雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

正月は お寿司 自然は可笑し

2016-01-20 11:13:35 | 草花

「コウライテンナンショウ 自然派お寿司」

冬はカメラの対象物が少なくてさみしくなります。

街路樹として植えられているナナカマドの実は、昨年暮れはあまり実を付けていません。一昨年はたわわに実をつけていたのにと思いながら実を眺めています。

ナナカマドの赤い実に降り積もった雪は、赤ら顔した小人にさえ見えます。「ナナカマド 赤ら顔して 雪帽子」

この冬は野山に木の実も少なかったのでしょうか 先日の大雪の朝ムクドリがナナカマドの実をついばみに来ていました。

野鳥はこのごろ用心深くなり、カメラを向けるとさっと飛び去って行きます。このムクドリも同じで、ナナカマドの赤い実とムクドリのコラボレーション姿はカメラに納めることができませんでした。

年の暮れから今年の1月15日まで、これと言って雪が降らなかったせいでしょうか、ナナカマドの実がむき出しの日々で、もうすでに柔らかく(うんで)なり、ムクドリたちの餌になっているのでした。例年だと2月後半頃に、小鳥たちが群れて食べに来るのに、今年は自然界に異常が起きているようにさえ思われます。

★さて表題の「自然派お寿司ですが」、昨年の秋に自然豊かな日高路の森に入りました。そこで、なんと可愛しらしい「自然派お寿司」に出会い、さっそくモデルになってもらいました。

 

                         こちらの写真はユキザサの実です。秋が進むと実は赤くなります。

本格的な秋の手前の頃で、コウライテンナンショウの実が赤と緑を織り交ぜて実ってました。「これってかわいんじゃない」とラビ妻と競って撮影したのです。コウライテンナンショウは元来食べられない植物ですが、アイヌはこの植物の根茎を食したと言います。しかし根の中心部には毒性が強く、それ取り除いて食べたらしいのです。

お寿司の様に見えるコウライテンナンショウの姿は面白みがありますが、現在は人は手に取ると気持ち悪いらしく、誰も取ることなく野に残りますので、赤い実は野山を散策する人の心を和ませてくれています。

2015・9・5日 カムイラビット撮影

今までにもいろいろなコウライテンナンショウの実を見ていますが、海苔巻き姿の実を見たのは始めてです。

野山を散策すると愉快な体験をすることもあるのです。


「モーリス」さんは どこに居るの? 藻岩山キャラクター

2016-01-18 14:57:27 | 紹介

「モーリスは 冬眠するの」

シマリスとエゾリスは冬眠するのでしょうか? そして、ナキウサギとモーリスさんはどうでしょうか。

答えは「シマリス」だけは冬眠し、あとのエゾリスもナキウサギもモーリスさんも冬眠しません。

冬眠しないエゾリスやナキウサギ、モーリスはせっせと秋に餌を蓄えます。冬に山や林は一面雪に覆われるので、餌集めに秋は大忙しです。エゾリスはクルミやドングリの実を地面に埋めたり、ナキウサギは草をせっせと岩穴の巣に運び込みます。

エゾリスの冬の餌集めはクルミやカシワ(ドングリ)にとってありがたい行為で、自分の生息地を広めるてもらうことにつながっているのです。エゾリスは忙しいので、隠しておいた木の実の場所を忘れることも多く、植物(クルミやドングリ)の植生範囲拡大の手伝いをしてくれているのです。

★「モーリスさん」は藻岩山(札幌市南区)に住むという架空のリスで、鳴き方が「モー」と鳴くので、「モーリス」と呼ぶのだそうで、この鳴き方から「モーリス」と名付けられました。モーリスは観光客を招いてエネルギーをもらい冬を過ごしています。

 藻岩山には結構多くのエゾリスが居ますが、これらはモーリスとは呼びません。

★ナキウサギは山岳に住む小型の動物で、リスの様にも見えますが、高山性のウサギです。北海道の屋根と言われる大雪山の岩場に居ますが、藻岩山のような低い山には住んでいません。美瑛の十勝岳の瓦礫地にてナキウサギに出会い、感激したことがあります。餌を巣に運び入れる姿や、独特の「チェツ・チェッ」という鳴き声が周りから聞こえていた光景は何時になっても頭から離れません。

この時は倍率の低い150ミリのカメラしか持ち合わせていませんでしたので、自分の作品としては一枚もありません。吹上温泉(上富良野町)で知り合ったカメラマンの浦上氏に案内していただきました。後に、車に乗せてもらったとして、お礼にと4切りの作品をいただきました。

エゾリスは札幌でも多くの撮影場所があるらしく、多くの人が作品として残しています。今から思うと可哀想な事をしたと思うのですが、沢山の大人、子供に追い詰められ命を落としたエゾリスの剥製を頼まれて、剥製にしたことがありますが、今ではむかしみたいなことはまず見られないことです。

★ 1月19、20日には北海道も大雪になるとかニュースで流れています。今日18日は嵐の前の静けさと言うか静かな一日です、また、15日、16日の雪の多さは何だったんだろうと思うほどです。昨日17日(日)は野生の動物映画「シーズンズ」を見た後、藻岩山にKさんと三人でケーブルで登りました。生憎曇りで寒い日でしたので天空からの札幌市街は見えませんでした。

明日からの大雪に、今から戦々恐々としています。

 

 

 

 

 

 


「キハダ」の黄肌は黄色

2016-01-16 20:15:03 | 樹木

「キハダの黄肌は黄色」

キハダ(ミカン科キハダ属)

キハダの名前は覚えやすく、多くの人に知られていました。街の道脇で何やら黄色の木片を売っているおばさんが居てこの木片が胃腸薬になるのだと聞いていました。札幌に来ても二条市場で売っていたのを見たことがあります。

我が家では子供もたくさんいたのに、皆が健康であったためにキハダを買ってきて薬用にしたことはありませんでした。未だにキハダの効用を話では聞くものの身を持って体験していないのです。

薬用部分は外側の皮の部分を取り除き、黄色い樹皮部分で、この黄色の樹皮部分を見ると、これはキハダの木であることがはっきりします。他の木はこれほど明らかに黄色の樹皮部分があるのは見当たりません。

素人目には成木を見ている限りではなかなかキハダであると区別できず、樹皮をけづってようやく区別がつきます。

薬効は養性薬で病気を予防し、虚弱身体を強くすると言われます。煎じて服用すると喘息や風邪、胃痛、痔に効いたそうです。

また、キハダの実はアイヌも食材として使いました。果実を採取し乾かしたブクサと煮込んで食べました。

★落葉広葉樹で、木は20mほどの高木となり、他の木と混成します。成木では樹皮は灰黒色あるいは黒褐色で、縦にやや深い溝があります。時に網目状、老木ではコルク層が発達して樹皮が隆起します。

 

 


ビタミンソング 元気を与えてくれる歌 

2016-01-14 20:33:56 | 紹介

「ビタミンソング」

紋別市出身の歌手の山岸さんから、彼女の歌のCDを10枚買い入れました。彼女は札幌市内で歌手活動されている方で、彼女のCD(歌)を聞いて癌にかかっているお父さんが元気になったと言います。その話を本人から聞いて、病院で同室であった癌にかかっていた病院友達に送っりたいと思ったからでした。

歌(音楽)が病に役に立つという事は前々から聞いては居たのですが、目の当たりに聞いたのは始めてでした。元気の出る歌は人それぞれに違うかも知れませんが、彼女の歌が彼女の父親に元気を与えていたのは間違いありません。

カムイラビットには元気が出る歌には、NHKの朝ドラの歌がビタミンソングになっています。何せ気に入った朝ドラは日に三度は見る(聞く)のですから、朝ドラソングは元気づけられています。

今、放送されている「あさが来た」のテーマソング「365日の紙飛行機」は気持ちよく心地よく心に響きます、どの歌い手が歌っていたのかとテレビで見ることを楽しみにしていましたが、昨年のNHK紅白歌合戦で始めて見る事が出来ました。

〇〇48と言われますが、48にはいろいろチームあるようですので、私には区別がまったくつきませんが、若い彼女たちの歌は爽やかで、私にビタミンを与えてくれてビタミンソングななっています。

ビタミンソングの代表格の一つが「ドリームズ・カム・トゥルー」の「何度でも」がそうだそうです。十勝管内池田町出身の吉田美和さんのこの歌は<10000回駄目でへとへとになっても/10001回目は変わるかもしれない>と歌います。ドリカムは最後にと歌い上げます。持続的な繰り返しが明日には成功すると聞こえます。

ラビ妻は吉田美和さんを美和ちゃんと親し気に呼びます。カムイラビットは池田町に10年間住んでいて、池田町で結婚しました。上の子の学年と美和さんが近かったので、心からドリカムのファンなので、美和さんは美和ちゃんなのです。

今朝もNHKのラジオで何か聞きやすい音楽が流れてきていましたが、最後にドリカムの歌であったと知りました。元気の出る歌は朝にぴったりです。

その人にぴったりの刺激物がビタミン〇〇なのです。山が好きな人は山登りがビタミンであり、ある歌手が好きで好きでたまらない人はその人がビタミン〇〇なのです。

カムイラビットは2年間十勝・足寄町に住みましたが、歌手の松山千春はこの町出身で、身近に感じる歌手です。この歌手によって人生が変わったという人が、ラビ妻の友達にいて、松山千春のおっかけを今でも続けてられます。

彼女は松山千春の歌のおかげで人生が救われた。救われていると常日頃から話してられます。


北海道教職員美術作品展 あっという間に終わる

2016-01-13 22:19:37 | 記録

「北海道教職員美術展」

毎年一月に開かれる「北海道教職員美術展」に今年も見に出かけました。今年も一月に行われ1月13日(今日)で終わりました。開催場所は札幌・市民ギャラリーで、絵画、書、彫塑、写真など美術全般です。

 

私も現役の教員時代から続けて写真の部に出品していたものなので、退職してからもこの美術展を見逃さないようにして、毎年楽しみにして夫婦で見に行っています。入場無料なので気楽に楽しめます。車置き場を考えなくてはいけないのですが、近くの日本清酒の酒ミュウジアムの駐車場(有料)を使用します。

 

どの部も同じですが、展示される作品はふるいに掛けられ、入選以上のものが展示されます。写真展に応募して居ましたが、油断して出品(審査員の思考に合わないと)すると入選しないこともあるのです。展示された作品は収録本に納められ、入選者に送られてきます。勿論入賞記念メタルも戴けます。

  

地方に居た時からこの1月に行われる美術展は必ず見にきていました。

カムイラビットが北海道立池田高等学校高校の教職に就いた当時からこの美術展が行われていますので、古い歴史のある美術展です。

 

むかしは気合の入った作品が多かったように思いますが、今年気がついて見ると、招待作家さんの作品が多く、先生たちも忙しくなったせいでしょうかね、現役の先生方の出品数が少なくなったように思います。

北海道教職員と言っても、小学校から大学までの教職員ですので幅広さがあります。特に書道は素晴らしい作品が出されています。

当日は同じ会場で全道学生書道展も開かれていて、一階、二階の会場全体が展示され、親子で、先生と学生で書道展を見に来ていました。学生の作品は特選のみの展示です。

今年はもう展示は終わりましたので、来年には見にお出かけください。

 


札幌市新成人 1万8047人分の10人に会いました

2016-01-12 14:15:26 | 記録

「札幌市新成人 1万8047人門出」

昨年もそうでしたが、今年も成人の日(1月11日)に街(札幌市)まで出る事が出来ました。昨年は雪が降る中の大変な日でしたが、今年は雪のない平穏な日でした。

成人の日に街に出ると、成人式を終えた振り袖姿のお嬢さんに出会えて、気持ちがなごみました。振り袖姿には希望が満ちています。二十歳という若さ、着飾った着物姿は美しく、カムイラビットにはまばゆく映りました。

写真展を見た帰りで、地下歩行空間(チカホ)を歩く時間が遅かったので、新成人の着物姿はまばらでした。

昨年も雪降る中の着物姿の新成人をブログで流しましたが、今年は丸井今井さんの前ですれ違った振り袖姿の新成人の方の写真を撮らせていただきました。美しく着飾った女性は気安く写真を撮らせてくれます。

今までに、可愛らしい女性に声をかけ、写真撮影を断られたことはありません。ラビ妻が言います。「成人の日に写真を撮らせてと言われた事は、何年たっても思い出として残るでしょうね」と言っています。同じ感想をカムイラビットも持ちました。

札幌市の新成人は今年1万8047人でその中の10人に話しかけることができたのです。豊平区の成人式は札幌・市民ホールで行われたと聞きました。この日 誓い新たに希望を胸に門出したことでしょう。

★総務省によると1月1日現在で20歳は121万人だそうです。新成人が生まれたのは1995年~96年の人で、95年は1月に阪神大震災の起こった年で、死者5,500人、およそ31万人が被災生活を強いられた年でありました。

 


松本紀生写真展 「アラスカ原野行」 息をのむ 感嘆の声

2016-01-11 21:19:08 | 写真

「松本紀生 アラスカ原野行 写真展」

11日、札幌・富士フォートギャラリーで行われている松本紀生写真展「アラスカ原野行」を見てきました。13日(水)までですが、見ごたえがありました。

多くの人が会場に来るなり、「ワァー」とか「ヘー」とか「素晴らしい」という言葉の上の驚きで写真にくぎ付けとなります。

テレビでも紹介されていたらしく、来客どおしでこの写真展の存在を話している光景に出会いました。

松本氏がアラスカに取りつかれ、長年に渡り写真を撮り続けています。その一コマ、一コマが展示されているのです。展示会場には紹介のはがきも、芳名帳も置かれていませんが、この写真だけ見てこの人の名は忘れたくないとさえ思います。

今回の展示で、松本紀生の存在は多くの人に焼き付きました。それほど素晴らしい写真展でした。

カリブーの数百に及ぶ写真にも驚きましたが、アラスカ熊の迫力満点の写真にも見入りました。アラスカに長く住み、冬季にも泊りがけの写真撮りをしているとか。普通の人にはできない「アラスカ原野行」、オーロラ撮影にも挑み見事な写真を残しています。山並みとオーロラを合わせて撮るのはむつかしいといいますが、大画面にその写真がありました。

紅葉のアラスカ原野の光景はまたすごいと思います。真っ赤な原野の上に途切れぬ虹が切り取られ見事な作品がありました。アラスカの秋は真っ赤に燃えて、目の覚める美しさです。

ラビ妻にこの展示物のどれかもらえるとしたらどれにするか聞きました。いつも聞くカムイラビットの質問なのですが、くれるわけもないのにと思いながらも、大きな写真のオーロラの写真をあげました。

私も同じでやはりオーロラの写真です。もう一つもらえるとしたら、真っ赤に紅葉したアラスカ原野の虹の写真にします。よくを言えば、カリブーの雪原を行く何千頭かの群れの写真もほしいですね。

いつも、もしももらえるとしたらなどと、クイズしながら展示会場で見学するのも楽しめます。

この写真展は大変満足するものです。あと二日間しかありませんが、ぜひ見に行ってみてください。かならず感動することでしょう。今まで見た写真では最高でした。

会場内の撮影禁止で、写真展の様子は言葉のみになりました。

 ★今日11日(成人の日の祭日)は、息子夫婦と孫、嫁さんのお母さんと、そしてカムイラビット夫婦と6人の会食会。そして紹介しました写真展をみて、丸井で開かれている加賀老舗祭りと三つもこなしました。どれもが満足するものばかりでした。


雪少ない冬 車の事故に注意

2016-01-10 19:05:16 | 教訓

「冬道注意 車事故にあわぬ注意を!」

冬になりかけの時期は、よく車の事故が起こっています。

随分昔の話ですが、当別の中小屋温泉入り口の野口農園さんから、「大根を上げますから取りにおいで」と言われ、それはありがたい事だと車で向かいました。その時の季節は雪が降り始めで車も滑る様な路面でした。

この日見たのは、国道275にて大型トラックが横転していて、車が滑るというのはこうゆう事なのだと、気を付けながら帰路についたのでした。冬に入り掛けの道は車が滑り事故が起こっているのです。

昨年の春先もそうでしたが、札幌から当別に向かう裏道で、乗用車が二台も横転して道脇に落ちていたのを見ました。行く時には事故車が無かったのに、帰り道には事故った車が乗り捨てられていたのです。

冬に入りがけは車の運転に十分注意しなければなりません。特に林の陰の道はアイスバーンとなっていて、温根湯近くの国道で一家族みんなが死亡した事故の新聞記事を見たことがあります。

昨日(8日)は、札幌南区北の沢の、下り坂の一直線の道で、凍結路面で車が滑ってブレーキが利かなくなり、2台も家に突っ込んで家を破損しているテレビ画像が映し出されていたのですが、今年は雪が少ないために、路面の氷がむき出しとなり、坂道でブレーキが利かなくなり横に突っ込んだものらしいのです。

カムイラビットはもろもろの経験や話から、冬道の遠出はしないことにしています。事故を起こさぬための用心をしています。

「冬道はスリップ事故を起こさぬ 冬道にご用心 冬道は危険がいっぱいです」

冬道の注意事項としては、

①スピードダウン 

②車間距離を夏場の二倍以上に保つ事が良い。

③急ブレーキをかけない。

④急ハンドルはしない。

⑤急発進はしない。

くれぐれも事故を起こさぬように心がけしましょう。

★トンネルの入り口、橋の上も凍っており滑りますので事故を起こしやすい所です。

冬道は、加速、減速、ハンドル操作は緩やかにをもっとうに車の運転をすることが大切です。

冬道はスピードを出すと事故につながりますので、ゆとりをもって早めに行動に入ることが必要です。道路状況の把握をし、時間に余裕をもって家を出る様にしましょう。

車間距離は夏場の2倍以上取ることがお勧めです。

 

 


天空のお花畑 大雪山の自然を楽しもう 

2016-01-08 14:09:59 | 草花

「天空のお花畑 大雪山の自然」 今日の午後8時からNHK総合テレビで45分間放送

今日の夜(午後8時)のNHK総合テレビで、「天空のお花畑・大雪山花が持つ驚きの知恵! 過酷な環境で生き残る」の放送がされます。

自然に関心深いカムイラビットは、この種のテレビは見落すことはしません。高い位置にある大雪山の自然は人に荒らされることなく(少なく)残っていますので、放送が楽しみです。

大雪山に札幌地理サークルで7人により昭和58年調査に入った時のことを懐かしく復習することができる事だろうと思います。

いつもの事ですが、地域の自然を取り上げた放送や、新聞記事などは人の心を和ませ、心に安らぎを与えてくれます。自然の画面は必ず安らぎを与えてくれるものと思います。皆さんも大雪山のテレビは是非ご覧になって見てください。

写真はNHKテレビ「天空のお花畑」のテレビ画面から撮りました。

放送があることを知ったのは今朝のテレビで見たものですから、紹介が今になってしまいました。

 

 


札幌の雪道は そろり新左エ門

2016-01-07 18:36:41 | 草花

「今年の正月 雪が本当に少ない びっくりぽんやがな」

例年は雪の多さに連日雪除けで大変なのに、今年は本当に雪の少ない新年を迎えています。札幌に住むこと34年あまり、これほど降雪の少ないの年の暮れ、新年は始めてです。例年連日雪除けに外に出ていたのが嘘の様です。

今年は屋根の上の雪がまったく無く、今年の気象異常に驚いています。例年ですと屋根の雪の重さが気になり、屋根にも上がり雪除けをしていたのが嘘のようです。雪除けが無いので身体が鈍ってしまいそうです。

「雪道にご用心 歩き方はそろり新左エ門です」

後輩が経営していた食堂に通っていた常連さんが、食堂に来る時に駐車場で滑って転倒し、頭を打ったらしくその後何日かして亡くなられたそうです。駐車場や交差点の白線の上は特に滑りやすく転倒し足の骨を折ったり腕の骨を折ったりする人が多いので注意する必要があります。

ラビ妻もだいぶん前に交差点で転倒し手首の骨を折って帰ってきたことがあります。この時は入院し手術を受けましたが、入院中に若者が腕を折ったり、ある主婦はコンビニの駐車場で両足を折ったりと驚くほどの怪我人が病院に来ていました。

晴れた日の翌朝が一番危険なようで、この病院は人気でしたが、手術数、入院数に限度があり、他の病院に回ってもらったと病院の先生が話しておりました。

腕を折って痛い目に合うのは怪我をした本人ですので、まずは「転ばぬ先の杖」ではないのですが、転ばぬようにする用心だけはしなくてはなりません。

転ばぬ用心をしていても、不意に転ぶことがあり、「札幌の冬道は、そろり新左エ門」の心構えで、時間がかかってもゆっくり歩を進めていきましょう。

カムイラビットも4年も前でしたでしょうか、突然道で転んで頭を強く打ちこれは大変なことになったと思ったことがありますが、この時は何でも無かったのですが、雪道はさいぜんの注意が必要と思うようになりました。

齢をとってからの骨折は治りにくいのでなおさら気を付ける様にしましょう。

齢を取ると筋力やバランス力が衰えて、転びやすくなります。骨密度が低下して骨折すると治りにくい人が増えて居ます。このことをロコモティブ症候群と言うのだそうです。

転ばぬための注意としては、老若男女を問わず、凍結した道路を歩くときには、蟹股(がにまた)、へっぴり腰、小足で歩くことが良いようです。北海道に長く住む人は雪道はすり足で歩いる人が多いのですが、すり足も転ばぬための工夫の一つでしょう。

道路が溶けて夜に寒くなると凍り、その上にうっすらと雪が降っていると要注意の日です。雪解け時期も転倒する人が多くなります。