Lieber Mansan,
Ein glückliches neues Jahr!
ニュース!私に孫が出来るということです。
春に、長男の所に子供が生まれます。
おじいさんおばあさんとなるわけです。初孫です。
女の子だと分っているので、夫は僕の“トラクターやショベルカーで砂遊びしたい夢がかなわず、バービー人形で子守か。”などと、つぶやき、それでも嬉しそうにしていました。
クリスマスは家族が揃い、和気藹々、昼食を楽しみ、カフェの後、ツリーに灯をつけてプレゼントの交換でした。
皆、健康で、これ以上は望めない、小さな小さな家族の幸せ、噛みしめていました。
このところ、大雪に悩まされるドイツのニュースばかりが続いて、余り他国のニュースが入ってきません。
空港が動かない、国鉄が動かない、高速道路では事故の続発・・・・・
前に送っていただいた、七・五・三の写真のお礼を伝えたかどうか分らず・・・有難うございました。
どなたの顔にも満さんのかをが隠れていますね。
ドイツでは七・五・三と言うような習慣は無く,キリスト教の国ですので、大人の考えで、信仰を固めた、堅信礼が大人への入門として公に祝う儀式で、そのせいかどうか、車の免許を18歳で選挙権は16歳で(地方選挙のみ)あるとなっているようです。
日本では子供を無事育てるのが難しかった昔の慣わしを、今日も大切に守って、子供の成長を祝う儀式として七・五・三があり、その他にも、国家的祝日として“こどもの日“ があり、ひな祭りがあり、成人の日があり、皆で子供の成長を守る、祝う、喜ぶことを大切にしていて、いいな、と思います。
世界でもめづらしいことではないでしょうか?
本当に子供を愛しみ、その成長に感謝するものに繋がっていることを祈ります。
ヨーロッパは個人主義の国々ですから、反対にお誕生日、すなわち全体でなく、個人の”日”が大切にされます。忘れないように、お祝いが言えるように、大変です。
年の初めに、今年の予定表の中に、まず書き入れるのが、家族親戚、友人、知人、隣人のお誕生日です。
職場でも同様で、その日には管理者が花束を持って祝いを述べに来ます。
誕生日を祝いあうことは、とても大切にされています。
そして、徐々に、このカレンダーに書き入れたお誕生日の日が、少なくなっていこうとしているのも、事実です。
昨日もお葬式でした。
私がこの地へきてから、“ドイツのお父さん”といっていた方が90歳で亡くなりました。“お母さん”は8年前に亡くなりました。
我が家には、それに代わる様に、新しい命が贈られる様ですが、厳しい寒さと、雪の中で土に返される,お棺。一輪の花と土をかけて来ました。
もう5日ほど前から、太陽が戻りつつあるのですが、毎日、雪が降るかどうか、といった灰色の空で、時に上空に暖気が入り込み、雨を降らして、地上を鏡のごとくにツルツルに凍らすといった現象もおき続けています。
それでは皆様と良いお年をお迎えになりますように。
ご母堂様の安らかで平和であられますことを。
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