おどろくほど大輪の椿の大木がある。
前夜も写したのだけど、暗くてきれいに撮れなかった。
手を伸ばして、やっといちばん下の花が接写できるくらい。
こんなに大きな椿の木を見るのははじめて。

よく見ると、ボタンのような赤花に白の斑入り。



わたしが写真を撮っているものだから、
道行く人も立ち止まって見上げている。
新宿駅から上野さんの講演会場のある「田町」まではすぐなので、
とりあえず東京駅まで行って、コインロッカーに荷物をいれ昼ごはん。
キッチンストリートというところを一回り見て、
そばではなく、うどんを食べることにした。



北海道産の地粉をつかった、腰のある太うどん。
二つとも大盛にしたのだけど、量が超おおいので、
ともちゃんがわたしの倍くらいを食べた。
会場には1時間前についたが、すでに並んでいる人がいて、
開場まえだったので、整理券が配られた。
「上野千鶴子のああいえばこういう-男女共同参画を斬る」。
チケットには、撮影・録音禁止と書いてあるので、入り口だけ(笑)。

講演はレジメも充実していて、内容も盛りだくさん。
冒頭で「福井事件」や「国分寺事件」にも触れられたが
個別のことより、「臭いにおいは元から絶たなきゃだめ」ということで、
「バックラッシュ」を歴史的な背景と視点でときあかし、
今後、わたしたちにどのような選択肢があるのか、
さらに、石原都政になってから都の女性政策がどんなに悪くなったか、
女性センターはもう不要なのか、女性センターが果たす役割、などなど
上野さんの話は、いつものことだけど、おもしろいし元気が出る。
前日の浅野さんの集会とも関連があり、もやもやしてた頭もスッキリ。
最後に司会者が「朝日新聞に鶴見俊輔さんとの対談が載ってた」
と紹介されたけど見た覚えがない。東京版?ではなく全国版らしい。
ということで、
今日は床から30センチほど積みあがった新聞の整理。
わが家は、5紙の朝夕刊を取っているのだけど、
最近はふたりともゆっくり読んでる暇がなくて、
どんどんたまっていくばかり・・・・で、
なにか理由がないと、片付ける気にもならない。
1畳(90×180)の食卓も、書類の山で50cmほどの空きがあるだけ。
やっと見つけたのは、2月20日の朝刊。
福井から帰ってすぐで、浅野さんの呼びかけなど始めた頃だったので、
ぜーんぜん気がつかなかった。
上野さんから届いた本や資料にも入ってなかったし・・・。
本文はどうぞ拡大してご覧ください。
_____________________________________________________________
「鶴見俊輔さんと語る」生きる覚悟(2007.2.20朝日新聞)
「人生、下り坂」を自認する社会学者の上野千鶴子さん。
日本の学校教育の衰退を憂える鶴見俊輔さん。
独自の発想で語る2人は、展望の見えない今の日本で、
押し付けられた型にはまらない個人として生きる覚悟を迫る。

老後は自立できないということをいかに受け入れるか(上野)
老いて覚悟を持って生きている女性は多いが、男は少ない(鶴見)
公と私がつながる問題の立て方、難しくなった(上野)
_____________________________________________________________________________

鼎談してる小熊英二さんも仲間に入れてあげなくちゃ。
ということで、小熊さんの2月27日の記事も見つけておいた。
つ・づ・く。



岐阜市内で見つけたボケの花と実


すっかり開花した大杯水仙とクリスマスローズ



写真をクリックすると拡大。その右下のマークをクリックするとさらに拡大
最後まで読んでくださってありがとう

「一期一会」に




