みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

「アサノと勝とう!女性勝手連」発足。『許される嘘、許されない嘘~アサノ知事の「ことば白書」』浅野史郎

2007-03-19 06:52:09 | 市民運動/市民自治/政治
「アサノと勝とう! 女性勝手連」立ち上げ集会&記者会見
で東京にかけつけた。
午後6時半開演が、1時間以上前に「全水道会館」に到着。 
4Fの大会議に2番乗り。
 
6時過ぎに浅野さんが到着。
わたしがプログラムを説明した。 
石原都知事の女性差別発言を、イエス・ノーでチェック。
答えはすべて「ノー」。

まずは、勝手連よびかけ人の上野千鶴子さんと中山千夏さんから、
アサノさんへのアツいメッセージ。
おふたりとも、こういう場に顔を出すのは超めずらしい。
こんなにおんなたちに望まれてアサノ冥利につきるだろう(笑)。
それを受けて、約20分、アサノさんが都政への抱負をかたった。

次に、「記者会見」およびマスコミからの質疑応答。
きちんとセッティングされた記者会見とは異例の進行だったからか、
男性ばかりの記者が女たちの熱気に当てられたのか分からないけど、
質問が出ないので、アサノさんが逆指名する場面も。

フロアからの発言は、アサノさんに
福祉 高齢者 医療 教育 環境・オリンピック
保育・シングルマザー・ジェンダーなど、
現場の当事者から問題提起や提言が次々に出された。

会場にはあふれんばかりの女たち(男もちらほら)がつめかけた。
浅野さんの軽妙な話を交えたメッセージには、
「わらい時々涙」で盛り上がった。

思いをひとつにする女たちが結集して、
「アサノと東京を変える」歴史的なスタートの日となった。
  
閉会後、わたしが「女性勝手連」ができること、できないことを説明、
参加者からの質問を受けた。
「勝手連」はあくまで自発的な市民活動。
公選法の枠外で、わたしのできることをしていきたい。

【呼びかけ人】2007/3/20現在
若桑みどり・千葉大名誉教授・ジェンダー文化研究所長/上野千鶴子・社会学者/丹羽雅代 国分寺市/赤石千衣子・ふぇみん婦人民主クラブ/安積遊歩・ピアカウンセラー/天野正子・お茶の水女子大学名誉教授/青木道代・障碍を負う人々・子どもたちと「共に歩む」ネットワーク/甘利てる代・ノンフィクションライター/阿部愛子・特定非営利活動法人海から海へ/稲邑恭子・(有)フェミックス/井上輝子・和光大学教授/井上文・一級建築士事務所 環境企画G/漆田-土井和代・ゆうきの食卓・花のえん代表 エッセイスト/大熊由紀子・障害者の欠格条項をなくす会共同代表/岡田弥生・杉並区在住/加納実紀代・敬和学園大学教員/北原みのり・ラブピースクラブ/木村民子・文京区議会議員、全国フェミニスト議員連盟元共同代表/銀林美恵子・戦争への道を許さない下町の女たちの会/櫛渕万里・NGOピースボート事務局長/黒岩秩子・社会福祉法人桐鈴会理事長/ごとう尚子・日進市議会議員/酒井和子・ぐるーぷ赤かぶ/澤地久枝・ノンフィクションライター/東海林路得子・団体職員/白石冬美・声優/辛淑玉・人材育成技術研究所所長/瀬野喜代・荒川区議会議員/千田有紀・社会学者/高橋裕子・多摩市/田中喜美子・ファム・ポリティク編集長/田中美津・鍼灸師/俵萠子・俵萠子美術館館長/寺町みどり・「む・し」ネット/中嶋里美・元所沢市議/中野園子・三省堂/中山千夏・おんな組いのち元祖世話人/信田さよ子・原宿カウンセリングセンター/橋本ヒロ子・十文字学園女子大学/橋本育・アジア女性資料センター/林佳恵・装てい者・グラフィックデザイナー/弘由美子・編集者/深澤純子・日本女性学会/福沢恵子・ジャーナリスト/福士敬子・都議会議員/船橋邦子・和光大学/星野智恵子・冬芽工房/松本路子・松本路子写真事務所/丸山美子・檜原村議会議員/皆川満寿美・大学非常勤講師/宮本なおみ・九条でつながろう・めぐろ/毛利敬子・料理教室主宰/望月すみ江・女性ユニオン東京/森まゆみ・地域雑誌 谷根千編集人・作家・農家/山崎朋子・女性史・ノンフィクション作家/渡辺一枝・作家・(株)椎名誠事務所/石坂啓・漫画家/伊藤比呂美・詩人・作家/鄭暎惠・大妻女子大学/森屋裕子・(有)ウィメンズブックストアゆう/森田ゆり・エンパワメント・センター/上原公子・国立市長/樋口恵子・元町田市議/三井マリ子・ファイトバックの会/柚木康子・労働組合役員/川田文子・ノンフィクション作家/駒野陽子・元国際婦人年をきっかけとして行動する会/新谷のり子・歌手/坂本洋子・mネット・民法改正情報ネットワーク/漢人明子・小金井市議/増田静江・ニキ美術館/遠藤誉・理学博士 筑波大学名誉教授/武藤香織・社会学者/田中淑恵・デザイナー/阿木津英・歌人/落合恵子・作家/高里鈴代・元婦人相談員、元那覇市議/吉田恵美子・東京都の人権意識を考える市民の会/白川和代・東京都の人権意識を考える市民の会/大谷弘子・東京都の人権意識を考える市民の会/河野貴代美・心理学者/三木睦子・三木武夫記念館館長/向井承子・ノンフィクションライター/関千枝子・編集者・エッセイスト/吉武輝子・作家
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 

アサノさんを応援したい人は、
「ミンナノチカラ」にアクセスしてね。


ミンナノチカラ・ボランティア募集

話のなかで、アサノさんが触れていた、

許される嘘、許されない嘘」
~アサノ知事の「ことば白書」~



 2月26日に講談社から発売してばかりで定価1,500円(税別)
 幼少時代から「ことば」「言語」への興味が強かった前宮城県知事が綴った「ことばが勝負の毎日」と「美しいままの日本語への願い」
「毎日がことばの勝負」と語るアサノならではの軽妙なエッセイ集。
 ことばへの興味は、幼少時代からである。学校生活では、結構多弁な人間として振舞っていた記憶がある。23年7ヶ月勤めた厚生省での公務員生活でも言語に対する興味は持続された。知事となってからは、ことばが勝負という毎日であった。政治家のはしくれであり、口下手では勝負にならない。選挙、議会答弁、記者会見、県民との対話、主に口を使う言語ということになろうか。(中略)知事を辞めた後も、慶応義塾大学教授としての講義、テレビ出演、講演活動、いずれも口先で勝負している。ことばをあやつることが、私にとって、職業生活そのものと言っていい。(「まえがき」より)


この本の版元の発行する「週刊現代」には、
石原知事発言に反論する浅野さんの記事と、
「女は産む機械発言」に対する上野さんの記事がダブルで掲載。
でたばかりの最新の「週刊朝日」には、
アサノさんと石原さんの対談が掲載されているとのこと。

無線でノートパソコンの投稿なので、ここまで。

昨夜は都内某所に宿泊して、今日は朝から、
浅野事務所と「ミンナノチカラ」に行く予定。
また報告します。

  

  

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コメント (2)
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