毎月一回、上野千鶴子さんに回答がまわってくる「悩みのるつぼ」を楽しみに読んでいます。
今までは、月初めの回答だったのですが、10月は最終週の昨日31日の、
朝日新聞「be」の、回答者が上野さんでした。
10月の相談者は、39歳のOL。質問は「貧乏生活で友だちもいません」。
対する、上野千鶴子さんの回答は、「壊れず」にきた自分をほめて!
「悩みのるつぼ」~働かない夫を更正させたい:
上野千鶴子さん「家長」と「主婦」を両方続けますか」(2009.10.7)
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上野千鶴子さんの「悩みのるつぼ」を紹介する前に、今朝の新聞を開いたら、
中日新聞の二面の「万機創論 政治にモノ申す」に、辛淑玉さんの大きな写真。
辛淑玉さんとは、上野さんのご縁で何度かお会いしたことがあります。
浅野さんの選挙のときは、着物の着付けをしてあげましたが、
とっても素敵な女性です。
辛さんの本はだいたい持っているのですが、なかでも7月に紹介した、
野中広務さんとの対談『差別と日本人』は、こころに残る一冊です。
歴史と向き合う~・在日『差別と日本人』
『和解のために』『対話の回路』『<民主>と<愛国>』(2009.7.8)
「一期一会」に
最後まで読んでくださってありがとう
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今までは、月初めの回答だったのですが、10月は最終週の昨日31日の、
朝日新聞「be」の、回答者が上野さんでした。
10月の相談者は、39歳のOL。質問は「貧乏生活で友だちもいません」。
対する、上野千鶴子さんの回答は、「壊れず」にきた自分をほめて!
「悩みのるつぼ」~働かない夫を更正させたい:
上野千鶴子さん「家長」と「主婦」を両方続けますか」(2009.10.7)
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上野千鶴子さんの「悩みのるつぼ」を紹介する前に、今朝の新聞を開いたら、
中日新聞の二面の「万機創論 政治にモノ申す」に、辛淑玉さんの大きな写真。
【政治】弱者の視点 明確に示して 人材育成コンサルタント 辛 淑玉さん 2009年11月1日 中日新聞朝刊 政治にモノ申す 「まだ何もかわっていない」 政権発足後、初の国会論戦に臨んでいる鳩山由紀夫首相。所信表明演説では「友愛政治」を掲げ「政治には弱い立場の人々、少数の人々の視点が尊重されなければならない」と宣言した。本当に「弱者」に温かい政治になるのか-。野中広務・元自民党幹事長との対談「差別と日本人」がベストセラーになった在日コリアン三世で、人材育成コンサルタントの辛淑玉さんに聞いた。 鳩山政権には自民党政権にない色気がある。口説けば落ちるかもしれないという色気。違う言葉で言えば不安定さ。あっちにも行くし、こっちにも行く。だから、ひょっとすると、頑張れば、こっちを向いてくれるかもしれないと思わせる。 《政権発足から間もなく五十日になる》 期待していなかったので予想通りかな。沖縄の普天間飛行場の移設問題では「県外移設」を打ち出していたのに、踏ん張れない。公立高校の無償化や私立学校に通う世帯への支援の対象に、外国籍住民の学校を入れることも、最初は政策に掲げていたのに外された。 一方、予算規模が大きくなって国債を増発するのは、他国に借金するのでなく自国の民が買うなら、不平等に税金を取られるよりまし。新しい世代のために貸し付け、次の世代が果実をもらえるなら悪いことではない。 《政治は変わったか》 少なくともマイノリティーから見ると、まだ何も変わってない。本気で変えるなら法律を変えないと。女性に対する賃金格差をしたものは罰するとか。来年の参院選で民主党が単独過半数を取れば社民党はお払い箱。それまでが民主的な方法で法律を通すチャンスだ。 《麻生太郎前首相と比べると》 世襲の政治が継承され構造的には同じ。下品な金持ちから上品な金持ちに変わったくらい。 米国でプレスリーを歌った小泉(純一郎)さん、政権を投げ出した安倍(晋三)さん、「あなたとは違う」と言って辞めていった福田(康夫)さんと、みんな品がなかった。やっと一応は格好のつく人になって、ほっとした部分はあるかも。 《鳩山政権は生活者重視を打ち出している》 自民党政権は産業で国を興していくという戦前の発想でやってきた。生活者から見て必要なものをつくり出していく考え方は、まともな資本主義の国では当たり前だ。 ただ、小泉政権以降、格差が進み、カネのある生活者とカネのない生活者がいる。生活者の前に弱者の視点をはっきり打ち出さないと。資本主義経済を維持するのであれば、政治は弱者救済でなくてはならない。自民党政権はそれを忘れた。 《鳩山政権に弱者の視点を感じるか》 亀井(静香金融相)さんの言い出した中小企業の借金返済を猶予する法案は正しい。カネを払えなくなったら、担保まで奪うというのは前近代的。いま払えないのなら、払えるようにするという発想は評価できる。 問題は政権の中に弱者と交わってきた政治家がいないこと。前原(誠司国土交通相)さんの八ッ場ダム問題の対応は典型だ。国家に翻弄(ほんろう)されてきた住民に詫(わ)び、建設中止に反対する住民を叩(たた)くのは許さないと言うべきなのに、それができない。 《鳩山政権になり、永住外国人に地方参政権を与える法律の制定が再び注目されるが》 最大の難関の一つになるだろう。これで足を引っ張られ、こける可能性もある。許さない勢力や力が日本社会には現存する。斬(き)り込むには相当の覚悟がいる。軽い感じでいくと、痛い目に遭う。その結果、民主党の一部のナショナリストが巻き返し、逆ぶれする恐れがある。 (聞き手・清水孝幸、写真・市川和宏) ----------------------------------------- しん・すご 東京都生まれ。在日コリアン3世。人材育成コンサルタント。1985年に香科舎を設立し、講演や企業内研修、人材育成のコンサルティングを行う傍ら、弱者救済や差別撤廃の活動に取り組む。神奈川県人権啓発推進会議委員。50歳。著書に「差別と日本人」「いじめるな!」「ケンカの作法」(いずれも共著)「怒らない人」「悪あがきのすすめ」など。 (2009.11.1 中日新聞) |
辛淑玉さんとは、上野さんのご縁で何度かお会いしたことがあります。
浅野さんの選挙のときは、着物の着付けをしてあげましたが、
とっても素敵な女性です。
辛さんの本はだいたい持っているのですが、なかでも7月に紹介した、
野中広務さんとの対談『差別と日本人』は、こころに残る一冊です。
歴史と向き合う~・在日『差別と日本人』
『和解のために』『対話の回路』『<民主>と<愛国>』(2009.7.8)
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