庭のベニシダレモミジやハナミズキの紅葉もすすんできました。
ベニシダレモミジは、春の新芽と秋の落葉の二度紅葉します。
WAN(ウイメンズ アクション ネットワーク)のヘッドラインニュースを見ていたら、
なつかしい名前を見つけました。
「石原バージさん」
長年、名古屋でフィリピン女性や在日外国人の女性たちを支援している女性です。
毎日新聞ということなので、さっそく朝刊を探したけれど、記事は出ていませんでした。
きっと愛知県版だけなのでしょう。
外国人女性の問題は地域を超えるので、こういう記事はぜひ、全国版にしてほしいです。
とはいえ、
毎日記事のリンクは、早く切れてしまうので、全文を紹介します。
わたしの願いも、
「日本人も外国のひとも差別なく互いに理解して助け合える社会」をつくることです。
読売新聞にも、在日外国人(在日コリアン)の連載記事がアップされています。
こちらも大阪本社版なので、岐阜では読むことができません。
わたしは、80年代に「定住外国人の諮問押捺拒否運動」にかかわっていたので、
在日外国人の問題には、とても関心があります。
【特集】脱北~帰国事業の果てに
在日コリアンや、その日本人妻が北朝鮮に渡った「帰国事業」が来月14日、
開始から50年を迎える。帰国者がたどった運命と脱北を巡る現状を関係者の証言で探る。
家族が危険「国を出る」<脱北1>(2009年11月20日 読売新聞)
在日の仲間に守られた<脱北2>(2009年11月21日 読売新聞)
「楽園信じ・・・」悔悟の日々<脱北3>(2009年11月22日 読売新聞)
「くるべからず」兄へ手紙<脱北4>(2009年11月23日 読売新聞)
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石原バージさんとは、2004年にフィリピン女性のアリシアさんと、
日本人男性との子どものハルちゃんを受け入れたときに知り合い、ずいぶんお世話になりました。
アリシアさんとハルちゃんと生まれた子どもは、フィリピンに帰りましたが、
その後もときどき手紙が届いていました。
いまごろ、3人は元気にどこでどうしているのだろうか、
しあわせに暮らしているだろうか、とときどき思い出します。
このときのことは、『Volo(ウォロ)』(大阪ボランティア協会)に書いて、
その文章を、上野千鶴子さんが『ことばは届くか』(岩波書店)の往復書簡のなかで、
引用してくださっています。
その出展になっている【私の市民論】は、この欄に書かれた上野さんからご指名を受けて、
なにを書くか苦しんだ末に、ことばにしたものです。
以前にもブログに書いたことがあるのですが、改めて紹介します。
30年ぶりに再会したエリちゃんは諮問押捺を拒否し、
わたしは彼女に寄り添って、わたしにできる支援運動をしました。
その後、岐阜を離れたエリちゃんと、
『市民派議員になるための本』を書いたあと、ふたたび再会しました。
彼女の願いは、
「死ぬまでに、わたしが生まれたこの国で、一度でよいから投票したい」。
彼女たちのかなしみと怒りをこころに刻んで、
わたしは「政治」にかかわり続けています。
最後まで読んでくださってありがとう
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ベニシダレモミジは、春の新芽と秋の落葉の二度紅葉します。
WAN(ウイメンズ アクション ネットワーク)のヘッドラインニュースを見ていたら、
なつかしい名前を見つけました。
「石原バージさん」
長年、名古屋でフィリピン女性や在日外国人の女性たちを支援している女性です。
毎日新聞ということなので、さっそく朝刊を探したけれど、記事は出ていませんでした。
きっと愛知県版だけなのでしょう。
外国人女性の問題は地域を超えるので、こういう記事はぜひ、全国版にしてほしいです。
とはいえ、
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この人に聞きたい:フィリピン女性ら在日外国人支援団体代表・石原バージさん/愛知 ◇外国人に門戸開いて--フィリピン女性ら在日外国人支援団体「FMC」代表・石原バージさん(49) フィリピン人女性ら外国人を支援する団体「FMC」(フィリピン人移住者センター)の代表が、フィリピン国籍の石原バージさん(49)=名古屋市瑞穂区=だ。外国人の相談に日々応じている石原さんに、FMCの活動内容や外国人の受け入れに対する思いなどを聞いた。【山口知】 --来日したきっかけを教えてください。 私が名古屋の飲食店で働いていた際に夫と知り合い、結婚してからは日本にずっと住んでいます。 --FMCを設立したのはなぜですか。 日本に来てから、フィリピン人がさまざまな問題で悩んでいることが分かりました。彼らに日本のルールを教え、少しでも助けたいという思いから設立しました。名古屋市には約7000人のフィリピン人が住んでおり、1日に5人ほどから相談があります。 --どのような相談が多いのでしょうか。 まずは家庭内暴力の問題です。夫から暴力を受けたフィリピン人女性はどこに逃げればよいのか分からないことが多く、避難用シェルターを紹介したりしています。 --他にはどんな問題がありますか。 在留資格の問題があります。法的問題の相談にのる弁護士を紹介したり、不法滞在者らが入国管理局に行く際に同行もします。 --労働問題も深刻です。 労働災害や給料支払いの問題が多く、連携している労働組合で相談にのってもらいます。 --日本人の父とフィリピン人の母の間に生まれた子どもについての相談もあるそうですね。 結婚していなくても、父親から認知された子どもは届け出だけで日本国籍を取得できます。しかし、認知してもらえない子どもが日本にもフィリピンにもたくさんいます。日本にいる子どもは在留資格を得られないこともあります。 --日本の外国人受け入れ態勢についてどう思いますか。 フィリピンは、国民の約1割が米国、香港、シンガポールなど海外で働く「出稼ぎ大国」で、看護や介護の仕事に就く人も多くいます。一方、日本では看護などの就労条件が厳しく、夜に飲食店で働くフィリピン人女性が多い。日本はもう少し外国人に門戸を開いてもよいのではないかと思います。 --FMCでは「外国人移住者」という表現を使っていますね。 私もそうですが、日本では移住者、移民が増えていると思います。今後労働力不足で日本ではますます移住者が増えていくでしょう。日本は外国人を受け入れる準備がもっと必要になるのではないでしょうか。 --日本人を対象にした活動もしているのでしょうか。 外国人を巡る問題について講演したり、大学生が問題を学びに来たりしています。日本人側の理解を深めることも大事です。 --理想の社会像を教えてください。 日本人も外国人も差別がなく互いに理解して助け合える社会です。理想に向けて頑張っていきたい。FMCが活動をやめたら、外国人の相談先がなくなってしまいますので。 ============== ■人物略歴 ◇いしはら・ばーじ フィリピン北部のイサベラ州出身。94年に来日した。夫と2人暮らしで、日本では永住権を持つ。兄弟はフィリピンのほか、米国やシンガポールなどにも住んでいる。FMCの常任スタッフは日本人、フィリピン人各3人。活動費用は寄付で賄っている。 (2009.11.23 毎日新聞) |
わたしの願いも、
「日本人も外国のひとも差別なく互いに理解して助け合える社会」をつくることです。
読売新聞にも、在日外国人(在日コリアン)の連載記事がアップされています。
こちらも大阪本社版なので、岐阜では読むことができません。
わたしは、80年代に「定住外国人の諮問押捺拒否運動」にかかわっていたので、
在日外国人の問題には、とても関心があります。
【特集】脱北~帰国事業の果てに
在日コリアンや、その日本人妻が北朝鮮に渡った「帰国事業」が来月14日、
開始から50年を迎える。帰国者がたどった運命と脱北を巡る現状を関係者の証言で探る。
家族が危険「国を出る」<脱北1>(2009年11月20日 読売新聞)
在日の仲間に守られた<脱北2>(2009年11月21日 読売新聞)
「楽園信じ・・・」悔悟の日々<脱北3>(2009年11月22日 読売新聞)
「くるべからず」兄へ手紙<脱北4>(2009年11月23日 読売新聞)
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石原バージさんとは、2004年にフィリピン女性のアリシアさんと、
日本人男性との子どものハルちゃんを受け入れたときに知り合い、ずいぶんお世話になりました。
アリシアさんとハルちゃんと生まれた子どもは、フィリピンに帰りましたが、
その後もときどき手紙が届いていました。
いまごろ、3人は元気にどこでどうしているのだろうか、
しあわせに暮らしているだろうか、とときどき思い出します。
このときのことは、『Volo(ウォロ)』(大阪ボランティア協会)に書いて、
その文章を、上野千鶴子さんが『ことばは届くか』(岩波書店)の往復書簡のなかで、
引用してくださっています。
その出展になっている【私の市民論】は、この欄に書かれた上野さんからご指名を受けて、
なにを書くか苦しんだ末に、ことばにしたものです。
以前にもブログに書いたことがあるのですが、改めて紹介します。
30年ぶりに再会したエリちゃんは諮問押捺を拒否し、
わたしは彼女に寄り添って、わたしにできる支援運動をしました。
その後、岐阜を離れたエリちゃんと、
『市民派議員になるための本』を書いたあと、ふたたび再会しました。
彼女の願いは、
「死ぬまでに、わたしが生まれたこの国で、一度でよいから投票したい」。
彼女たちのかなしみと怒りをこころに刻んで、
わたしは「政治」にかかわり続けています。
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