みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

介護人手不足 仕事に見合う賃金に/秋明菊 「ハドスペン」咲きました。

2014-09-10 16:59:12 | 花/美しいもの
ことしも、秋明菊 「ハドスペン」が咲きました。

「ハドスペン」は、9月になると毎年、
玄関から外へ出ると、すぐ目の前にある前庭で咲きます。
   
 シュウメイギクの育て方
シュウメイギクは秋の風情を感じさせる優雅な花で、切り花をはじめ、
花壇や鉢植えに広く利用されています。わが国へは古い時代に中国から入り、
京都の貴船地方に野生化したものが見られます。
これがキブネギク(Anemone hupehensis)で、本来のシュウメイギクです。
ただし、現在は類似のいくつかの種や、これらの交配種も含めて、
総称的にシュウメイギクと呼ばれています。
早春に咲くイチゲの類と同じアネモネ属の植物ですが、性質はかなり異なり、
半常緑性の大型の多年草で、地中の根は太く長く伸びて、いたるところから
不定芽を出してふえます。夏の終わりごろから花茎が伸び出し、先端にまず1輪、
そしてその両わきに1輪ずつ、さらにそのわきというように順に花を咲かせます。
花びらのように見えるのは萼片で、花弁は退化しています。
開花後は綿毛に包まれたタネが実りますが、品種によってはタネのできないものもあります。

  

  
今年は、夏のあいだ雨が多く、庭の草取りをしていないのですが、
草の中で大きくなって、丸いつぼみを結構たくさんつけています。


秋明菊のなかでは、「ハドスペン」がいちばん早咲きで、
少し遅れて白の八重が咲いてきます。

夏の花はほとんど終わりですが、
矮性百日紅(白)歯、まだ咲いています。
 
その右下には、超矮性百日紅(赤)。
 
この超矮性百日紅は、違うところに植えてあったのですが、
しだれ花桃の陰になってきたので、太陽がよく当たる所に移植したもの。

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自民党政権になって、弱者に切り捨ての政策が目立ちますが、
介護報酬改定の議論が来月から本格化するとのこと。

フタを開けてみたら、弱者切り捨てだった、ということにならないよう、
耳ざわりりのよい小手先の改革ではなく、現場の当事者である、
介護する人もされる人も納得できる制度改革をしてほしいものです。

  社説:介護人手不足 仕事に見合う賃金に
2014年9月8日 中日新聞

 二〇一五年度の介護報酬改定の議論が来月から本格化する。最大の焦点は介護職員の待遇改善だ。人手不足を解消し、これからの高齢化社会に備えるため、賃金の引き上げが必要だ。

 職員が集まらないため、介護施設や訪問介護事業所を閉鎖せざるを得ない。サービスの提供を断らなくてはならないという事態が現場では起きている。

 高齢化が進み、介護費用は膨張している。当然、担い手も増やさなければならない。制度が導入された二〇〇〇年度、五十万人だった介護職員数は、現在約三倍の百五十万人まで増えているが、需要に追いついていない。

 最大の要因が、賃金の低さだ。介護労働安定センターの調査では、労働条件の不満の上位に「仕事内容のわりに賃金が低い」ことが挙がる。

 常勤のホームヘルパー、施設職員の平均賃金は月約二十一万八千円。全産業平均よりも約十万円低い。介護職員の労働組合幹部は「せめて全産業平均並みに」と訴える。人手が足りないため、休みがとりにくいとの不満も出る。

 このため、離職率も高く、短期間で辞める人も多い。介護という仕事にやりがいや魅力を感じて入る人が多いが、将来設計が描けず、志半ばで挫折してしまう。

 介護保険からサービスに支払われる単価である介護報酬は政府が決める、いわば「公定価格」。三年に一度、改定されているが、過去二回、財政支出を減らすために引き下げられた。民主党政権は賃金四万円アップを目指したが、実現せず、制度導入当初と同水準で低迷している。

 厚生労働省は二五年度までに、今よりも百万人増員しなければならないとしている。担い手がいなければ、介護サービスを受けたくても受けられない人が出てくる。介護保険が「絵に描いた餅」になりかねない。職員の賃金や待遇の改善は急務の課題だ。

 このほか、キャリアが賃金に結び付くような仕組みづくりも重要だ。多くの職員は何年働いても賃金は上がらない。認知症高齢者のケアなどには専門的な技術やノウハウが必要になる。キャリアが評価されるようになれば、やる気も高まり、サービスの質の向上にもつながるだろう。

 政府は消費税引き上げによる税収の一部を介護職員の待遇改善に充てるとしている。国民の老後の生活を守るためにも職員の待遇改善につながる改定を求める。 


  介護度の軽い要支援者は「切り捨て」られる!?
国から自治体へ移行するサービスの弊害と課題
 
浅川澄一 [福祉ジャーナリスト(前・日本経済新聞社編集委員)]
【第8回】 2014年9月10日

要支援者向けサービスは 
介護保険制度外の方針へ


 今年6月に「地域医療・介護総合確保推進法」が成立し、それに伴う「医療」「介護」の大転換を取り上げてきた本連載。前回と前々回では、介護保険の制度改革を検証してきた。今回は、最も批判を浴びているテーマを採りあげる。要介護が軽い「要支援」高齢者が利用する訪問介護と通所介護(デイサービス)だ。費用の削減を狙って、これまでの国の一律の制度を保険者の市町村に移すことになった。効率化という「大義」によって、介護保険法に基づく全国制度の一角が崩れたと言えるだろう。

 要支援1と2の人向けのサービスは、2006年度から介護予防サービスと位置づけた。「要介護状態にならないよう」に、介護予防のためのサービスとした。要介護1~5のサービス提供が出来高方式なのに対し、包括方式を導入し、結果として訪問介護は月8回に限られるなどサービスの切り詰めになった。

 出来高方式とは、利用したサービスの利用時間と回数を積み上げて利用料金を決めるやり方。これに対して包括方式とは、利用時間に関係なくサービスの種類によってあらかじめ利用料金が決められている方式を指す。これまで出来高方式で収入を得ていた事業者は、同じサービスを提供する際に、従来の利用回数以上だと収支が取れなくなるので、結局、時間や日数に制限を設けることになった。

 介護予防訪問介護の利用者は59万5000人。543万1000人の全利用者の11%を占め、介護予防デイサービスの利用者は60万8000人でやはり11%を占める。

 利用者だけを見ると相当の人数だが、利用する費用は少ない。元々報酬が少ないからだ。介護予防訪問介護の費用は964億円。介護予防デイサービスでは1531億円となっている。7兆6000億円の全費用に対する割合は、介護予防訪問介護で1.3%、介護予防デイサービスで2.0%に過ぎない。

 介護費用の削減効果は少ないが、「軽度者向けサービスをこれからは介護保険制度から外していく」という方針を打ち出したことが重要である。今回は、原資を介護保険に依存する仕組みを残すが、いずれ切り離されるだろう。

 サービスの種類も訪問介護とデイサービスだけだが、今後、他のサービスにも広がる可能性が高い。つまり、国の制度から市町村の独自制度に完全転換を目指す将来プランを現場に示唆することに意味がありそうだ。並行して、介護保険の対象者を中重度者に絞っていくことになる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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9月9日(火)のつぶやき

2014-09-10 01:14:20 | 花/美しいもの

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東京新聞:「辺野古」強行 拒絶する名護の民意:社説・コラム(TOKYO Web) tokyo-np.co.jp/article/column…


社説 - 名護市議選―地域の意思、尊重せよ:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル t.asahi.com/6k6


社説[名護市議選]底堅い移設反対の民意 | 沖縄タイムス+プラス okinawatimes.co.jp/article.php?id… @theokinawatimesさんから


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名護市議選の民意 政府淡々「見て見ぬふり」
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 「特に世の中が大きく変わったわけではない」。名護市議選の結果が、辺野古移設に与える影響について外務省幹部は淡々と語った。

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