もうじき12月議会が始まるので、連れ合いは準備で大忙し。
仕事の合間に、近場でいいから紅葉を見に行きたいね、といいながら、
とりあえず、庭の紅葉を愛でています。
あざやかな赤の紅葉がうつくしいチシオモミジはもう散り始めています。
萩の黄葉と、ニシキギの紅葉。
ちょっと時間があいたので、美濃の大矢田のもみじ狩に行こうと思ったのですが、
朝から曇っていて、紅葉がきれいに見えないのであきらめかけていたら、
お昼になって、陽がさしてきました。
で、お昼ご飯を食べがてら、イチョウの紅葉が美しい雄総のゆうひがおか公園と、
メタセコイアのある長良公園まで行ってきました。
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事業仕分けも、きょうが最終日。
昨日の中日新聞の「【特報】事業仕分けに異論続出」の記事がおもしろかったのですが、
webにアップされていないので、紙面で紹介します。
中日新聞は、けさの社説でも、事業仕分けのことをとりあげています。
事業仕分け 納税者の目線を基本に(2009年11月27日 琉球新報)
社説:事業仕分け後半戦 大胆なだけでは盲点も(2009/11/25 秋田魁新報)
昨日の、毎日新聞の夕刊ワイドでは、新聞一面を使って、事業仕分けの大きな記事。
事業仕分けの現場で繰り広げられる、悲喜こもごもの攻防の臨場感がつたわってきて、
とってもおもしろいですよ。
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仕事の合間に、近場でいいから紅葉を見に行きたいね、といいながら、
とりあえず、庭の紅葉を愛でています。
あざやかな赤の紅葉がうつくしいチシオモミジはもう散り始めています。
萩の黄葉と、ニシキギの紅葉。
ちょっと時間があいたので、美濃の大矢田のもみじ狩に行こうと思ったのですが、
朝から曇っていて、紅葉がきれいに見えないのであきらめかけていたら、
お昼になって、陽がさしてきました。
で、お昼ご飯を食べがてら、イチョウの紅葉が美しい雄総のゆうひがおか公園と、
メタセコイアのある長良公園まで行ってきました。
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事業仕分けも、きょうが最終日。
昨日の中日新聞の「【特報】事業仕分けに異論続出」の記事がおもしろかったのですが、
webにアップされていないので、紙面で紹介します。
中日新聞は、けさの社説でも、事業仕分けのことをとりあげています。
【社説】事業仕分け 政権の意思が問われる 2009年11月27日 中日新聞 行政刷新会議の事業仕分けがヤマ場を迎えている。予算編成の透明化が進んだのは画期的だ。一方で、与党議員が要求側と査定側に分かれ「政権の意思」が見えにくい難点も浮かび上がった。 会場となった東京都新宿区の国立印刷局体育館には連日、多くの人々が傍聴に詰めかけている。小学生を連れた母親は「この子が『気になるニュース』を日記に書いているので、見学に来た」と語る。白熱した議論をレシーバーで聞いた女の子にとってナマの財政や政治に触れるこれ以上の機会はないに違いない。 これまでの議論を通して、霞が関の役所が配下にある独立行政法人や公益法人に多額の基金を積み立て、天下りした役人OBに高額の給料を支払っていた仕組みが明らかになった。 たとえば、食生活改善事業に農林水産省と厚生労働省が別々に法人の事業費を要求する。国民から見れば、縦割りの省庁がそれぞれのOBを養うために法人をつくっているとしか映らない。こうした構造は霞が関全体に広がっているが、実態が覆い隠されてきた。 「モデル事業」として始まった仕事が目立った成果を挙げないのに、何年たっても終了せず、実質的に恒久化されている例も経済産業省資源エネルギー庁をはじめ次々と明らかになった。一度手にした予算は翌年度以降も手放さない役所仕事の悪弊である。 今回の仕分け対象になった以外の事業でも、こうした例はたくさんあるはずだ。ことし限りにせず、来年度以降も残る事業の見直しをぜひ続けてほしい。 副大臣や政務官として政府に入った与党議員は刷新会議の仕分け人とは反対に、予算獲得を目指す発言が目立っている。要求官庁の一員として当然かもしれないが、無駄や非効率の根絶を掲げた政権を担う立場からはどうなのか。 本来は政治家が仕切るべき仕事を権限のない民間人が仕分けしている。もとはといえば、政治家が要求段階で十分に削減できなかったからだ。作業の手順や政と官、民間仕分け人の役割をあらためて見直す余地がある。 科学技術予算の削減について、ノーベル賞受賞者らが「科学技術で世界をリードする方針と整合性がない」と批判している。たしかに、どんな研究が花開くのか、費用対効果を事前に見極められない分野もある。このあたりも仕分け作業を受けて、政治が判断する領域である。 (2009.11.27 中日新聞) |
事業仕分け 納税者の目線を基本に(2009年11月27日 琉球新報)
社説:事業仕分け後半戦 大胆なだけでは盲点も(2009/11/25 秋田魁新報)
昨日の、毎日新聞の夕刊ワイドでは、新聞一面を使って、事業仕分けの大きな記事。
事業仕分けの現場で繰り広げられる、悲喜こもごもの攻防の臨場感がつたわってきて、
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特集ワイド:白熱の事業仕分け 生き生き仕分け人/手震え涙の自衛官/失笑する傍聴者 毎日新聞 2009年11月26日夕刊 連日の報道で傍聴者が詰めかけ、ネット中継もアクセス多数という行政刷新会議の事業仕分け。明日27日で最終日を迎える。どんな攻防が繰り広げられているのか、見に行った。【中山裕司】 「我々の努力が足りませんでした」。仕分け人の追及を受け、防衛省の担当者は淡々とした表情で白旗を揚げた。仕分け対象は自衛隊の募集広報。部隊や施設の公開、展示などを行う事業で、概算要求は31億円にのぼる。 仕分け人の一人、民主党参院議員の蓮舫さんは、矢継ぎ早の厳しい追及ぶりから時の人となった。仕分けを翌日に控えた23日は東京都練馬区の陸上自衛隊広報センターを視察して「(シミュレーターなどは)楽しいし、努力は分かるが、仕分け対象」と意気込みを語った。そして臨んだ24日。 広報センターの有料化は入場者の減少につながるという担当者らの主張に対し、蓮舫さんは満を持していたかのようにマイクに向かった。決然とした表情で、どこか生き生きとして見える。「有料だとお客さんが来なくなるというのは本当でしょうか。テーマパークは家族4人で1万円を超えるのに、リピーターが後を絶たない。(シミュレーターを)体感してもらうなどの工夫の余地があるんじゃないでしょうか」 担当者は「工夫の余地はあるが、民間でお客さんを呼ぶことを考えている方々のようにできるかどうか、自信はありません」と答えた。別の仕分け人が「クオリティーが低いものはタダでも売れない」と追い打ちをかける。その時、担当者から「我々の努力が足りませんでした」の言葉が出た。 「あれだけのディベート力、調査力には改めて感心しています。同じ党の議員で良かったと思います」。事業仕分けの統括役、枝野幸男衆院議員に評された蓮舫さん。追及をまだ緩めず、「先ほど『努力が足りない』とおっしゃっていましたが、この予算でどう埋めようとしているのですか」となおも追い詰める。割って入ったのは長島昭久防衛政務官。省庁の意見を代弁することが多い「評価者」の立場で参加していたが、「みなさんを説得するだけの材料はないと認めざるを得ない」と引き取ると、傍聴者席から失笑が漏れた。 結局、事業は縮減と判定された。 傍聴していた千葉県柏市の元会社員、矢口寿雄さん(64)は、判定を聞き終えると体育館の外の喫煙スペースでプカリ。「自衛隊の施設をディズニーランドのようなテーマパークと比べる仕分け人はあまりにナンセンス。事前に勉強して、質問しているようには見えなかった。説明する官僚も仕分け人を説得して、予算を確保しようという気力が感じられない。プロなんだからきっちりしてほしいね」 事業仕分けは3グループに分かれ同時進行している。24日、蓮舫さんのワーキンググループにはテレビカメラが1階に16台、2階報道席に4台入り、一挙手一投足を追った。会場はパイプ椅子に座りきれない傍聴者であふれ、一時は入場制限されるほど。音声レシーバーで議論に聴き入る人あり、官僚の表情を眺める人ありで、静かな熱気がみなぎっている。 ■ 官僚も白旗を揚げてばかりではない。17日の事業仕分けでは、こみあげる感情を必死に抑えようとする姿も見られた。 振り上げた左手が声とともに震え、目に涙を浮かべていたのは防衛省の自衛官。「1時間足らずの議論だけでカットされる。どれくらい国民の命に影響するかを今後しっかりと聞いていただきたい」 ムダありとされたのはコンピューターで部隊運用などを行う「情報システム借料、開発・改修経費のコスト削減」で、直前に2~3割の縮減と判定されていた。「我々も効率のためにシステムを統合しようとしている。自衛隊員はプリンターの消耗品を1年に1回ぐらいしか換えることができない経費しか与えられていない。にもかかわらず、2~3割カットと平気で言われることに、私個人的な意見としては非常に問題があると思いました」。会場を後にする間際、声を振り絞りながらぶちまけた。 省庁担当者のプレゼンテーション能力も判定に大きく影響しているようだ。紙に目を落としながらボソボソと口ごもる人あり、理路整然と説明する人あり。枝野さんは記者会見で「行政依存の政治が続いてきた中で、責任者がプレゼン能力を持っていなかったことが明らかになった。これが今回の意義。官僚のみなさんに一種のカルチャーショックを与えたかもしれませんが、私はそれ自体が事業仕分けの意義だと思います」と説明した。 ■ 事業仕分けは、東京・市ケ谷の国立印刷局市ケ谷センター体育館で行われている。このセンターは独立行政法人整理合理化計画を受け、財務省が来年度中に返納など何らかの方法で処分する方針。行政の無駄を省く事業仕分けを、近く処分される体育館で行うという演出だ。 事業仕分けの意義は作業の公開による透明性の確保だという。毎日新聞の世論調査でも内閣支持率(64%)を超える74%が「評価する」と回答した。ネット中継のアクセス数はピーク時2万4000件に及ぶ。 枝野さんは作業後、主にメディア向けにブリーフィングを行い、一部傍聴者も会場に残って耳を傾ける。17日には男性傍聴者も質問の手を挙げた。「受付で抽選を用意して、当日の参加者でどなたか1人をサプライズで仕分け人に加える考えはないでしょうか」。枝野さんは「大挙して押しかければ(事業の)利害関係者に当たる可能性も高くなる。ただ私的な議論では、無作為抽出した国民に判定していただいたらいい、とは言っています」とやんわりと拒否した。 ■ パフォーマンスに支配され、民間の仕分け人の権限がはっきりしない事業仕分けには批判もある。 日が落ちてひんやりとした体育館で、疲れが見える行政刷新会議の職員がつぶやいた。「確かに今の仕分けのやり方は100点満点ではないかもしれない。だけど、予算編成の公開性を進めて、納税者から見える形にした点は前進と言えるのではないでしょうか。自公政権のように族議員中心で予算を決めるのは古いんじゃないですかね」 視察した鳩山由紀夫首相は、仕分け作業の結果について「基本的に重視する。一言で簡単にひっくりかえる話ではない」と述べた。年末にまとまる来年度の予算案でその結果が出る。 毎日新聞 2009年11月26日 |
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