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ニュースをセレクトするようになって、約一か月。
各地でおきている、女性や少女に対する性暴力事件の記事がとても多くて、
他人事とは思えず、胸ふさぐ思いで読んでいた。
そんなとき、10月14日の毎日新聞の夕刊に、
難民キャンプで暴行されたリベリア少女に支援を呼びかける記事をみつけた。
引き込まれて読んで署名をみたら、五味香織さんの書いた記事。
五味さんはいつもきらりと光る記事を書かれる感性のよい記者で、
岐阜支局にいらっしゃったときにも、ずいぶんお世話になった。
この少女の記事は、前にも目にしたことがあると思ったら、
さいしょの記事も、五味さんが書いていらした。
<リベリア13歳少女>「立てたよ」…暴行受け、神戸で治療
(旧・時代をちょっとだけ斬る 2006.11.22)
こんなふうに、性暴力被害の支援を必要としている人に寄り添っている人がいること、
そのことに焦点をあてて書く記者がいることによって、わたしのところに届いたこの記事を、
一人でも多くの人に知ってほしいと願って、五味さんの記事を紹介します。
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世界各地では、数百万人の子どもたちが、性被害をうけているという。
いまもどこかで、子どもたちが、性暴力におびえているのだろう。
韓国やアメリカからも、少女への悲惨な性暴力の記事が届く。
無力なこどもたちが、安心して生きることができる社会を、と願わずにはいられない。
児童性犯罪:厳罰相次ぐ、ナヨンちゃん事件が契機(上)(2009/10/14 朝鮮日報)
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各地でおきている、女性や少女に対する性暴力事件の記事がとても多くて、
他人事とは思えず、胸ふさぐ思いで読んでいた。
そんなとき、10月14日の毎日新聞の夕刊に、
難民キャンプで暴行されたリベリア少女に支援を呼びかける記事をみつけた。
引き込まれて読んで署名をみたら、五味香織さんの書いた記事。
五味さんはいつもきらりと光る記事を書かれる感性のよい記者で、
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<リベリア13歳少女>「立てたよ」…暴行受け、神戸で治療
(旧・時代をちょっとだけ斬る 2006.11.22)
こんなふうに、性暴力被害の支援を必要としている人に寄り添っている人がいること、
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リベリアの少女:再び支援呼び掛け マーサさん、暴行の影響残り本格手術が必要 毎日新聞 2009年10月14日 難民キャンプで暴行されて歩けなくなり、日本で治療を受けて車椅子で動けるまでに回復した西アフリカ・リベリアの少女マーサ・ターケットさん(16)が再び困難に直面している。脊椎(せきつい)なども痛めており、成長に合わせて本格的な手術が必要になるという。マーサさんには日本滞在中に多くの人から支援が寄せられたが、関係者は再支援を呼び掛けている。【五味香織】 マーサさんは03年、内戦から逃れたガーナの難民キャンプで見知らぬ男に暴行され、両足の股(こ)関節を脱臼し寝たきりになった。リベリアの病院に入院していた時に「国境なき医師団」から派遣された看護師の美木朋子さん(33)と知り合い、06年4月に美木さんが当時住んでいた神戸市に招かれた。 日本に約2年間滞在してリハビリに励み、車椅子で自由に動けるまで回復。毎日新聞などの報道で多くの支援が寄せられ、昨年4月にリベリアに帰国した。ところが昨秋、左足の股関節に痛みを覚えて受診したところ、暴行を受けた時に感染したと考えられる細菌による炎症と判明した。 敗血症などを起こせば命にかかわるため、今年8月に美木さんが現在暮らすドイツ・ボン近郊の病院で手術を受けた。近く帰国するが、美木さんは「暴行で脊椎なども痛めており、まひが残っている。将来的には本格的な手術が必要になりそうだ」と話す。 マーサさんはリベリアの舗装されていない道を約40分かけて車椅子で通学している。4年後に高校卒業の見込みで「大学に行きたい。やりたいことがいろいろある」と話す。日本滞在中に寄せられた支援金が400万円ほど残っているが、今後の治療費や学費を賄うのは厳しいという。 支援の問い合わせは美木さんとマーサさんの電子メール(martha2009liberia@yahoo.co.jp)。 毎日新聞 2009年10月14日 東京夕刊 |
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世界各地では、数百万人の子どもたちが、性被害をうけているという。
いまもどこかで、子どもたちが、性暴力におびえているのだろう。
韓国やアメリカからも、少女への悲惨な性暴力の記事が届く。
無力なこどもたちが、安心して生きることができる社会を、と願わずにはいられない。
数百万の子ども 性的搾取被害 ユニセフ報告書 196の国と地域 (2009年10月8日 読売新聞) 国連児童基金(ユニセフ)のアン・ベネマン事務局長が都内で記者会見し、人身売買や虐待の被害に遭ったり、児童労働を強いられたりする世界の子どもの現状を初めてまとめた「子どもの保護に関する報告書」を発表した。 売春をさせられるなど性的搾取の犠牲になる子どもが数百万人に上ることや、毎年5億~15億人もの子どもが身近な人などから暴力を受けている実態などが報告された。 報告書は、途上国を中心に196の国と地域を対象に調査し情報をまとめたもの。ベネマン氏は、「各地で子どもが人身売買の被害に遭っており、売春宿に12歳で売られた少女にも会った。誘拐、レイプ、暴力などに多くの子が直面している現状を把握し、有効な対策を打つことが必要だ」と訴えた。 報告書によると、2007年に98の途上国で生まれた子どものうち、5100万人の出生登録がされていないという。出生登録は「子どもの権利条約」で基本的人権の一つとみなされており、公的機関に出生の記録がない子どもは、保健や教育などのサービスから遠ざけられることになる。 また、世界の5~14歳の子ども約1億5000万人が児童労働を強いられていることも指摘。こうした子どもたちは教育を受けられず、貧困の連鎖につながるという。先進工業国でも、子どもの4%が身体的虐待、10%が育児放棄や心理的虐待を受け、少女の5~10%が子ども時代に性的暴行を経験しているという。 その一方で、「児童婚」が広く行われているバングラデシュやネパールなどの国で、初婚年齢がやや上昇する傾向がみられることや、女性器切除の習慣がある国々で、対象となる女性の割合が徐々に低下していることも報告された。 (2009年10月8日 読売新聞) |
安保理、性暴力禁止の決議採択 紛争地で頻発、対応促す 2009年10月1日 中日新聞夕刊 【ニューヨーク=加藤美喜】国連安全保障理事会は30日、武力紛争地で頻発する性暴力から女性や子どもを守るよう求める決議1888を全会一致で採択した。 米国提案の決議は、すべての紛争当事者に対し、性暴力から女性や子どもを守るための適切な措置を講じるよう要求。潘基文(バンキムン)国連事務総長に対し、この問題に継続的に取り組む特使の任命を要請したほか、性暴力の犯罪者を訴追するため、各国に司法制度の早期改革を促した。 会合はクリントン米国務長官が議長を担当。クリントン長官は、戦闘が続くコンゴ(旧ザイール)では毎月1100件のレイプ事件が発生し、被害女性の多くが手足を切断されるなどの残虐な暴力に遭っていること、1994年のルワンダ虐殺で性暴力被害にあった女性は50万人に上ることなどを報告。「戦争の被害に遭うのはいつも罪のない女性や子どもたちだ」と述べ、関係機関に対応強化を求めた。 (2009年10月1日 中日新聞) |
児童性犯罪:厳罰相次ぐ、ナヨンちゃん事件が契機(上)(2009/10/14 朝鮮日報)
米誌に18年監禁のレイプ被害女性「元気な姿見せたくて」 (2009年10月16日 読売新聞) 【ロサンゼルス=飯田達人】米芸能誌「ピープル」最新号は、カリフォルニア州で11歳の時に誘拐され、18年間監禁された末、レイプで2人の娘を出産させられた女性の写真付き特集記事を掲載した。性的事件の被害者が写真も撮らせてメディアに登場するのは、米国でも極めて異例だ。 女性は、ジェイシー・ダガードさんで、現在29歳。1991年、バスを待っているところを車に連れ込まれて拉致され、約180キロ離れた犯人の自宅裏庭の離れや小屋に監禁されていた。今年8月末、この男が警官に職務質問を受けたのをきっかけに監禁が判明、解放された。その後、現在15歳と11歳の娘、自分の母親と共にカリフォルニア州北部の家で暮らしている。 雑誌は、表紙で本人の現在と誘拐当時の顔写真を大きく掲載。9ページに及ぶ記事では、家族と乗馬を楽しむ写真などが並ぶ。専門家の心理カウンセリングを受けているが、普段は料理や読書で過ごしているという。ただ、記事では監禁中のことには触れておらず、「家族の元に戻れてとても幸せ」とだけ話している。 撮影と取材に応じた理由についてジェイシーさんの代理人は、「元気になった姿を支援してくれた方々に見せたかった」と説明。本人は捜査にも積極的に協力し、裁判で証言する心構えもできているという。 娘2人は、監禁されている間は通学も許されなかったが、ジェイシーさんが勉強を教えていたらしく、2人は年齢相応の学力を備えているという。 (2009年10月16日20時06分 読売新聞) |
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