マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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天川坪内山の神

2007年01月28日 09時30分32秒 | 天川村へ
12月7日早朝、天川村の各大字では山や木材の仕事に従事されている方々がそれぞれ山の神にお参りします。

天川弁財天社の向かい側の急坂を登ったところに坪内の山の神の祠が鎮座する。

その真上には韋駄天の神さん、下には情報の神さんが鎮座する。

今日一日は山の仕事を休んでおはぎに生サバやミカン、お神酒を持って祠に参拝。

灯明を着けて神棚に供え、今年一年無事に仕事を終えることができたことを感謝の気持ちを込めて報告し、これからの一年を安全に務められるようお祈りします。

なお、昼からは天川弁財天社の神官による山の神神事が執り行われ、その後にお楽しみの御供餅撒きが行われます。

また、南日裏では13時から村人が集まり八坂神社境内に鎮座する山ノ神に揃ってお参りされる。

昔は地区の山々の頂にそれぞれ山の神が祀られていたが、山道を歩くことが困難になり同神社境内に合祀するようにしたという。

(H18.12.7 Kiss Digtal N撮影)

続、天河大弁財天社高張提灯

2006年08月05日 09時07分12秒 | 天川村へ
特設舞台歌謡ショー。

伊勢音頭を唄いながら高張提灯を持って神社へ奉納する夏祭り。

約三週間に亘り、川合の水分神社、南日裏の八坂神社、そして坪内の天河大弁財天社へお渡りをする。

数年ぶりに都会から故郷に帰ってきた若者が懐かしい風景や友人らとの語らいに話がはずむ。

暑い夏の日差しを浴びて天川で水浴に興じる。

縁台でスイカをほうばり、涼しい川風にほてった身体が気持ちいいい。

ここに滞在していると、素晴らしい天川景観を捉えた映画の1シーンを見ているような錯覚に陥る。

天川人の温かいぬくもりを感じた一日だった。

(H18.7.17 Kiss Digtal N撮影)

天河大弁財天社高張提灯

2006年08月05日 08時58分35秒 | 天川村へ
天川村坪内の天河弁財天社の夏祭りの締めくくりは高張提灯行幸です。

夕闇になるころ、一週間ほど前に南日裏の八坂神社で奉納された高張提灯をてに持って、川合地区と南日裏地区の方々が一緒になって伊勢音頭を唄いながら道中をお渡り。

合流したとき早いほうが伊勢音頭を唄い、一方は囃子方になります。

同社の長い階段を登ると、次々と神殿横に据えられます。

受け取って据えるのは坪内の若者たち。氏子らは宮司の太鼓を合図に一斉に般若心経を唱えられます。

一般の参拝者も一緒になって唱えます。

参拝を終えると境内いっぱいに夜店がでている特設舞台でプロ歌手による歌謡ショーが始まります。

何十年か前には大御所とも呼ばれる歌手がヘリコプターでやってきたときは何千人ものの観客で溢れかえったと話されます。

歌謡ショーを終えるとやっと盆踊りが始まります。

(H18.7.17 Kiss Digtal N撮影)