本日から、
愛車の軽バンは、ドック入りに
凸凹ドアの板金修理。
おまけに今月初めにしでかした電信柱にお尻をぶつけて、またまた深まる凸凹状態からおさらばしたい。
前々からお願いしていたご近所さんのオートサービス行き。
連休明けに出来上がるとか・・・
代車は貸してもらったが、水口まつりとかウエゾメの地を探しに行く気も起らないコロナ禍中になにをすべきか。
籠りの日々に、今、すべきことは取材させていただいた地域の民俗行事の整備である。
また、お付き合い願いたい覚書・結馬の午後の民俗調査。
これやっ、というものがなくとも、いずれはなにかに関連する可能性もあるから、今の間に行う外装のリ・ペア処置である。
リ・ペア処置は機会あるたびに、お願いしていた。
再三再四、とまでは、いかないが、パ-ツ屋にあれば、の話しだった。
修理サービスに出かける週一度のリ・ペアパーツ探し。
なかなか見つからんのう、が毎度の返答。
同系車両に同系色に出会うのは、よほどのことらしい。
で、結局決めたスライドドアにバックドアなどなどの板金処理。
作業工程はままある。
4月30日にドック入り。
午後4時の持ち込み修理は、最後に車検同様に近畿運輸局奈良運輸支局行きも要するから、たぶん一週間も要するリ・ペア処置。
数か所に亘るすり傷、凹み。
一度にそうなったワケではなく、単独事故がそれぞれ。
令和2年2月14日の自損事故現場は、田原本町佐味集落内。
取材にたいへんおせわになったF家を目指していた。
目的地の手前、10メートルの位置に
ハンドルきりそこねにあたった側壁コンックリートブロックにゴリゴリ。
左側のスライドドアは、見事な擦り傷、凹み。
リ・ペア処理には板金に塗り。
その色調合が難しい。と、いうのもメタリックボデイ。
これが難しい、という。
スライドドアと、ともに助手席ドアに後輪も。
この凹み擦り傷は、なんで、と思えるくらいの傷位置。
自損事故ではなく、愛車を助けるために車体を持ち上げる道具によるもの。
平成30年3月3日のひな祭りの日だった。
現場は、宇陀市榛原・小鹿野集落。
その集落から山に登っていく村の道に起きたがけ崩れ。
通り抜けた瞬間に右手の崖側の土が流れて穴がぽっこり。
車は、そのポッコリ空洞になった個所から動けなくなった。
山の中なのにエライこっちゃ。
同乗していた村の住民が、一旦歩いて山下り。
家にあったキャタピラ駆動の重機に乗って現地に戻ってきた。
数人の村の人たちも応援に駆け付ける。
崖崩れに車は、いつ落ちてもおかしくない状況に、車体を引き上げる。
そのときに装着したチューンなどが重み、荷重によってついた凹み、擦り傷の修理である。
三つ目の箇所は、つい最近。
4月12日に出かけた大阪・住之江の団地内。
バック停車に停めようとしたとき。
ごっつんした
電信柱にあたった跳ね上げバックドアの凹み。
これらのリ・ペアをまとめてお願いした修理見込み額は5万円。
引き渡しは、額田部にある奈良陸運局の検査受けを終える、
祭日の5日明けになるとしても、6日に引き渡し。
ですが、手間、時間のかかる作業に、一日だけは勘弁してよ、という大のゴルフ好き。
結局は、7日明けになる可能性もある、と・・・
リ・ペアから返却までの期間に貸してくれる代車はエンジンキーを固定したダイハツタント。
別途所有する車のキーをもって、運転席側のドア施錠。
なお、電動ドアミラーは、スイッチ入れても作動しないし、バックでの駐車・入庫が難しい、という。
我が家の車庫入れに擦り傷するわけにはいかない。
ダイハツタントでは、後ろが見えにくい。
車庫は、玄関前まで。
段差のある車庫。
そこにかーさんの自転車はあるし・・・
後輪タイヤが、それ以上いかないよう、距離をとる車輪止めに代わりに踏み台を置き、ストッパー役に使用する。
また、側壁のコンックリート塀に運転席ドアが当たらないよう、側壁にダンボ-ル箱をセッテイング゙した。
日を開けて様子伺いに立ち寄ったオートサービス工場。
リ・ペア作業を見学させてもらった。
私の出身高等学校は、大阪・東住吉にあった府立東住吉高等学校。
科目は第二機械科だった。
旋盤から溶接。
鋳物に手工業。
担任から何人かの指導先生らにみっちり教えてもらった。
卒業して入社した企業は紡績のユニチカ・宇治工場が勤務先。
自宅から遠いこともあって寮入り生活。
所属した課は、整備部・整備課。
現場の人たちにもみっちり教えてもらった。
特に教えられたのは、安全作業。
一人ですることもあるし、2人、3人でこなす共同作業。
息もそろえなあかん。
手抜き、或いは勝手な動きが、危険状態に・・・
ヘルメットに被りに鉄が入った重たい安全靴。
油にまみれた作業服。
数年後に辞めることになったが、今でも身体が教わったとおりに動く。
作業に必要な治具・器具。
工程から専用の工具もつくらなきゃならない。
上司にいわれて、一年間になんども提案した安全治具。
提案賞をもらったことも思いだした。
50年以上も前に体験した記憶が、匂いとともに蘇ってきた。
電気スポット溶接作業もあるリ・ペア工程。
ノブ具を、器械ハンドラー引っ張り、凹んだドアを引き出す。
その時点ではまだまだ粗い作業。
次は、パテ剤を塗り、電気ヤスリで平面を綺麗にする。
色塗りはホンダカラー指示色を目安に選ぶ。
またく同じ色はあり得ない。
少しでも近づきたい近似色。
具合の色が見つかった。
車体を輝かせるパール剤をも入れて調合する6色配合したペイントで塗る。
連休明けの6日に鳴った電話は、リ・ペアはできたがパテが不揃い。
それにやや凸凹に見えるボデイ。
ペイントをし終えて判明したすっきりしないボデイ。
一度、見てもらって不満ならやり直すが、と・・・
実車、見てくれたらわかるから、とやってきた工場。
車体を見みれば十分なデキ具合。
左の後輪の側面なんて、屋根辺りまでペイントしてくれた。
側面の上部は、元のペイントだが、よく見りゃアレだが、たいしたことない。
バックドアもちょっと、という部分もあるが、これ以上は望まないから引き渡しを受けることにした。
5月1日もリ・ペア作業を拝見したオートサービス。
この日は、間に合わせるために朝の7時から始めている、という板金作業。
こんな具合でしているんやでぇ、と見せてもらった。
で、修理代は・・・申しわけないが、バックドアが1枚増えたことで3万円+3万円。
消費税分の6600円を、ジャスト切り捨ての6万円額に手を打った。
その費用代はタンス預金から捻出。
介護に世話かけてくれたおふくろの気持ちもいただいた補填額。
かーさんは、それでいいと・・・
翌日、買い物に出かけたスーパーオークワの駐車場で見たペイント塗り状態。
修理に塗った方はやや黒っぽく、従来のところはパール色に輝き、明確にわかるけどなぁ。
(R3. 4.30 SB805SH撮影)
(R3. 5. 1 SB805SH撮影)