熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

広島原爆の日

2010-08-06 20:33:06 | Weblog
広島は6日、被爆から65年の「原爆の日」を迎えました。

広島市の平和記念公園で平和記念式があり、原爆を投下した米国や核兵器を保有する英仏両国の代表が初めて参列しました。
参列は遅いような気がしますが、核廃絶へ向けた第一歩ですね。

核保有国のロシアも含め過去最多となる74カ国の代表が集い、核廃絶に向けた国際機運の高まりを象徴する式典となりました。

潘基文・国連事務総長も初参列しました。
国連事務総長が初めての参列ということにビックリしました。
核を保有している国連安全保障理事国に遠慮したのではと思われますが、核廃絶の先頭に立つ国連が、これでは困りますね。

今回の平和記念式典への米国大使の派遣に、原爆を投下したエノラゲイのパイロットの息子が不満を漏らしているそうです。

彼の話によると、「父親の原爆投下で世界大戦を早期に終結することができ、多数の生命を守ったのだから、原爆投下は正しい行為だ」と言うことらしいのですが、とんでもない話ですね。
目的のためには手段を選ばず、という米国の弱肉強食の考え方が良く出ています。

米国とは、少し距離を置いて付き合った方が良いですね。

広島の平和記念式典に参加したことはありませんが、毎年、テレビの前で黙とうすることにしています。

尊い犠牲を無駄にしてはいけません。

核廃絶に向けて私も努力していきたいと思います。




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猫がいっぱい

2010-08-05 20:16:28 | Weblog
健康のために、毎日1時間程ウォーキングをしています。

夏の間は、暑さを避けて、夕食後の午後7時過ぎから始めることにしています。
先日のブログにも書きましたが、夜のウォーキングの楽しみは、猫・飛行機・星を見つけることです。

その楽しみの一つの猫数えをしていると、常連猫が集っている猫横丁に行く前に、今日は、10匹の猫が姿を見せてくれました。
この時点で、今までの最高発見記録である9匹を越えました。

やがて猫横丁に入ると、常連猫が姿を見せてくれます。
もちろんマイケルも。

この日は、なぜか常連猫の出没が少なく、結局、合計14匹でした。

それでも最高記録を大きく更新しました。
この記録は、当分破られることはないでしょう。

それにしても猫の多い日でした。
定例会議でもあったのか、熱帯夜に嫌気をさして夜遊びを始めたのか、猫語が話せないので、正確な理由は分かりません。

そうそう、この日は、バット(蝙蝠)も大量に姿を見せてくれました。

ウォーキングの楽しみが、また一つ増えました(バット数え)。




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論文作成

2010-08-04 22:35:47 | Weblog
職務発明における相当の対価に関する論文草案を作成しました。
具体的には、自己実施における「使用者等が受けるべき利益」の算定方法についてです。

企業における職務発明の対価算定で、実務的に悩ましいのが、自己実施の場合の対価算定方法です。

職務発明にかかる特許権の排他的効果に基づく利益がどの程度かを算定する必要がありますが、これが難しく、裁判でも明確な算定方法は述べられていません。

今回作成した論文は、最近の裁判例を分析して、実務的に困難な自己実施における対価算定方法を提案したものです。

私の提案した算定方法が企業で実務を担当している方達のお役にたてれば嬉しいのですが。

とにもかくにも、一応論文草案の作成が終了しましたので、あと1日かけて草案の内容、誤字脱字等をチェックする予定です。

できれば、今週中に論文を投稿したいですね。

さあ、あとひと踏ん張りです。



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101歳の医師

2010-08-03 09:50:43 | Weblog
報道ステーションの特集で、「中国に生きる101歳の日本人医師 」を放送していました。

素晴らしい日本人がいると、感動を覚えました。

この方、山崎さんは、中国・山東省で約60年間、診察を続けています。
山崎さんは、日中戦争が始まった1937年に、歩兵連隊の一員として中国に渡りましたが、戦争の残酷さを目の当たりにして脱走を決意します。

その後は、物乞いをしながら生き延びました。
終戦後、戦争への後悔と日本人の自分に食べ物を与えてくれた中国人に恩返しがしたいと医師になることを決心し、数年に及ぶ猛勉強の末、山崎さんは医師になり、小さな診療所を開設しました。

文化大革命等で迫害を受けるなどつらい時代もありましたが、貧しい患者から治療費を取らず、奉仕の心と医師としての技術が認められ、現在は、“世を救う100歳の神の医師”と呼ばれています。

戦後65年、激動の中国でただ一心にその身を捧げてきた山崎さん、亡くなった後の自分の体は献体するそうです。
徹底的に中国に尽くすその姿勢、日本人の一人として頭が下がります。

大臣、政治家、官僚、企業の経営者等が勲章をもらって得意顔をしていますが、人間的には山崎さんの方が格段に上ですね。
本当に素晴らしい人は、一般人に多くいるということが良くわかりました。

勲章を辞退するような人間にならないといけませんね。

報道ステーションも、なかなか良い番組を放送しますね。
ねじれ国会のドタバタや政局を報道するよりは、このような良質の特集を組んで欲しいものです。

他のテレビ局にも期待したいのですが、無理でしょうね。



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講演会タイトル・目次・概要

2010-08-02 20:24:37 | Weblog
10月中旬に開催される「M&Aと技術・知的財産との関係」についての講演会のタイトル・プログラム目次・講演概要を作成し、主催者に送付しました。

講演会のタイトル・プログラム目次・講演概要は、いわゆるパンフレットに掲載される講演のPR内容で、講演参加者人数に大きく影響を与える、大変重要なものです。

講演の内容をそのまま記載したのでは、地に足が付いた地道な内容ですが、PR効果は低くなります。

反対に思いっきりジャンプした内容を記載すると、PR効果は大きいのですが、パンフレットと講演内容が大きく相違する、いわゆる地に足が付かない講演となり、受講者の信頼を裏切ることになります。

結局、背伸びをする程度の内容を記載するのが、PR効果が大きく、かつ、講演内容との相違が少ない、地に足が付いた、妥当な内容だと思われます。

私も、講演のタイトル・目次・概要を記載するときは、少し背伸びをしたものを記載することにしています。

講演本番まで、2カ月半ほどありますので、パンフレットに記載した内容に限りなく近づく資料を作成することは、それほど難しくはありません。

できれば、受講者の期待を良い意味で裏切る内容の講演をしたいですね。

そのためには、一に準備、二に準備、三・四がなくて、五に準備です。




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七十従心

2010-08-01 20:43:56 | Weblog
久しぶりに孔子の論語を読みました。

「吾十有五にして学に志し(志学)、三十にして立ち(而立)、四十にして惑わず(不惑)、五十にして天命を知る(知命)。六十にして耳順(したが)い(耳順)、七十にして心の欲する所に従いて矩(のり)を踰(こ)えず(従心)」(孔子)

孔子はこの言葉によって、10代の少年には「志学(しがく)」、30歳前後の世代には「而立(じりつ)」、40歳前後の壮年層には「不惑(ふわく)」、50歳前後の実年層には「知命(ちめい)」、60代の老年層には「耳順(じじゅん)」、70代には「従心(じゅうしん)」という生き方の規範を示しました。

驚くべきは、「七十従心」という言葉です。
これは、「七十にして心の欲する所に従えども、矩をこえず」、すなわち、70才になって、自分の欲望の赴くままにしていても、社会的な倫理規範を外れることはない、というのです。

私は、70歳までまだ間がありますが、自分の心の欲するままに生きて、なおかつ社会的倫理規範を外れないというのは、とても自信がありませんね。

まだまだ欲望の塊みたいな自分を反省するばかりです。

孔子と私を比較しても仕方がないことなのですが、あまりにも偉大な先人の姿に足がすくむ思いです。

七十従心を目標に、日々是精進です。




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