マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

国王神社の首塚

2009年11月25日 09時32分18秒 | 十津川村へ
第98代長慶天皇(南朝3代)を祀る十津川村上野地の国王(こくおう)神社は頭の神さんとして崇められている。

南朝3代の天皇が北朝勢に追いやられ、(熊野川)上流の天川村五色谷で自害された。

応永元年(1394)のことだった。

時を経て、下流の上野地の河津の淵に流れ着いた首を、手厚く葬り玉石を安置して祀ったという説話が残されている。

天皇は弘和2年(1382)まで在位されており、勅願宮であった国王神社が神社創建と混同されて伝えられたと神社大祭実行委員会は述べている。

(H21.11. 1 Kiss Digtal N撮影)

源泉掛け流しの十津川に来てね

2008年10月09日 07時04分15秒 | 十津川村へ
4年前の国道168号線大塔宇井の地滑りガケ崩れ報道のテレビ放映は衝撃的だった。

そのシーンを見た人はこれでは十津川へは行けんと宿泊キャンセルが相次いででたという。

今年3月に復旧工事をようやく終えて跨る橋が3年7ヶ月ぶりに開通したが、観光客の足は遠のいたままだという。

地滑りで危険な道路だとイメージが焼き付いたのだろう。

ピークだったころから6割も落ち込んでいる。

払拭する意味で川から眺める跨橋の映像をごらんいただきたい。

心地よい道路になっているので安心して源泉掛け流しの十津川に来てほしい。

(H20. 8.31 SB912SH撮影)

十津川笹の滝

2008年10月08日 06時32分27秒 | 十津川村へ
来るたびに寄っていたが一回見たらもういいでと足が遠のいていた笹の滝。

新しいメンバーが行ってみたいと訴えたので久しぶりに苔むした滝の道を歩いて行った。

そこには渓谷美とともに変わらぬ姿で迎えてくれた。

一度は紅葉のころに訪れたいと思うのだが・・・

(H20. 8.31 Kiss Digtal N撮影)

十津川尾合戸滝

2008年10月06日 07時25分12秒 | 十津川村へ
昨日からの大雨で現れたのか十津川村小原(滝地区)の国道を走っていると目に入った対岸の滝。

山狭から吹き出し、切り立った岩盤を流れ落ちる尾合戸(おごうど)の滝は推定落差が100m。

普段は水量が少ないので見落とすことが多いという。

ここから南に少し行ったところも滝があった。

大雨のときに出現する落差70mの幻の滝とされる下の雨滝と思われる。

(H20. 8.30 Kiss Digtal N撮影)

続、西川の大踊り(かけいり)

2008年09月17日 08時04分30秒 | 十津川村へ
よりこと同じ形態で踊られるかけいりは本晩の最後に踊られる。

切子灯籠を吊り下げた笹竹を持つ灯籠持ちが最後列に加わる。

太鼓を持つ女性は後向きに並び、後ずさりするかたちで一列状態で移動していく。

すると後方の扇の舞いと灯籠持ちは左右に揺れながらステップのような足踏みをしながらついていく。

曲の最後のほうになると調子が早くなり、聞いている方も自然と身体が動きだす。

踊りの一団は波のように大きなうねりでせめの大踊り。

このかけいりの終りの部には、音頭取りを中心に円陣になって即興の歌をうたいながらゆったりと踊り、しめくくりとするダイモチが行なわれる。

明日は昴の里で三地区の大踊り披露。

練習兼ねて踊ろうや踊ろうと深夜近くまで祭りの音が響き渡る。

(H20. 8.15 Kiss Digtal N撮影)

続、西川の大踊り(いりは)

2008年09月16日 07時06分54秒 | 十津川村へ
いりはは両手に扇を執った女性と、胸に太鼓を吊り下げた男性は紅白の長い房がついたバチを振り回し、太鼓を打ちながら踊る。

舞踊的な踊りのいりはは「入端」と書かれるもので、房を振る所作はとても優雅なで美しい舞いに見惚れてしまう。

(H20. 8.15 Kiss Digtal N撮影)