高校サッカー:
久御山と滝川第二が決勝進出 10日に激突
2011年1月8日 16時43分 更新:1月8日 18時3分
サッカーの第89回全国高校選手権は8日、東京・国立競技場で準決勝2試合を行い、久御山(京都)と滝川第二(兵庫)が10日の決勝に進出した。
第1試合は前後半計90分を終えて2-2の同点に。今大会の公立高で唯一、4強入りを果たした久御山が、3大会ぶりの優勝を目指した流通経大柏(千葉)とのPK戦を3-2で制した。久御山は5回目の選手権出場で初の決勝進出。
第2試合は高校総体準優勝の滝川第二と、総体8強の立正大淞南(島根)が対戦。90分間は両チーム無得点で、PK戦も両チーム9人ずつがける接戦の末に滝川第二が7-6で競り勝ち、4回目の準決勝で初の決勝に進んだ。立正大淞南は島根県勢初の決勝進出を逃した。
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久御山イレブン帰郷 「感動ありがとう」
サッカーの全国高校選手権で、京都勢として18年ぶりに準優勝まで勝ち進んだ久御山高の選手たちが11日、久御山町の同高に帰った。決勝戦から一夜明けた選手たちはさわやかな表情で、同高の生徒や同町関係者の出迎えに笑顔を見せていた。
松本悟監督と選手、マネジャーら44人は、この日午前9時半に横浜市内のホテルをバスで出発。午後5時前、生徒や保護者、教職員、町関係者など約100人が待つ同高に到着した。
大きな拍手と歓声の中、選手たちは表彰状やトロフィーを手に、驚いた表情でバスから降りた。女子生徒が松本監督らに花束を贈り祝福。松本監督は「応援のお かげでいい結果が出せた」、山本大地主将は「優勝したかったけど、応援、最高でした」とあいさつした。杉本憲一校長が「感動をありがとう」と準優勝を祝 い、駆けつけた坂本信夫町長が「今年の勇気をもらった」と活躍をたたえた。 京都新聞より転載