カンゾウの花が開いた。雪解けのころ、新芽をカミソリバといって摘んで食べたが、それから4ヶ月でこんな立派な花になる。八重咲きのものを薮カンゾウ、一重の花は野カンゾウである。ユリ科の花で、この花が咲くと、高山で日光キスゲの花が咲くのをつい想像してしまう。別名忘れ草ともいうが、花を美しさにみとれて憂いを忘れさせてくれる花ということらしい。
萱草は随分暑き花の色 荷 兮
このところ、農作業が忙しく、ついウォーキングなど、運動から遠ざかっている。一念発起して悠創の丘へまで歩いてきた。朝、霧がたちこめ、遠くまでの見通しはないが、歩くにはもってこいの陽気である。途中、コンビにの駐車場に猫がいた。妙に人懐っこく、カメラを向けると興味を示して近寄ってくる。以前飼っていた猫のことを思い出す。
手を出して頭をなでると、たちまちじゃれ付いてきた。猫と戯れる朝の散歩であった。
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