでもらうものを作るところに意味があるのです。