恒例のように、マスコミの取材がふえてくる。
地方自治の現場に詳しい人が少ないから、なんだけど、
今年も報道各社から、統一選の企画の相談を受けたり・・・と(笑)。
朝日新聞は社会面に「議員と有権者~現場から」の特集を
3日前から、上・中・下と連載で組んできて、今日は「番外編」。
連載の「総集編」ということで、わたしのインタビューが載った。
市民派候補をだれか紹介してほしいと言われて、
「む・しネット」の島村さんと小寺さんをおススメしたんだけど、
連載が始まったら、わたしの取材をということで突然記者さんがやってきた。
「アサノと勝とう!女性勝手連」の準備に追われてた夕方で、
1時間ほどテレコを回して、最後に「写真を」と言われたのだけど、
そうとは聞いてなかったので、普段着だし、部屋もグチャグチャのヨレヨレ状態。
案の定の「おつかれ」状態だけど、年もメンも割れてしまった(笑)。
で、はずかしながら、今日のわたしの記事(左)と、
昨日の友人の後藤尚子さんと、島村さんたちの記事(右)です。
写真をクリックすると拡大。その右下のマークをクリックするとさらに拡大
一期一会のクリックを
並んで載っている男性の話と読み比べてみるとおもしろいんだけど、
わたしのとこだけ紹介しますね。
議員と有権者 現場から
両者のあるべき姿は・・・
有権者にとって最も身近な地方政治の担い手を選ぶ統一地方選を前に、議員と有権者の関係を3回にわたって連載した。地方議員に関する著作のある2人に、議員経験者の立場から、両者のあるべき姿について話を聞いた。 (岡本洋太郎、松井健)
政策、言葉尽くし訴えて
寺町みどりさん(55)
国政、地方を問わず、ほとんどの議員が地域や政党、組織の利益代表になっている。「利益誘導型」の議員でなくても、政党や会派の意向が優先し、個人の意見が通らない。見返りを期待して投票する有権者も多い。
ジェンダーや少数派の視点を持った無党派・市民派の議員を誕生させようと、勉強会で議員として戦うノウハウを伝えてきた。議会で前向きな答弁を再三引き出せば、行政も動かざるを得なくなる。多数決が生きるのは議決だけ。法にのっとって戦えば、議員一人でも懲罰要求を出せるし、発言も封じられない。
市民派を支持する有権者は、政策や政治姿勢を見ている。市民派が選挙に出れば、他候補も政策の中身の勝負になる。
早大生時代の東国原英夫・宮崎県知事から、メールや電話で情報公開の手法について相談を受けた。その時と同じ真剣さで街に出て訴えたことが有権者の心を動かした。
一票の積み重ねでしか当選できないからこそ、公約や政治姿勢を言葉を尽くして訴え、一人ひとりに信任してもらう選挙が大切だ。市民と一方通行ではない議員は、市民に対する責任が重くて裏切れなくなる。(談)
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91年から岐阜県高富町議1期。00年に「女性を議会に 無党派・市民派ネットワーク」結成。著書に「市民派議員になるための本」(学陽書房)
(2007.3.17朝日新聞)
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昨日の記事には、95年から「女性議会ネット」で一緒に活動してきた、
ごとう尚子さんが、共編著の本の紹介とともに載っている。
尚子さんは2期でやめるんだけど、市民派議員のお手本のような人で、
わたしの大切な親友なので、こうして載るとわがことのようにうれしい。
議員と有権者 現場から(下) 挑戦 生活者の声 届けるため
一市民、政治の場へ
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地盤(地縁・血縁)、看板(知名度)、カバン(資金)が必要とされ、有権者に縁遠いと思われてきた議員。その壁に挑む「市民派」には、男性中心の既存の政治の外に置かれた女性が目立つ。
上野千鶴子・東大教授、寺町みどり・元岐阜県高富町議との共著「市民派政治を実現するための本」がある後藤尚子さん(52)は今春、愛知県日進市議を2期で辞め、代わりに立つ仲間の女性2人を応援する。
そのうち元小学校教諭の島村紀代美さん(44)は、8年前、後藤さんの選挙を支援。市の環境計画を住民参加でまとめる委員会に加わった。でも議会は、3年かけて練った条例案を否決。「あまりに住民感覚とずれている」。これが議員をめざす原点だ。
今回、出馬を打ちあけると周囲の態度は一変した。スポーツ団体から「応援するから活動を見て」と誘われ、地元自治会からは「地域代表の議員になって」と働きかけを受けた。有権者が議員に抱く様々な期待感の中身を知った。
選挙や特定の政党や団体に頼ると、当選後もそれらに依存し、便宜を図るようになる。「選挙の姿が政治家の姿」が口癖の後藤さんは、島村さんらに市民派の選挙の「極意」をこう説く。
「個人として、自分のメッセージを個人に届ける。それが信頼を築く」
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(2007.3.16朝日新聞)
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パンジーも花ざかり
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