熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

代理人研修会

2007-06-04 23:06:47 | Weblog
各企業で、名称、開催形式は異なりますが、代理人(特許事務所)に対する研修会を開催していることと思います。
私が勤務する企業でも毎年1回開催しています。私が知財部門へ異動した15年前に、すでに開催していましたので、かなり古い時期から開催されています。
その当時は、午後6時ごろから都内のパーテイルームで、立食形式で開催されており、「代理人懇親会」という名称でした。文字通り、企業の知財部門と代理人との懇親会です。
この形式が3年ほど続きましたが、他部門から懇親目的だけでパーテイを開催するのは好ましくないという意見が多く出されました。この背景には、企業の担当者と取引企業担当者との癒着を防ぐ狙いもあったと思われます。
その結果、「代理人研修会」と名称を変更し、午後5時から1時間「企業の知財戦略(そんな立派なものではなかったですが)、知財方針」を説明し、その後懇親会に移行するという形式になりました。しかし、この変更は余りにも部分的な変更のため、他部門の理解は得られず、1年で取りやめとなりました。
その後、「企業の知財戦略・知財方針の説明」に「明細書作成基準、外国出願時の留意点等の実務研修」を加え、4時間程度の研修に変更し、その後懇親会に移行することにしました。金曜日の午後から開始して土曜日の朝に解散する1泊の研修会で、開催場所が伊豆箱根方面であることからゴルフ好きにはたまらない研修会でした。
この形式が最も長く続きましたが、3年前に、知財部門、特許事務所の若手から、土曜日の半日が拘束されるのに反対する意見が多く出され、現在の形式に変更されました。
現在は、金曜日の午後、企業の本社又は事業所で4時間の研修と2時間程の懇親会の形式で開催されています。この形式もいつかは変更されるのでしょう。
代理人研修会が、どの程度効果があるのか、私には分かりません。
本当に効果があるのでしょうか?


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コメント (2)
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