マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

ブラタモリが見た徳川ご三家・紀州和歌山城の謎

2024年12月28日 07時54分44秒 | もっと遠くへ
和歌山の写真展が再開したら、ぜひ訪れたいと思った紀州の和歌山城。

令和4年、この年の1月15日(土)に放送された視聴率高位番組の「ブラタモリ・和歌山編~和歌山に御三家が置かれた鍵(キー)は?~」。

再放送じゃなかったような気がする。

番組の予告に和歌山城、とあったから予約していたのだろう。

後日に拝見した録画撮りのブラタモリ

番組情報に書いてあった内容は、紀伊の国、和歌山のお題は「和歌山に御三家が置かれた鍵(キー)は?」を探る。

紀の川で和歌山の立地の謎を解き明かす。

鍵(キー)は、和歌山市、紀の川に沿って、上流の大和・奈良を一本の線のように見える中央構造線。

それがヒントであるのか・・

豊臣秀吉がたった三ヶ月で築造したとされる和歌山城ができた理由とは・・

結晶片岩(けっしょうへんがん)によって造られた石垣から考察する。

和歌山には、巨大な砂丘があったとは・・・

また、その砂丘の成り立ちは・・・

徳川頼宜が、和歌山にもたらしたものは、徳川家康と頼宜の父子の絆が・・(※原文より若干補正した)

番組を通して、さらに詳しく、そしてわかりやすく伝えているブロガーさんの記事が参考になる。

史跡・和歌山城の歴史は、築造、紀州の殿さんなど、歴代を伝える和歌山市・和歌山城整備企画課が公開しているので参考にしていただきたい。

また、散策マップも掲載しているので、これを機会にお出かけしてみたくなる。

番組で紹介された「砂の丸(北・南の2カ所)」の位置も明確に示されているので、うろうろすることはない。

朝早い時間帯でもない午前9時40分に自宅を出た。

途中に摂ったお昼の時間。

むっちゃ旨い味噌ベースにつくられた旨味あるあるのまぜそばに堪能。

そのお店から再出発。

止まった信号向こうに見えた和歌山城に気がついた午後12時40分。

左に折れたすぐそこに目的地の写真展会場。

施設は、前年の令和3年10月29日にオープンしたピッカピカの和歌山城ホール。

なんと、目の前に大きく見える和歌山城がここにある。

ブラタモリが報じていた和歌山城。

実は、すっかり頭の中から消えていた。

気がついたのは、自宅戻った数日後だった。

録画で見たときの感動はあったが、日持ちしなかったようだ。

会場入りしてすぐに案内してくれたDさんの行先は、エレベータに乗っていきつく屋上。

目の前にバーン、と聳える和歌山城。

眼下に見える公園は、二の丸庭園。

街路樹に沿って四百年祭を宣伝する幟がいっぱい。

和歌山四百年式年大祭」イベントを報せる幟。

「紀州東照宮」(和歌山市和歌浦)創建400年にあたる節目の年にともない、毎年の5月第2日曜に開催される『和歌祭』。

2022年は「和歌祭四百年式年大祭」が行われるそうだ。

徳川家康の十男である頼宣が、初代藩主として和歌山城に入城した元和五年(1619)。

翌年の元和七年、和歌浦の権現山に家康を祀る「紀州東照宮」を創建し、翌年に始めた例大祭の和歌祭である。

外の空気にふれる屋上か下りた3階からの眺めも素晴らしい。

実際、歩いて城内の散策もしてみたい、と思った景観。

広大な城内は、上り下りがキツいと話してくれた。

うーん、今日も調子にのれない身体状況に諦めた。

たぶんに次回開催も、同じ和歌山城ホールが抽選に当たったなら、砂の丸とか石垣・・・そして砂丘の痕跡などをわが目で見て見たい。

また、読売テレビ・かんさい情報ネットten.「若一調査隊」が明かす「紀州徳川家の名城『和歌山城』 多様な石垣や名勝庭園を持つ見どころたっぷりの城内をめぐる!」も、興味が広がる。

(R4. 4.13 SB805SH 撮影)

ビューポイントの西舞子スタバ

2020年02月01日 10時04分24秒 | もっと遠くへ
全国にあるスタバの中でもイチバンにあげられるという絶景ロケーションに立ち寄る。

ほぼ2年ぶり。

帰りの道中の立ち寄りに訪れた神戸・西舞子のスタバである。



320円のアイスコーヒーはSサイズにすべきだった。



Mサイズでは腹にこたえる。



尤も滞在時間をたっぷりという方はそれ以上かも・・。

2度目の滞在にあらためて知った一部のテーブルの電源コンセント。



持ち込んだパソコンの電源供給も受け入れているが、他の利用者に迷惑かけんように制限時間が設定されている。

(H30. 8. 7 SB932SH撮影)

魚の棚のやわらか煮と天ぷらは晩食

2020年01月30日 10時05分40秒 | もっと遠くへ
有馬温泉に浸かった翌日は明石海峡大橋にある観光施設に、と決めていたが、魚の棚でしか手に入れることのできない一品が欲しくて立ち寄った。

いや、一品でなく二品・・である。

一つは柔らかく煮込んだ蛸。

もう一つは穴子の天ぷらである。

有馬温泉からはずっと有料道路。

カーナビゲーションに設定した行先は明石の本町1。

どんぴしゃの魚の棚の北入口。

なんとその前に駐車場も。



家人を乗せたままで急ぎ足。

とはいっても動きはそれほどでもない。

のっそりしか歩けない身体で向かった先は2店舗。



まずは店内で揚げた天ぷらを棚にずらりと並べた「白川南店」。

穴子の一匹揚げ、ふぐの天ぷら、イイダコ一匹揚げ、きすの天ぷらに明石蛸の天ぷらだ。



お店はくぎ煮も売っているが、無用・・・。

選んだ商品は1本が900円の大穴子天ぷらに100gあたり100円で売っている明石蛸の天ぷら。

適当に入れてもらって目方と値段を知る。

その量なら少し増やして、と伝えて700円パック。

売り子の奥さんがおまけに三つも追加にサービスしてくれた。

白川南店から少し南下したらとっても食べたい明石蛸の煮だこを売る店が見つかる。



たたた、と駆け付けて、これ美味しいから今年も決ましたで、と伝えたら売り子さんが笑顔になった。

狙いは煮蛸。

いつもお店の左横の屋台で売っている売り子さんは、いつもの通りに爪楊枝で挿した試食品を提供してくれる。

100gで600円の「貝のやわらか煮」に選ぶ味は試食で決めるのだが、これがいかん。

全商品を食べたくなってしまう困った店は「味よし」だ。



結局、選んだ商品は丸々一匹の蛸まるごとのやわらか煮に子持ちのイカ煮を数個。

あかにし貝も美味そうだから何個か。

パックに詰めて軽量した値段は3000円。

おまけやといってイイダコと子持ちイカも追加のサービスをしてくれた。

今夜のおかずが揃ったところで引き上げる。



家人が待っていた石魚の棚前駐車場はビル陰。

おかげで済ましてもらったという利用時間は午前11時51分から午後12時4分までの短時間。

料金はたったの200円がありがたい。

昼うどんを食べて一路、大阪・住之江を目指すが地道に時間をくわれて、乗り込んだ阪神高速3号神戸線の高速道路も大渋滞。

尿意をもよおす場が渋滞となればむちゃ辛い。

仕方なく下りたトイレ用足しは京橋PA。

一旦、下ったら元の高速道路には戻れない。

残念なことだが仕方ない。

私が走りたい高速道は南側にある港湾幹線道路。

適当に走って信号を曲がる。

なんとか入口にたどり着いて現金支払い。

そう、ここは阪神高速道でないからETC設備がない。

だから現金支払いということだ。

このままずっと進めば住吉浜。

そこからは阪神高速5号線の湾岸線に継続される。

時間はかかったがなんとか住之江に着いた。

おふくろに下りてもらって住処まで戻ったのを確かめて奈良へ。

なんとか間に合ってほっとする今夜のおかずは豪華な魚の棚料理が並ぶ。

天ぷら盛りはプラス商品ものせる。

前日に買っておいたスーパー万代西宮山口店のかしわ天も。



万代のかしわ天は国産鶏肉。

モモ肉でなくムネ肉であるが、実にうまいのである。

取材帰りに通る橿原・坊城にあるスーパー万代でも売っている98円のかしわ天が美味い。



揚げたてだったらサクサク感があってもっと旨い穴子天よりも味があるかしわ天である。

もっと旨いのは明石蛸の天ぷら。



小皿に盛った塩を少々つけてたべるとなお一層美味しい。



一方のやわらか旨煮は抜群に旨い。

濃い目の醤油で煮たのかそれとも・・・。



そんなことはどうでもいいように、どれもこれも美味いのであるが、敢えて順位を・・。

第一は煮蛸。

二番目に子持ちイカ煮。

三番目に蛸天。

四番目がかしわ天。

五番目がイイダコ。

六番目に赤ニシ貝。

どんじりの席についたのが穴子天だった。

(H30. 8. 7 SB932SH撮影)

ダイヤモンド有馬温泉ソサエティの朝

2020年01月29日 10時46分51秒 | もっと遠くへ
家族にいびき持ちはいないからぐっすり眠れる。

寝息は僅かにあったらしいが気もつかずにがすやすや眠る。

部屋の温度が快適だったのは空気清浄機。

澄んでいた部屋の空気が爽やかだったからそうなった、と思う。

朝のセミはミーン、ミーンのミンミンゼミ。

しばらくしたらクマゼミも鳴いていたが、夏の暑さを忘れるくらいの爽やかな朝を迎えたダイヤモンド有馬温泉ソサエティである。

おふくろとかーさんはどこへ行っても朝から温泉に浸かる。さっぱりした顔で上ってきた。

起床後はゆっくり。

身体を徐々に温めてから動く。

洗顔にトイレも済ませて美味しくいただきたいソサエティの朝食。

何年か前からはビュッフェでいただくバイキング料理になった。

しかもありがたいカートが用意されている。



杖代わりにもなるカートにトレーを一枚載せて動きだしたおふくろ。

介護の身であっても安心してバイキング料理を取り込める。

4人、それぞれがそれぞれの好みを器に盛ってカフェテラスに。

室内にもテーブルがあるのだが、カフェテラスはお外の景観が見える。

窓ガラス一枚の向こうは緑がいっぱい。

美味しさも倍増する。



ソーセージにハム類、揚げ物に煮物、炊きもの、焼き物などの和食もある。

汁椀は味噌汁もあればソーメン出汁もある。



デザートの柑橘類にサラダもある。

飯はご飯にお粥さんもあるし、パンなども。



思い思いの食べたい料理が揃ったところでカフェテラスでいただく。



珍しいものが目に入った。



自分で作るベトナムフォーである。

スープはヌクマム、ナンプラーの2種類。

蒸し鶏、白葱、青葱、もやしにパクチーから選ぶ好みの具材。

お好みをチョイスして器に盛ったらできあがり。

それも盛った第一弾に飯はない。

おかずだけでもお腹が膨れるのだから、飯は不要だ。



それだけでお腹がいっぱいになったのだが、何か物足りなさを感じて第二弾。

軽く盛ったサラダに果実のデザート。



もう一品は喉越しがよかったソーメンだ。

朝食料金は一人前が1620円。

みな満腹、満足だったから不満ない顔で宿泊部屋に戻った。

出発する時間は特に決めていない。

ただ、高速道路を利用して魚の棚に行きたいものだから10時50分にチェックアウトした。

特別な会員券を活用した上でのクレジットカード支払いは11484円。

一人あたまの計算は2870円程度だった。

(H30. 8. 7 SB932SH撮影)

家族団らんダイヤモンド有馬温泉ソサエティ

2020年01月28日 08時26分30秒 | もっと遠くへ
介護の身となったおふくろ。気分転換の目的もある小旅行。

遠出でもない近距離の旅行先は昨年に出かけた大宇陀にするか、それとも有馬に復帰するか。

選択肢は二つ。

選んだ決め手はお安く済ませる勝手気ままな晩ご飯。

宿泊地に着く前に買い出ししたいスーパーは万代。

翌朝は宿泊先の朝食バイキング。

何年か前からはこのパターンであるが、翌日の行き先が難しい。

歩くことが困難なおふくろに喜んでもらえる施設は予め決めていた。

今回は数年ぶりに旅行を共に行動する次男がいる。

カナダから一時帰国していた次男は我が家で過ごしていた。

一週間もすれば再びカナダに出発する。

丁度、その期間に嵌ったから一緒に出かけられる。

一番喜んでいたのはおふくろだ。

自宅を出発して大阪・住之江。

介護要のおふくろがそろりそろりと下りてくる階段。

手すりをしっかり握って一歩、一歩。

確実に足がついたことを確認しながら下りてきた。

我が家の車は軽の箱バン。

踏み台に足をのせて乗車する。

迎えに上っていたかーさんも次男も乗車して再出発。

阪神高速道路の住之江入口からあがって一路、兵庫県・神戸の有馬を目指す。

高速を降りていつも誤ってしまう中国自動車道入口。

今回もまた誤って大きく迂回。

ついでに立ち寄ったコンビニエンスストアで用足しを済ませてカーナビゲーションを再セット。

一般道からようやく入った中国自動車道は快適だ。

宿泊施設に着く前にいかなくちゃならないスーパー万代は西宮山口店。

有馬温泉がすぐ近くなのに“西宮“とはこれいかに・・。

これまで何度も入店しているから場所は覚えている。

今夜に家族4人が食べる晩ご飯の買い出しはお造りにお寿司がメイン。

揚げ物に天ぷらもフライも食べたい。

惣菜もサラダも食べたいし飲み物も。

現金で支払った金額は税込み6570円。

食べ物だけでなく小型包丁に割り箸も入れての勘定である。

一人あたまが1600円。

豪勢な料理にいただくお部屋のテーブルにのるだろうか。

宿泊施設はダイヤモンド有馬温泉ソサエティ

今は亡き従妹のね-ちゃんが所有する会員券。

名義を残しておきたい家族が後継する会員。

親族に利用してもらいたいといつも後継家族が贈ってくださる会員券がありがたい。

チェックインを済ませてお部屋に・・。

いつもと違う方角の部屋に夕陽が沈む。

雲がいっぱい広がっているから綺麗な夕陽は見られなかったが、有馬の温泉街の灯りが見えた。

お部屋というか、施設内でネットが利用できるWifi環境設備が嬉しい。

前回に訪れた日は平成28年11月24日

そのとき既にWifi環境設備が導入されていたから利用方法は存じている。



ちゃちゃっとセッテイングした持込パソコンとタブレット端末。

感知したSSIDの番号を確かめてから指定のゲスト・パスワードを入力する。



次男も恩恵を受けるWifi環境設備が嬉しい。

食事までは入浴タイム。

おふくろを介助支援するかーさん2人が先に入る。

戻ってきたら交替だ。

その間に付近を散策したいといって部屋を出た次男も戻ってから温泉行き。

おふくろが云うにはかつては温泉でなかったらしい。

導入された時代はいつかわからないが、そのころから一般の人の宿泊が多くなったという。

何度も利用してきたが露天風呂に入るのは初めてだ。

湯温はおとなし目の温い感触。



カナカナカナカナ・・で囃す夏の音色は立秋を告げる。

ヒグラシもおればアブラゼミも。

有馬の温泉に浸かってさっぱりした。

おふくろの足は浮腫んでいたが、入浴後は締まりのある足になったと喜んでいる。

ゆったり寛げる施設で食べる今夜の食事はテーブルいっぱいに広がった。



12貫で500円のにぎり寿司は2パック。

にぎりのネタはまぐろにサーモン、エビ、甘エビ、煮ホタテ、炙りサーモン、玉子焼き、大葉乗せヒラメにゲソと生イカである。



お寿司は284円のおいしい巻き寿司もある。

次男専用の炊き込み三角おにぎりは94円。

造りは5品目。

おふくろが大好きなまぐろは2種。

割引対象のめばち鮪切落しは実売が350円。

とろビンチョウ長鮪の切落しも実売が350円。

かーさんも好きな湯たこも実売価格が387円。

これもあれもといって買い物かごに入れた鰹たたきののっけ盛り造りは実売価格が250円。

割引シールは貼ってなかったが、これも食べたいと入れた399円の真あじのお造り。

食べきれるんだろうか。

その他のおかずもいっぱい。

364円の国産鶏モモ唐揚げに1枚が96円の国産かしわ天。

まさかここ西宮山口店でもお目にかかるとは思ってもみなかった。

橿原・坊城のスーパー万代に立ち寄った際にあれば必ず買ってしまう国産かしわ天。

これが美味いんだな。

揚げ物はまだある。

259円のスルメいかの天ぷらだ。

なんぼほど買うてくるんやと云いたいが、4人の好みがそこにある。

惣菜は298円の具だくさんの煮もの。

和食はたったの一品だが、具は多い。

揚げさんにコンニャク、マメ、レンコン、ニンジン、ゴボウに白い肌のサトイモに味付けはよく浸みていた。

サラダは2品。

198円のレタスさっぱりサラダに100円のコーンミックスサラダだ。

どれもこれも美味しそうなスーパー万代の料理。

味具合はどれもこれも大満足。

缶ビールに缶チューハイは独り〆。



美味い料理に喉がぐいぐいいく飲み物に乾杯した。



毎夜のFBもアップして今夜はサイコー。

疲れがどっと押し寄せて就寝。

いつもより早い午後10時半にはぐっすり。

お部屋にあった空気清浄機のおかげであろうか、ぐっすり寝ることができた。

(H30. 8. 6 SB932SH撮影)

絶景ロケーションのスタバ神戸西舞子店

2017年08月01日 08時08分29秒 | もっと遠くへ
魚の棚での食事・買い物時間は午後12時20分に停めて出たのは午後2時10分だった。

およそ2時間の滞在に座ってお茶にしたいと申し出たおふくろ。

お茶はコーヒーショップにしたいと云ったのはかーさん。

しかもだ。

ここは海辺。

明石海峡大橋が見える処で飲みたいという。

そんな希望を叶えるべく車は国道2号線を東へ、東へと走らせる。

前回に車を停めて砂浜から大橋を眺めていた大蔵海岸にはコーヒーショップが見つからない。

見つけられずに通り越してサイゼリア。

窓から眺められるかと思えば店構えからして無理。

海が見える方角には窓がない。

窓がなければ眺望はできるわけがない。

諦めて来た道を西に向けて戻っていく。

ゲストハウスゲラゲラならコーヒーも可能かもと云うが、なければその手前にあったスターバックに戻らなければならない。

運転というか車の流れから云えば無理強いするような、流れに逆行で東行き車線に出るのが難しい。

それほど車の往来が激しい国道2号線である。

そこは運転手の利便性をとってスターバックス。

車もラクラク停められる駐車場がある。

その向こうは岸壁。

高波はくることはないだろうが、上まであがって大橋を眺めた。

くるりと向きをかえて建物を見る。

二階にあるベランダ風のところから話し声が聞こえる。

お客さんの声が響いていた。

そうだ、

そこからの眺めなら、おふくろもかーさんも喜んでもらえるだろう。

注文は1階。

あれやこれやと拝見しながら注文をする二人。

お盆に乗せて2階に上がるが、階段を踏み外したらどうなるのか・・。

不安を感じるのは90歳のおふくろの足腰。

住んでいる市営住宅は5階建て。

その4階に住んでいるから日常は上り下りがある。

慣れているはずだが、心もとない。

階段の高さがまぁまぁあるのだ。

これは私にとっても難がある。

難はあってもエレベータはない。

身障者は1階にある席では飲めるが景色はまったくない窓が無い1階では暗すぎる。

もっともそこが好きな人もおられるようだが・・。

階段をあがって2階から見える風景にわぉっ、である。



素晴らしいとしか云いようのない明石海峡大橋がそこにある。

この日はすこぶる天気が良かった快晴の日。

向こう岸の淡路島もよく見える。

しかも淡路サービスエリアにある大観覧車も肉眼で見える。

絶景ロケーションが見えるスターバックス神戸西舞子店は癒しの場だと思った。

帰宅してかーさんが同店をタブレット端末で探し出した。

なんでもスターバックスの全店舗でダントツの評判のお店だそうだ。



至福の場と時間に美味しくいただいたアイスコーヒーはトールサイズの税抜き320円。

しばらくは室内で佇んでいた。

このときにおられたお客さんすべてが若人。

赤ちゃん抱いたママ友おればカップルも。

それが半分で、もう半分はパソコンかタブレットが相手。

勉強している人もいる。

そういえば階段の踊り場に「・・・店内混雑時、多くのお客様にお席をご利用頂くために、最長2時間までとさせて頂く場合がございます・・・云々 店主」と書いてあった。

ここで滞在した時間はどれくらいかわからないが、家路というかおふくろが住む住之江に送らねばならない。

阪神高速道路は混んでいた。

湾岸線に乗り換えても三宮辺りまでは渋滞が続く。

ようやく解放されて戻ってきたころは午後5時すぎ。

そこから我が家までの阪神高速道路も渋滞。

着いた時間は午後6時。

昨日に家を出て往復した距離は249kmだった。

(H28.11.25 SB932SH撮影)

今年も明石の魚の棚

2017年07月31日 07時30分03秒 | もっと遠くへ
有馬で別れた3人は前回同様に兵庫県明石にある魚の棚を目指す。

ホテルのチェックアウトリミットは午前11時。

ほぼギリまで滞在して出発する。

カーナビゲーションに魚の棚をセットして車を走らせる。

前回に訪れたのは平成27年の3月

その年の夏に思いがけない大病を患った。

一年ぶりにと思った今年の3月は療養の身で車を運転することはできなかった。

その後の身体状況はほぼ的な回復。

完全な復帰ではないが長距離運転も可能になった。

長距離といっても東京-大阪間のような長距離はとてもじゃないがよう行かん。

大阪市内から有馬まで。

有馬から明石まで程度の距離ならなんでもない。

1年半ぶりに窓越しに観ながら走る。

セットしてから1時間ほど。

駐車の場をどこにするか決めあぐねながら探す。

というのも食事、買い物をどうするかである。

90歳になるおふくろの身体のことを考えて歩行距離を伸ばすわけにはいかない。

なんやかやと走ってあっちこちへぐるぐる走行。

見つかったのは南北通りの明淡通り。



駐車場は東西を走る表街道の国道2号線と交差する信号を曲がったところにあったタイムパーキングのインデイパーキング。

20分で100円だから1時間300円。

大阪や奈良市街地と比較したら申しわけないが、とにかく安いのである。

魚の棚商店街は東西に長い。

たぶんに東が表玄関で、西は裏口かな。

前回は表から入ったが、今回は裏から、である。



大きな姿で踊る蛸が目印だ。

その蛸は明石蛸。



トレトレピチピチの明石蛸を競りで落としたかどうかは聞いていないが、店前に丸ごと干してあった。

これだけで食べてみたくなる明石蛸。

店前に吊ってぐぐっと迫ってくる。



お店は玉子焼・お好み焼きの看板があるよし川。

「5のつく日は明石焼が500円」とある。

本日は5のつく25日。

安さに釣られて暖簾を潜ってみたいが、本日の目的地はここでない。

むろん向かいにあるお店でもない。

1年半前に入店して食べた玉子焼きの不味さに客は入っとんのかいな・・で、ある。

その並びにあったお店の名を控えるのを失念した。

思わず店員のおばさんに声をかけた干し蛸の道具。

蛸の頭にすっぽり入れたU字型の曲がり竹。

両端は戻らないように蛸紐で縛っている。

足の方はといえば、これもまた竹製。

やや太めの二本の平串で八本の足を広げて店前で干す。

この店も仕入れたトレトレの明石蛸。

自家製造の生干し蛸の竹串は大きさによってさまざまな長さを用意している。

「この竹ねぇ。店の傍に立てて置いていたらごっそり盗まれた」と困ったような顔で伝えていた。

後日談である。

翌年の平成29年7月19日に放映していた関西テレビの人気番組である「よーいドン!」。

隣の人間国宝を探しに織田信成さんが歩いていた魚の棚。

懐かしいといえば、そうであるが、干し蛸をしていたお店は社長が亡くなり、同年の6月半ばに店を閉めたと伝えていた。

この手造り感がある干し蛸の情景を、もう一度拝見したくとも見られなくなった。

放映されてはじめて知る店名は「魚梅商店」。

元々は魚屋さんで、魚の棚の商店街で一番古い魚屋だった。

その干し蛸の店で話を聞いていたらおふくろ、かーさんとも、姿が見えない。

そこそこ歩いていた。

追っかけたところにあった屋台売り。

以前、ここで買った煮蛸があまりにも美味しかった。

実をいえば、ここに来たかったのはこれをもう一度味わいたい・・・と、いうことだ。

売り子さんは若返っていた。

以前にお会いした売り子さんはもっと年寄りだった。

私の口が釣られて買った煮蛸が美味しかった。

立ち止って売り子さんに伝えた。



「これが美味かったから、また買いにきましてん・・・」と云ったとたんに用意していた煮蛸を食べさしてくれた。

小さく切ったのだから、もちろんの試供品。

これも食べてや、と云われて爪楊枝。

ではなくて、それに刺してある子持ちのイカ。

これもまた美味いのである。

またまたこれも食べてや、と云われて差し出されたアカニシ貝。

それもこれも甘くて美味しい。

しかも柔らかいのである。おふくろは入れ歯でないが、美味しい、美味しいと連発する。

帰りにでも、と思っていたが、思わず買ったと云った。

蛸を丸ごと一匹煮た煮蛸にあれもこれもパックに盛って2300円。

小型のイイダコもサービスしとくわと云って盛ってくれた。



売り子のお姉さんが云った。

駐車場はどこですか、である。

なんでも魚の棚商店街では駐車料金の一部をサービスしているというのだ。

お店の看板に「P」の文字があれば、そこは駐車サービス券を提供するという。

えっ、である。

前回来たときはこんなサービスはなかったと思うけど・・といえば、今年から始めたという。

あんたら停めた駐車場はどこっ、問いに答えた場所は前述したインデイパーキング。

そこでは利用できないが、サービス券は来年の平成29年12月末日まで利用できる。

また来てやと云って2枚をくれた。

こちら方面に野暮用ができれば是非とも利用したいものだ。



ちなみに買った屋台売りは味よし本店。

後にわかるが、西に味よし西店があり、東は味よし東店。

そうだったんだ。

商店街はいろんなお店が繁盛していた。

賑わい活気のある魚の棚。

目指すは名物の明石焼きとついついそう呼んでしまう玉子焼き。

噂によれば明石のお店の人も地元の人も明石焼きとは云わないそうだ。

広島の人が広島焼きとは呼ばない。

現地以外の人たちが勝手に云いだした呼び名が全国に広がるのである。

それはともかく美味しい玉子焼きを提供するお店である。

魚の棚商店街外れにも何店舗がある。

南に行けば明石港。

そこに停泊している漁船が映える。

そこまで行かなくとも錦江橋手前の本家きむらや(10個で620円)だ。

駐車場を捜してぐるりと回っていたときに見かけたお店。

外で食べていたお客さんを捉える写真家がいた。

家族なのかどうか知らないが、お店を前に食べる姿はかつてテレビが放映していた映像で認識していた。

そんな感じであるお店は訪れたタレントが美味しいと伝えていた。

あそこはどうだいと云えばかーさんが云った。

ついこの前に魚の棚に来ていた。

そのときの元会社の友人たちが云うには、それほど美味しくはなかったと・・。

美味かったのは商店街の一角にある明石名物玉子焼甘党たこ磯。



ここはいつも行列がある有名店。

狙いを外すことはせずに並んだ。

その時間は午後12時40分。



暇やから商店街の天井を飾っていた大漁旗を撮っていた。

売り場になにが並んでいるのか。

新鮮なのか、美味しそうなのか、それはいくらなのか、なんてことを知るには下を見る。

下ばかり見ておれば天井に吊るしてある豊漁の旗の存在に気がつかないのである。

そこばかり見ていても待ち時間は潰れない。

向かいの並びに魚の味噌漬け店がある。

どれもこれも美味そうだが懐と合わない。

それも見飽きて戻ってきたたこ磯。



出来あがった玉子焼を乗せる台を積んでいる。

誰がいつの時代に開発したのか玉子焼きの歴史に書いてなさそうな斜め台。

片足がないから斜めになる。

お客さんが食べやすいようにしているのか・・。

私が思うにはかさ高くならないような仕組み。

使ってきた歴史を物語るその台の端っこは丸みを帯びていた。

ところでこの斜め台には名前があった。

それがわかったのは平成29年8月17日に放送していた三重テレビ制作の「ええじゃないか。―おかげ旅行社ええ旅ツアー―」番組である。

お伊勢さんに関係する情報番組。

ときには地元三重県を離れて近畿周辺の他府県も訪ねてお伝えしている情報番組である。

今回の目的地は兵庫県の明石市。

「時のまちをええ旅さがし!」テーマに繰り広げる。

お伴をするのはサンテレビ所属のアナウンサー。

案内リードを任されて、日本の標準時間が示される明石の「時」の街を紹介する。

と、くればたぶんにやってくるだろうと思っていた「魚の棚」。

グルメといえば明石焼き。

70店舗もあるなかでアナウンサーがお気に入りの名店を紹介していた。

そのお店は「明石丁」。

600円の明石焼き。

オリジナル商品のあんかけ明石焼き(800円)を販売しているお店だ。

早速作って焼けた15個セットの明石焼きプレートを台に面を合わせる。

その台は手で掴めるように取っ手がある。

そこを持って面と面を合わせてひっくり返す。

そうすれば美味しそうに焼きあがった明石焼きが登場するのだ。

台は明石焼き専用の台。

それを「アゲイタ」と呼んでいた。

台ではなくて板であったんだ。

充てる漢字は「揚げ板」であろう。

何故に斜めであるのか。

「明石丁」の大将がいうには取っ手は一カ所、一枚でいいからだ。

2枚もあればどちらを選ぶか迷うことになる。

2枚の足は必要ではない。

単に「アゲイタ」を掴む利便性によって足は一枚なのだ。

だったら、足は真ん中の中央部にあってもいいんじゃないのと思う人もいるだろう。

ところが真ん中の足であれば不安定になる。

まるで一本歯のような高下駄になってしまう。

そのままであれば斜めになってどちらかに倒れる。

で、あればある程度の傾きを利用して安定させる。

そういうことになったのだろうと推測する。

話題は「たこ磯」に戻そう。

行列の人が見えるようにお店を作ったのか知らないが、親子と思われる店員さんが手際よく作っていく。

器に白い粉を入れてそこに生卵を割って落とす。

若い人がしてはったけど両手に一個ずつの生卵。

テーブルにトントンと当てて、器の上で卵を割る。

何個も割る。

そんな様子を見ていた。

シャカシャカと音を立てて玉子と粉を混ぜる。

混ぜ方はおそらくダマを出さないようにしているんだろ思う。

水で溶いたのかそうでないのか、さっぱりわからんかった。

漏斗口がある器は綺麗になった玉子焼き器に流し込む。

器を揺すって均等にする。

そしてぶつ切りの蛸を投入する。

熱が加わって周りを固めていく。

そんな情景を見ていたら席に案内された。

穴子入りの玉子焼は900円。

おふくろは目にしたくもない穴子に首を振る。

注文したのは2つ。

おふくろとかーさんで一盛りだ。

税込700円で玉子焼が15個。

熱い出汁を椀に注いでおく。

ここのお店は三つ葉がある。

これがなけりゃ意味がない。

そう思うぐらいに明石名物の玉子焼きに必須のアイテム。

アツアツの一個を椀に入れる。

箸でなんとか摘まんで一口。

アッチッチである。

口のお中に風を送ってふーふう。

喉越しも良い。

出汁と絡んで口の中でぱぁっと広がる。

二個、三個、四個・・・・。

止まらない玉子焼き。

美味すぎるのである。

特上か別にしてとにかく美味しい。

始めにチュルチュルっと吸い込む。

口の中に広がるちゅるちゅる玉子。

二度目はふっわふわの皮ごと口に放り込む。

食感が違うから面白いし、旨さも若干違うように思える玉子焼き。

同店には甘タレソースもある。

物は試しと思ってつけてみる。

美味さはそれなりに美味しいが気持ちは下がった。

青のりを振りかけたら気持ち一個ぐらい変わるかもしれないが、あかん。

やっぱり出汁で食べるのが最高だ。

こんなんでお腹がいっぱいになるんか心配は要らんかった。

たっぷりお腹に堪える玉子焼き。

他店舗の味も確かめたいが、もう無理・・・。

ちなみに同店のお水が美味しい。

店員さんの話しによればろ過していると云う。

たこ磯の玉子焼きはお持ち帰りもできる。

でもなぁ。

やはり出来たてを食べたいと思った。

お腹は満腹で店を出る。

帰りは戻り道。

途中に出合った天ぷらはとてつもなくデカイ。

店員さん曰く、これは伝助穴子の呼び名がある穴子である。

とにかくデカイ伝助穴子。

目が飛び出るぐらいにびっくりした。

話しによれば当地ではでっかい穴子。

特に300g以上の穴子を伝助穴子と呼ぶそうだ。

その伝助穴子が美味い季節は冬場。

後で知ったことだが、思わず買ったと声が出た。

前回に他店舗で買った穴子天ぷらも大きかったが、これは比べ物にもならない。



ほくほくの穴子はこれやと云って選んでくれた伝助穴子は左端の一本。

タコ天も欲しかったが、今回はお腹が欲しがらなかった。

この天ぷらを売っていたお店はまぐろや。



同店舗では丸ごと一匹の煮蛸もあった。

店員さんに勧められたが味よしで購買済み。

すまんこってす。

少しあるいたところで店内に入っていくおふくろの姿を見る。

玉子焼きを食べていて三つ葉が高いやどうのこうの話しをしていた。

最寄りのスーパーではあまり見かけない。

百貨店にあるがとてつもなく高い三つ葉がなんと80円で売っていた。

店内にあるホウレンソウも青ネギも安い。

かと云って商品がおかしいわけではない。

とにかく安い。

昨今は高根の花になったハクサイもキャベツもそこそこ安い。

町のスーパーで売っているよりも数百円も安い。

カキやミカンなどの果物も安い。



思わずなんやかやと買ってしまったお店は八百屋のてっぺんだ。

もう買うものはない。

そう思っていたが、帰り道にあったお店に売っていた赤い半纏に目が行った。

真綿を詰めた半纏が温そう。

そこは呉服屋きとや。

棚ではなく店前に置いてあった久留米絣のもんぺに目が行く。

懐かしさのあまりに店主と話をするが、嚙み合わない。

私が伝えたいのはどのような人が着ているか、である。

しかも育ってきた時代文化によって異なる野良着であるが、おふくろを見た店主の一言は戦争経験者、である。

和装の店で民俗話しをするわけにはいかず、立ち去った。

おふくろを住之江に送って我が家に戻った時間は午後8時。

今夜の食事は魚の棚で買ったものばかり。



左から伝助穴子の天ぷら(600円)、煮蛸・子持ちイカ・アカニシ貝盛りの三品(2300円)。

肴がうまいもんだからたまらない。

発泡酒はいつになく2本目に突入した。

(H28.11.25 SB932SH撮影)

有馬ダイヤモンドソサエティの朝食

2017年07月30日 09時25分51秒 | もっと遠くへ
朝の目覚めは悪くはない。

適度な室内温度で布団から足を出したり、布団を被っていたり寝ながら調製していたらしい。

朝食は8時からと歩調を合わせて昨夜は眠りについた。

我が家であれば身体が起きるのは1時間半以上もかかる。

新聞を読みながら目を覚ます。

顔を洗って歯を磨く。

それからトイレに入って・・・。

目覚めは豆乳も飲んでいる。

そんな生活パターンから外れると身体がうまい具合に反応しない。

つまりはもよおさないのである。

ちょびっとはあったものの無理はできない。

諦めて館内の朝食場に出かける。

乗ったエレベータに貼ってあった朝食は1階レストランの朝食ビュッフェ。

何年か前からバイキング形式になった朝食は大人一名で1620円。

豪華な朝食代である。

こればかりは棄権するわけにはいかない。

エレベータを下りてレストラン受付。

並びが出るくらいにお客さんで集中していた。

そこを出てきた男性に目がいった。

どこかで見たことがある男性は男前。

体格もあるし姿勢も良い。

そうだ、テレビでも見たことのあるプロ野球の解説者。

尤も昔は阪急ブレーブスの大投手。

思わず〇〇さんですか、と云えば笑顔で返してくださった。

名前を明かすわけにはいかないが、二十歳代の私はその男性によく似ていると云われてきた。

かーさんもそう云っていたが、気がつかなかったようだ。

だれかと話している私を見て、取材先の人だと思ったらしい。

先にテーブルについて食事を済ませていた弟夫婦もその男性を認識していた。

紳士的な顔立ちの男性が気になっていたようだ。

まさか、至近距離に遭遇するとは思ってみなかった。

握手させてもらっておけばよかったと思っても、もう遅い。

そんなドキドキ感が消えないうちにバイキング。

出来たてほかほか料理を区分け皿に盛っていく。

和食もあれば洋食も。

どちらかと云えば和食が占有している。

朝食の場におられたお客さんは高齢者ばかり。

我が家も一人いるが、だいたいがそれに近い人も。

オーナー会員制の有馬ダイヤモンドソサエティはいとこのねーちゃんが登録会員。

メンバーズリストにあるらしい。

購入したのはねーちゃんの子供が少女だったころ。

あれから何十年経っただろうか。

若かったオーナー年齢はそのまま平均年齢があがった。

そう思うぐらいの客層である。

前回に来たときは赤ちゃん連れの家族もいたがこの日の朝は見かけない。

二十歳代もいない。

一番の若い人でも50歳代であろうか。

そういうことだから高齢者向きの料理になった。

そう思うのである。

並んだ料理を選ぶのが楽しい。

楽しくてついつい小皿ゾーンに盛ってしまう。

食べ過ぎたらあかんと思いながら、あれもこれもと思って盛ってしまう。

作り置きでもないバイキングは次から次へと出来たて料理が運ばれる。

それではなく目の前で料理されるのもある。

オムレツであるが、諦めてソーセージとベーコンにした。

それだけでは寂しいと思ってオニオンフライも盛った。

飲み物はジュース。

前もよばれたが、これが美味しいのである。

口の中をさっぱりと潤してくれるジュースはゴクゴク。

たくさん飲んだ酒も洗い流してくれるジュースはおかわりも。

飽きないジュースは結局のところは3杯である。

まだ、食べるんかいと云われそうだが、これだけは逃したら後悔する。



そう思って別腹に入れるトロロ汁に味噌汁、肉団子汁。



ラストはオレンジにライチで締めた。

(H28.11.25 SB932SH撮影)

有馬ダイヤモンドソサエティの夜宴

2017年07月29日 09時01分29秒 | もっと遠くへ
自宅を出発した時間は午前11時半。

いつも通りの第二阪奈道路と阪神高速道路を利用して大阪市内の住之江に向かう。

時間帯はお昼だったのか渋滞はまったく見られずスイスイ走る。

買ってきた家で使う必需の消耗品を置いてさあ出かけよう。

カーナビゲーションをセットした行先は兵庫県の有馬町。

宿泊先のアドレスは覚えてないが、まぁ着くであろうと思ってセットしたが・・。

走った阪神高速道路を下りようとするナビゲーション。

それに逆らって先を行けばなんども下ろそうとする。

ここやろ、と思って降りたら、やはり違う。

仕方ないから地道をそのまま走って池田から中国自動車道に入った。

ここでも途中で下ろそうとするナビゲーション。

やはり逆らって目指すは西宮北。

そこへ行けば思い出す。

だが、なんとなく違う。

下りてからナビゲーションは芦有道路を指図する。

そんなところにうかうか入ったらエライ目に合う。

無理やりハンドルを切ればどこか懐かしい住宅街。

病院はおふくろも記憶する。

そうだ、ここがスーパーmandaiの西宮山口店。

今夜の食事を買い込む。

パック詰めのにぎり寿司は新鮮ネタで握った9カン。

これを2パック買った。

ご飯けがあるのはこれだけだ。

今夜はおふくろにかーさん。

そして先月に神戸へ引っ越した弟夫婦。

合計で5人。

そんなに食べられないと聞いていたから少な目にする。

尤もそれだけではお腹を満たさないので煮穴子の押し寿司。

お造りは中トロのまぐろに赤みのマグロも。

これはおふくろの好み。

穴子はあかんが、大のお気に入りがマグロである。

造りはアジもあれば水タコもある。

惣菜系は甘辛黒酢の肉団子。

野菜も入っている。

油もんは骨付き鶏肉。

塩胡椒を利かせたパンチ味。

唐揚げが欲しいといったおふくろの声に釣られて買ったしまった。

中華は餡かけ出汁を垂らしたシューマイ。

それだけではと思ってキュウリ、ナスビに菜っ葉の漬物である。

飲み物はクリアアサヒのプライムリッチ。

初物であるが、なんとなく美味しいだろうと思って買った。

それだけでは足らないと云いだすかも思って冷凍酒も・・。

これらでまとめてお釣りもあった7千円。

写真は撮らなかったがショウガ天や加賀揚げも買い物かごに入れた。

1年と半年ぶりの利用になった有馬ダイヤモンドソサエティ。

ふた家族は洋間、和室に分かれる。

そろそろ到着するであろう。

メールにそう書いてあった。

五人が揃えば賑やか。

話題は近況から子供たちのことにネット環境までも・・・。

もしかとしてと思って持ってきた我が家のノートパソコン。

ホテルにネット回線があるかもしれないと思っていた。

だいぶ前のことだが、ライン回線があったように思える。

実態があったのか、それとも夢の中のまぼろしであったか、どうかはまったく記憶がない。



フロントでいただいたカギを回して入室した部屋に一枚のシートがあった。

それに書いてあった利用方法。

「WI-FIがお部屋で利用できます」とあった。

SSIDにパスワードもある。

指定された環境下で動くのだろうか。

多少の心配もあったが、なんとかネットを設定して繋げた。

インターネットは問題なく動く。

そうであればタブレット端末も持ってくればよかったと思っても、もう遅い。

そうこうしているうちに弟夫婦が電車を乗り継いでやってきた。

我が家の車は軽自動車のバンタイプ。

しかも商用ナンバーである。

それは特に関係はないが定員は4人。

一人がはみ出る。

5人が乗れない軽自動車はこういうときが不便だ。

とはいってもそんなときは一年に一度があるか、ないかである。

無用なものには金をかけない。

我が家であれば軽自動車で十分なのである。

そんなこととは関係なく有馬の駅に着けばホテルに連絡すれば専用車が出動してくれる。

それに乗ってやってきた二人が揃って賑やかになったのだ。

温泉に浸かって夕食は座敷部屋でいただく。

当館の夜の食事は我が家にとっては価値観不一致の高額金。

乗ったエレベーターに貼ってあった案内は新館25周年を共に祝う会席『星』の献立があった。

献立内容を見ることはないが、価格は見てしまう。

なんと、なんとのスーパー万代で買った5人前の買い物値段よりもやや高い一人前の料金。

我が家は会席料理の1/5で済ませる。

かつてはここのホテルの会席料理を食べていたが、何回かきているうちに今の方法で済ますようになった。





泊まる室内でゆっくり寛ぐ家族の団らん。

食べて、飲んで、喋って、笑っていた今夜の宴のときを過ごす。

話題が尽きない会話が弾む夕べに旨い発泡酒。

まろやかな味にごきげんで冷酒もぐいぐい。



足らなくなったと云って館内で売っていた自動販売機の発泡酒もクリアアサヒのプライムリッチだった。

話題は昔のことに戻っていく。

かーさんが嫁入りしたときの住之江の市営住宅はバラック小屋だった。

そのときの写真がパソコンの中にある。

これで思い出してみよう。

私と弟のたち姿もあればおふくろが次男とともに大和川にいる姿もある。

ばあさんが抱いている赤ん坊は重治さんの子供。

なぜか訪れたお宮参りは富田林の川西の神社だったとは・・。

何枚もあるから話題が尽きない。

テレビなんてまったく見ることもなく午前零時の鐘が鳴る。

今夜はこれぐらい。

お休みなさいで締めた。

(H28.11.24 SB932SH撮影)

遠望・明石大橋

2015年12月27日 09時07分11秒 | もっと遠くへ
魚の棚の海岸沿いを走る。

国道より南側は明石海峡。

向こう側に淡路島が見えるが霞んでいた。

もっと近くに寄って大橋を見たいと言い出した家人。

そうなれば国道2号線を東に向かって走るしかない。

JR神戸線の大蔵谷駅前の交差点を折れる。

大蔵谷ということは大蔵海岸である。

海岸には駐車場があるらしいが通り過ぎた。

もっと寄りたいというのでさらに東進する。

海岸は途切れて駐車場は見当たらない。

明石海峡を跨ぐ大橋が通り過ぎていく。

ここら辺りから混みだした国道2号線。

舞子海岸付近であるが駐車場が見当たらない。

仕方なくコンビニに留めてUターンして先ほど通った大蔵海岸にあるタイムズ駐車場(30分・200円)に停める。

ここは明石大蔵海岸の龍の湯。

駐車場はほぼ満杯。

天然温泉の入浴客の車であろうか。

家族の目的はここから明石大橋を眺めることだ。



海岸に施設された段に腰かけて日向ぼっこ。

カメラを持った私は海岸縁に降りていく。

岸辺に深い緑色で染めているのは藻であろうか。

磯を飛び交う鳥がいたが小体は判らなかった。



もしかとすればコアジサシであったかもしれない。

海岸は砂浜。

向こうのほうからドラムを叩く音が聞こえてくる。

家族連れと思われる子供たちが凧を揚げていた。



海風に乗って高く揚がる。

大蔵海岸は古来より白砂青松で名高い海岸だった。

大蔵海岸で思い出すのが平成13年12月の砂浜陥没事故である。

その付近は今でも事故に遭遇しないようにフェンスで囲っているようだ。

有馬と明石を楽しんだプチ家族旅行。

住之江経由ではあるが走行距離は往復で253kmだった。

(H27. 3.12 EOS40D撮影)