みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

のどに詰まりにくい餅の食べ方 小さく切って、雑煮で/餅をのどに詰まらせた! どうする? 応急手当ての方法、東京消防庁に聞きました/美味。紅まどんな

2017-12-27 18:44:49 | ほん/新聞/ニュース
名古屋のデパ地下「紅まどんな」の割引品を見つけたので買ってきました。
格安といっても、二個入りで699円。
定価は一個で500円から900円ほどですから、
超高級かんきつなのです。

傷むと元も子もないので、さっそく食べてみることにしました。
皮が薄くてむけないので、皮ごとスマイルカット。

実はゼリーのようにジューシーでとろけるよう、
めちゃ甘くて満足です。

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2017年もあと5日。
お正月にはみんなでお雑煮を食べるのですが、
わたしは食べるとかゆくなるので、もう何年も食べていません。
高齢者になったし(笑)、のどに詰まるのも嫌だし・・・。
と思っていたら、
中日新聞の間生活面に「のどに詰まりにくい餅の食べ方」の記事が出ました。

詰まった時の対策も事前にしっさておくとよいと思います。

  のどに詰まりにくい餅の食べ方 小さく切って、雑煮で
2017年12月27日 中日新聞

 正月の食といえば餅。しかし、高齢者がのどに詰まらせてしまう事故は毎年起きている。のみ込んだり、かんだりする力が弱ってくるのがその原因。とはいえ、年を重ねればだれでもその力は落ちるもの。そこで、高齢になっても餅をおいしく楽しく味わう方法を、嚥下(えんげ)障害に詳しい藤田保健衛生大病院(愛知県豊明市)リハビリテーション科医師の柴田斉子さん(47)に聞いた。
 のどの奥には、気管と食道の入り口が並んでいる。呼吸するときは気管が開いて食道が閉じるが、食べ物をのみ込むときは逆に食道が開き、気管のふたが閉じる。のど周辺の筋力が加齢などで衰えると、のみ込む力が弱まるのと同時に、こうした開け閉めもうまくいかなくなる。「そのため、食べ物が誤って気管に入りやすくなります」と柴田さんは説明する。
 高齢者は歯が少なくなっていたり、かむ力が弱まっていたりして、あまりかまずにのみ込んでしまいがち。しかし、詰まるのを防ぐには、餅をかみすぎかと思うくらいよくかんで、極力変形しやすい状態にすることが最も重要。のどを通るときも、形が変わりやすければ詰まりにくくなる。さらに、唾液を含ませて滑りを良くすれば、詰まるリスクは相当に低くなる。小さく切らず大きいままでほおばるのはもちろんご法度だ。
 調理の仕方も工夫できる。「焼くよりも、ゆでた方がやわらかくなるし、水分にくぐらせる分、滑りも良くなります」と柴田さんは言う。ゆでた餅を使った雑煮なら、汁と一緒に口にするので食べやすい。水分でむせやすい人は、汁にとろみをつけるとより安全だ。
 大根おろしと一緒に食べるのもお勧め。大根の水分で餅がやわらかくなるし、滑りも良くなる。一方、のりを巻いた焼き餅やきな粉餅は、避けたいところ。
 あごが上がると気管の入り口が広がってしまうため、食道でなく気管の方に入ってしまいやすくなる。のみ込むときはしっかりとあごを引く。高齢者が餅を食べているときは、しっかりかめるように周囲はあまり話し掛けたりせず、目を離さないようにしよう。
 嚥下食として、粘り気を抑え、やわらかくした餅も販売されている。柴田さんは「かむ力、のみ込む力が弱っている人にはあまり餅は勧められない。どうしても食べたい場合は、主治医と相談した上で嚥下食を試してほしい」と話す。
 (河郷丈史)

◆背中をたたいて吐き出させる
 東京都のほぼ全域を管轄する東京消防庁によると、管内で餅がのどに詰まって救急搬送された人は、昨年までの五年間で五百四十二人。九割が六十五歳以上の高齢者だった。月別では一月が突出しており、年間の四割近くを占めた。
 もし餅を詰まらせてしまったら、周りの人はどうすればいいか。同庁によると、声が出せなかったり、顔色が急に真っ青になったりしたら、気道がふさがれている疑いがあるのですぐに一一九番を。そして、できる限り自力でせきをさせる。難しければ、「背部叩打(こうだ)法」という異物を吐き出させる方法が有効だ。
 患者の後ろに回り、片手で胸か下あごを支えながらうつむかせる。もう片方の手のひらの付け根で、左右の肩甲骨の真ん中あたりを数回、強くたたくとよい。


東京消防庁で調べたら、
もっと詳しい説明をしている記事を見つけました。

 年末年始の救急事故をなくそう/東京消防庁 

 餅をのどに詰まらせた! どうする? 応急手当ての方法、東京消防庁に聞きました
2017年1月 1日 Jタウンネット東京 

毎年報じられる正月のおめでたくないニュースといえば、「餅をのどに詰まらせて救急搬送」というもの。東京消防庁によると、2011年から2015年までの5年間に、餅などをのどに詰まらせて562人が救急搬送されている。特に65歳以上の高齢者の事故が多く、約9割を占めている。

事故を防ぐポイントと応急手当ての方法
東京消防庁の「広報テーマ 2016年12月号」によると、餅などによる事故を防ぐポイントは4つ。
1.餅は小さく切って、食べやすい大きさにする
2.急いで飲み込まず、ゆっくりと噛んでから飲み込む
3.乳幼児や高齢者と一緒に食事をする際は、適時食事の様子を見るなど注意を払うよう心がける
4.いざという時に備え、応急手当ての方法をよく理解しておく

東京消防庁報道係の方に話を聞くと、一番大事なのは「ゆっくりと噛むこと」だと繰り返した。
万が一、餅などを詰まらせてしまった場合は大きな声で助けを呼び、119番通報とAEDの搬送を依頼、直ちに気道異物除去を始める。
軌道が塞がれていることが疑われる症状は、チョークサイン(窒息を起こし、呼吸ができなくなったことを他の人に知らせる世界共通のサイン)を出しているとき、声を出せないとき、顔色が急に真っ青になったときなどが挙げられる。

傷病者に呼びかけて反応がある場合、咳をすることが可能であれば、できる限り咳をさせる。咳もできずに窒息しているときは、年齢・性別に関係なく背部叩打法(はいぶこうだほう)を行う。
実施手順は簡単。
1.傷病者が立っているか座っている場合は、やや後方から片手で傷病者の胸もしくは下あごを支えて、うつむかせる
(傷病者が倒れている場合は、傷病者を手前に引き起こして横向きにし、自分の足で傷病者の胸を支え、片手で傷病者の顔を支える)
2.もう片方の手のひらの付け根で、傷病者の肩甲骨と肩甲骨の間を強く4~5回、迅速に叩く
3.回数にとらわれず、異物が取れるか、反応がなくなるまで続ける
呼びかけに反応がない場合または反応がなくなった場合は、直ちに心肺蘇生を開始すること、としている。
ほかにも異物を除去する方法として「ハイムリック法」が知られるが、東京消防庁報道係の方によると
「腹部を圧迫して負担をかけるため妊婦などには向かない」
という。人の命を左右する応急手当は一瞬ためらわれるかもしれないが、
「背部叩打法は誰でも簡単にできるので、応急手当ての方法として周知を進めている」
とのことだった。
備えあれば憂いなし。いざという時に備えて、頭に入れておこう。 


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  のどに詰まりにくい餅の食べ方 小さく切って、雑煮で
2017年12月27日 中日新聞

 正月の食といえば餅。しかし、高齢者がのどに詰まらせてしまう事故は毎年起きている。のみ込んだり、かんだりする力が弱ってくるのがその原因。とはいえ、年を重ねればだれでもその力は落ちるもの。そこで、高齢になっても餅をおいしく楽しく味わう方法を、嚥下(えんげ)障害に詳しい藤田保健衛生大病院(愛知県豊明市)リハビリテーション科医師の柴田斉子さん(47)に聞いた。
 のどの奥には、気管と食道の入り口が並んでいる。呼吸するときは気管が開いて食道が閉じるが、食べ物をのみ込むときは逆に食道が開き、気管のふたが閉じる。のど周辺の筋力が加齢などで衰えると、のみ込む力が弱まるのと同時に、こうした開け閉めもうまくいかなくなる。「そのため、食べ物が誤って気管に入りやすくなります」と柴田さんは説明する。
 高齢者は歯が少なくなっていたり、かむ力が弱まっていたりして、あまりかまずにのみ込んでしまいがち。しかし、詰まるのを防ぐには、餅をかみすぎかと思うくらいよくかんで、極力変形しやすい状態にすることが最も重要。のどを通るときも、形が変わりやすければ詰まりにくくなる。さらに、唾液を含ませて滑りを良くすれば、詰まるリスクは相当に低くなる。小さく切らず大きいままでほおばるのはもちろんご法度だ。
 調理の仕方も工夫できる。「焼くよりも、ゆでた方がやわらかくなるし、水分にくぐらせる分、滑りも良くなります」と柴田さんは言う。ゆでた餅を使った雑煮なら、汁と一緒に口にするので食べやすい。水分でむせやすい人は、汁にとろみをつけるとより安全だ。
 大根おろしと一緒に食べるのもお勧め。大根の水分で餅がやわらかくなるし、滑りも良くなる。一方、のりを巻いた焼き餅やきな粉餅は、避けたいところ。
 あごが上がると気管の入り口が広がってしまうため、食道でなく気管の方に入ってしまいやすくなる。のみ込むときはしっかりとあごを引く。高齢者が餅を食べているときは、しっかりかめるように周囲はあまり話し掛けたりせず、目を離さないようにしよう。
 嚥下食として、粘り気を抑え、やわらかくした餅も販売されている。柴田さんは「かむ力、のみ込む力が弱っている人にはあまり餅は勧められない。どうしても食べたい場合は、主治医と相談した上で嚥下食を試してほしい」と話す。
 (河郷丈史)

◆背中をたたいて吐き出させる
 東京都のほぼ全域を管轄する東京消防庁によると、管内で餅がのどに詰まって救急搬送された人は、昨年までの五年間で五百四十二人。九割が六十五歳以上の高齢者だった。月別では一月が突出しており、年間の四割近くを占めた。
 もし餅を詰まらせてしまったら、周りの人はどうすればいいか。同庁によると、声が出せなかったり、顔色が急に真っ青になったりしたら、気道がふさがれている疑いがあるのですぐに一一九番を。そして、できる限り自力でせきをさせる。難しければ、「背部叩打(こうだ)法」という異物を吐き出させる方法が有効だ。
 患者の後ろに回り、片手で胸か下あごを支えながらうつむかせる。もう片方の手のひらの付け根で、左右の肩甲骨の真ん中あたりを数回、強くたたくとよい。


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 餅をのどに詰まらせた! どうする? 応急手当ての方法、東京消防庁に聞きました
2017年1月 1日 Jタウンネット東京 

毎年報じられる正月のおめでたくないニュースといえば、「餅をのどに詰まらせて救急搬送」というもの。東京消防庁によると、2011年から2015年までの5年間に、餅などをのどに詰まらせて562人が救急搬送されている。特に65歳以上の高齢者の事故が多く、約9割を占めている。

事故を防ぐポイントと応急手当ての方法
東京消防庁の「広報テーマ 2016年12月号」によると、餅などによる事故を防ぐポイントは4つ。
1.餅は小さく切って、食べやすい大きさにする
2.急いで飲み込まず、ゆっくりと噛んでから飲み込む
3.乳幼児や高齢者と一緒に食事をする際は、適時食事の様子を見るなど注意を払うよう心がける
4.いざという時に備え、応急手当ての方法をよく理解しておく

東京消防庁報道係の方に話を聞くと、一番大事なのは「ゆっくりと噛むこと」だと繰り返した。
万が一、餅などを詰まらせてしまった場合は大きな声で助けを呼び、119番通報とAEDの搬送を依頼、直ちに気道異物除去を始める。
軌道が塞がれていることが疑われる症状は、チョークサイン(窒息を起こし、呼吸ができなくなったことを他の人に知らせる世界共通のサイン)を出しているとき、声を出せないとき、顔色が急に真っ青になったときなどが挙げられる。

傷病者に呼びかけて反応がある場合、咳をすることが可能であれば、できる限り咳をさせる。咳もできずに窒息しているときは、年齢・性別に関係なく背部叩打法(はいぶこうだほう)を行う。
実施手順は簡単。
1.傷病者が立っているか座っている場合は、やや後方から片手で傷病者の胸もしくは下あごを支えて、うつむかせる
(傷病者が倒れている場合は、傷病者を手前に引き起こして横向きにし、自分の足で傷病者の胸を支え、片手で傷病者の顔を支える)
2.もう片方の手のひらの付け根で、傷病者の肩甲骨と肩甲骨の間を強く4~5回、迅速に叩く
3.回数にとらわれず、異物が取れるか、反応がなくなるまで続ける
呼びかけに反応がない場合または反応がなくなった場合は、直ちに心肺蘇生を開始すること、としている。
ほかにも異物を除去する方法として「ハイムリック法」が知られるが、東京消防庁報道係の方によると
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  のどに詰まりにくい餅の食べ方 小さく切って、雑煮で
2017年12月27日 中日新聞

 正月の食といえば餅。しかし、高齢者がのどに詰まらせてしまう事故は毎年起きている。のみ込んだり、かんだりする力が弱ってくるのがその原因。とはいえ、年を重ねればだれでもその力は落ちるもの。そこで、高齢になっても餅をおいしく楽しく味わう方法を、嚥下(えんげ)障害に詳しい藤田保健衛生大病院(愛知県豊明市)リハビリテーション科医師の柴田斉子さん(47)に聞いた。
 のどの奥には、気管と食道の入り口が並んでいる。呼吸するときは気管が開いて食道が閉じるが、食べ物をのみ込むときは逆に食道が開き、気管のふたが閉じる。のど周辺の筋力が加齢などで衰えると、のみ込む力が弱まるのと同時に、こうした開け閉めもうまくいかなくなる。「そのため、食べ物が誤って気管に入りやすくなります」と柴田さんは説明する。
 高齢者は歯が少なくなっていたり、かむ力が弱まっていたりして、あまりかまずにのみ込んでしまいがち。しかし、詰まるのを防ぐには、餅をかみすぎかと思うくらいよくかんで、極力変形しやすい状態にすることが最も重要。のどを通るときも、形が変わりやすければ詰まりにくくなる。さらに、唾液を含ませて滑りを良くすれば、詰まるリスクは相当に低くなる。小さく切らず大きいままでほおばるのはもちろんご法度だ。
 調理の仕方も工夫できる。「焼くよりも、ゆでた方がやわらかくなるし、水分にくぐらせる分、滑りも良くなります」と柴田さんは言う。ゆでた餅を使った雑煮なら、汁と一緒に口にするので食べやすい。水分でむせやすい人は、汁にとろみをつけるとより安全だ。
 大根おろしと一緒に食べるのもお勧め。大根の水分で餅がやわらかくなるし、滑りも良くなる。一方、のりを巻いた焼き餅やきな粉餅は、避けたいところ。
 あごが上がると気管の入り口が広がってしまうため、食道でなく気管の方に入ってしまいやすくなる。のみ込むときはしっかりとあごを引く。高齢者が餅を食べているときは、しっかりかめるように周囲はあまり話し掛けたりせず、目を離さないようにしよう。
 嚥下食として、粘り気を抑え、やわらかくした餅も販売されている。柴田さんは「かむ力、のみ込む力が弱っている人にはあまり餅は勧められない。どうしても食べたい場合は、主治医と相談した上で嚥下食を試してほしい」と話す。
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 東京都のほぼ全域を管轄する東京消防庁によると、管内で餅がのどに詰まって救急搬送された人は、昨年までの五年間で五百四十二人。九割が六十五歳以上の高齢者だった。月別では一月が突出しており、年間の四割近くを占めた。
 もし餅を詰まらせてしまったら、周りの人はどうすればいいか。同庁によると、声が出せなかったり、顔色が急に真っ青になったりしたら、気道がふさがれている疑いがあるのですぐに一一九番を。そして、できる限り自力でせきをさせる。難しければ、「背部叩打(こうだ)法」という異物を吐き出させる方法が有効だ。
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 餅をのどに詰まらせた! どうする? 応急手当ての方法、東京消防庁に聞きました
2017年1月 1日 Jタウンネット東京 

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事故を防ぐポイントと応急手当ての方法
東京消防庁の「広報テーマ 2016年12月号」によると、餅などによる事故を防ぐポイントは4つ。
1.餅は小さく切って、食べやすい大きさにする
2.急いで飲み込まず、ゆっくりと噛んでから飲み込む
3.乳幼児や高齢者と一緒に食事をする際は、適時食事の様子を見るなど注意を払うよう心がける
4.いざという時に備え、応急手当ての方法をよく理解しておく

東京消防庁報道係の方に話を聞くと、一番大事なのは「ゆっくりと噛むこと」だと繰り返した。
万が一、餅などを詰まらせてしまった場合は大きな声で助けを呼び、119番通報とAEDの搬送を依頼、直ちに気道異物除去を始める。
軌道が塞がれていることが疑われる症状は、チョークサイン(窒息を起こし、呼吸ができなくなったことを他の人に知らせる世界共通のサイン)を出しているとき、声を出せないとき、顔色が急に真っ青になったときなどが挙げられる。

傷病者に呼びかけて反応がある場合、咳をすることが可能であれば、できる限り咳をさせる。咳もできずに窒息しているときは、年齢・性別に関係なく背部叩打法(はいぶこうだほう)を行う。
実施手順は簡単。
1.傷病者が立っているか座っている場合は、やや後方から片手で傷病者の胸もしくは下あごを支えて、うつむかせる
(傷病者が倒れている場合は、傷病者を手前に引き起こして横向きにし、自分の足で傷病者の胸を支え、片手で傷病者の顔を支える)
2.もう片方の手のひらの付け根で、傷病者の肩甲骨と肩甲骨の間を強く4~5回、迅速に叩く
3.回数にとらわれず、異物が取れるか、反応がなくなるまで続ける
呼びかけに反応がない場合または反応がなくなった場合は、直ちに心肺蘇生を開始すること、としている。
ほかにも異物を除去する方法として「ハイムリック法」が知られるが、東京消防庁報道係の方によると
「腹部を圧迫して負担をかけるため妊婦などには向かない」
という。人の命を左右する応急手当は一瞬ためらわれるかもしれないが、
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2017年12月27日 中日新聞

 正月の食といえば餅。しかし、高齢者がのどに詰まらせてしまう事故は毎年起きている。のみ込んだり、かんだりする力が弱ってくるのがその原因。とはいえ、年を重ねればだれでもその力は落ちるもの。そこで、高齢になっても餅をおいしく楽しく味わう方法を、嚥下(えんげ)障害に詳しい藤田保健衛生大病院(愛知県豊明市)リハビリテーション科医師の柴田斉子さん(47)に聞いた。
 のどの奥には、気管と食道の入り口が並んでいる。呼吸するときは気管が開いて食道が閉じるが、食べ物をのみ込むときは逆に食道が開き、気管のふたが閉じる。のど周辺の筋力が加齢などで衰えると、のみ込む力が弱まるのと同時に、こうした開け閉めもうまくいかなくなる。「そのため、食べ物が誤って気管に入りやすくなります」と柴田さんは説明する。
 高齢者は歯が少なくなっていたり、かむ力が弱まっていたりして、あまりかまずにのみ込んでしまいがち。しかし、詰まるのを防ぐには、餅をかみすぎかと思うくらいよくかんで、極力変形しやすい状態にすることが最も重要。のどを通るときも、形が変わりやすければ詰まりにくくなる。さらに、唾液を含ませて滑りを良くすれば、詰まるリスクは相当に低くなる。小さく切らず大きいままでほおばるのはもちろんご法度だ。
 調理の仕方も工夫できる。「焼くよりも、ゆでた方がやわらかくなるし、水分にくぐらせる分、滑りも良くなります」と柴田さんは言う。ゆでた餅を使った雑煮なら、汁と一緒に口にするので食べやすい。水分でむせやすい人は、汁にとろみをつけるとより安全だ。
 大根おろしと一緒に食べるのもお勧め。大根の水分で餅がやわらかくなるし、滑りも良くなる。一方、のりを巻いた焼き餅やきな粉餅は、避けたいところ。
 あごが上がると気管の入り口が広がってしまうため、食道でなく気管の方に入ってしまいやすくなる。のみ込むときはしっかりとあごを引く。高齢者が餅を食べているときは、しっかりかめるように周囲はあまり話し掛けたりせず、目を離さないようにしよう。
 嚥下食として、粘り気を抑え、やわらかくした餅も販売されている。柴田さんは「かむ力、のみ込む力が弱っている人にはあまり餅は勧められない。どうしても食べたい場合は、主治医と相談した上で嚥下食を試してほしい」と話す。
 (河郷丈史)

◆背中をたたいて吐き出させる
 東京都のほぼ全域を管轄する東京消防庁によると、管内で餅がのどに詰まって救急搬送された人は、昨年までの五年間で五百四十二人。九割が六十五歳以上の高齢者だった。月別では一月が突出しており、年間の四割近くを占めた。
 もし餅を詰まらせてしまったら、周りの人はどうすればいいか。同庁によると、声が出せなかったり、顔色が急に真っ青になったりしたら、気道がふさがれている疑いがあるのですぐに一一九番を。そして、できる限り自力でせきをさせる。難しければ、「背部叩打(こうだ)法」という異物を吐き出させる方法が有効だ。
 患者の後ろに回り、片手で胸か下あごを支えながらうつむかせる。もう片方の手のひらの付け根で、左右の肩甲骨の真ん中あたりを数回、強くたたくとよい。


東京消防庁で調べたら、
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 年末年始の救急事故をなくそう/東京消防庁 

 餅をのどに詰まらせた! どうする? 応急手当ての方法、東京消防庁に聞きました
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毎年報じられる正月のおめでたくないニュースといえば、「餅をのどに詰まらせて救急搬送」というもの。東京消防庁によると、2011年から2015年までの5年間に、餅などをのどに詰まらせて562人が救急搬送されている。特に65歳以上の高齢者の事故が多く、約9割を占めている。

事故を防ぐポイントと応急手当ての方法
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1.餅は小さく切って、食べやすい大きさにする
2.急いで飲み込まず、ゆっくりと噛んでから飲み込む
3.乳幼児や高齢者と一緒に食事をする際は、適時食事の様子を見るなど注意を払うよう心がける
4.いざという時に備え、応急手当ての方法をよく理解しておく

東京消防庁報道係の方に話を聞くと、一番大事なのは「ゆっくりと噛むこと」だと繰り返した。
万が一、餅などを詰まらせてしまった場合は大きな声で助けを呼び、119番通報とAEDの搬送を依頼、直ちに気道異物除去を始める。
軌道が塞がれていることが疑われる症状は、チョークサイン(窒息を起こし、呼吸ができなくなったことを他の人に知らせる世界共通のサイン)を出しているとき、声を出せないとき、顔色が急に真っ青になったときなどが挙げられる。

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実施手順は簡単。
1.傷病者が立っているか座っている場合は、やや後方から片手で傷病者の胸もしくは下あごを支えて、うつむかせる
(傷病者が倒れている場合は、傷病者を手前に引き起こして横向きにし、自分の足で傷病者の胸を支え、片手で傷病者の顔を支える)
2.もう片方の手のひらの付け根で、傷病者の肩甲骨と肩甲骨の間を強く4~5回、迅速に叩く
3.回数にとらわれず、異物が取れるか、反応がなくなるまで続ける
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12月26日(火)のつぶやき

2017-12-27 02:03:54 | 花/美しいもの
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