県内では数多くの社地でお田植え祭が行われている。
今日は奈良市小山戸に鎮座する都祁山口神社での御田祭。
神社周辺の田園には水が張られているところもある。
早朝、社守や総代、役員らが神社に集まってくる。
各末社に神饌を供えると一息つく。
都祁水分神社の神職を迎えた一行は、参篭所から拝殿に続く回廊を渡り登壇する。
80本ほどの杉の若枝を束ねた若苗と2本の木鍬を供えて、祓えの儀、献饌、祝詞奏上、玉串奉天などの神事が厳かに執り行われる。
そのあと、御田植神事が奉納される。
田植え歌を唄う唄方と太鼓を打つ囃子方がそれでは始めましょうと声尾をかける。
舞方となる社守を先頭に二人の総代方が一列をつくり、「春田のよそおい うつてのこづち しゃんしゃんしゃん しゃんしゃんしゃん しゃんしゃんしゃん」の唄とともに舞殿をぐるりと一周する。
先頭の社守は前屈姿勢で牛役を演じている。
次は二人の総代が横に並んで、「若苗とるは 女のてぶり とる手も幾栄 とらぬ手も幾栄 しゃんしゃんしゃん しゃんしゃんしゃん しゃんしゃんしゃん」の唄に合わせて後退しながら田を打つ木鍬の所作をする。
最後に若杉苗を持ち「山田の田植え わが所へ作り 作りすました しゃんしゃんしゃん しゃんしゃんしゃん しゃんしゃんしゃん」の唄に合わせて田植えの舞を行う。
わずか数分ばかりの田植えの所作舞を終えた翌月中頃には、小山戸の田園が稲苗で緑に染まっていく。
(H20. 4.20 Kiss Digtal N撮影)
今日は奈良市小山戸に鎮座する都祁山口神社での御田祭。
神社周辺の田園には水が張られているところもある。
早朝、社守や総代、役員らが神社に集まってくる。
各末社に神饌を供えると一息つく。
都祁水分神社の神職を迎えた一行は、参篭所から拝殿に続く回廊を渡り登壇する。
80本ほどの杉の若枝を束ねた若苗と2本の木鍬を供えて、祓えの儀、献饌、祝詞奏上、玉串奉天などの神事が厳かに執り行われる。
そのあと、御田植神事が奉納される。
田植え歌を唄う唄方と太鼓を打つ囃子方がそれでは始めましょうと声尾をかける。
舞方となる社守を先頭に二人の総代方が一列をつくり、「春田のよそおい うつてのこづち しゃんしゃんしゃん しゃんしゃんしゃん しゃんしゃんしゃん」の唄とともに舞殿をぐるりと一周する。
先頭の社守は前屈姿勢で牛役を演じている。
次は二人の総代が横に並んで、「若苗とるは 女のてぶり とる手も幾栄 とらぬ手も幾栄 しゃんしゃんしゃん しゃんしゃんしゃん しゃんしゃんしゃん」の唄に合わせて後退しながら田を打つ木鍬の所作をする。
最後に若杉苗を持ち「山田の田植え わが所へ作り 作りすました しゃんしゃんしゃん しゃんしゃんしゃん しゃんしゃんしゃん」の唄に合わせて田植えの舞を行う。
わずか数分ばかりの田植えの所作舞を終えた翌月中頃には、小山戸の田園が稲苗で緑に染まっていく。
(H20. 4.20 Kiss Digtal N撮影)
小山戸に鎮座する都祁山口神社の後方の山稜には、水分神が白龍の姿で降臨した磐座と伝えられている御社尾(ごしゃお)の磐座があります。
磐座に向かう稜線上の道にはヒノキの根が張り独特の景観を描きます。
頂上にたどり着くと、鳥居の向こうに瘤状に盛り上がる大きな岩塊が迫ってくる。
都祁水分神社の起源とされる神聖な場所で、神の座にふさわしい形をなしています。
(H20. 4.20 Kiss Digtal N撮影)
磐座に向かう稜線上の道にはヒノキの根が張り独特の景観を描きます。
頂上にたどり着くと、鳥居の向こうに瘤状に盛り上がる大きな岩塊が迫ってくる。
都祁水分神社の起源とされる神聖な場所で、神の座にふさわしい形をなしています。
(H20. 4.20 Kiss Digtal N撮影)
奈良市小山戸に鎮座する都祁山口神社。
鳥居から北を向くと田園のなかにぽつりと小さな鳥居がみられる。
地元ではモリガミさんと呼ばれ崇められている。
一説では、「古事記」「日本書紀」にみえる都祁直(つげのあたい)の墓ともいわれている。
桜の花がいっぱい広がり鳥居を守っているように見える。
(H20. 4.20 Kiss Digtal N撮影)
鳥居から北を向くと田園のなかにぽつりと小さな鳥居がみられる。
地元ではモリガミさんと呼ばれ崇められている。
一説では、「古事記」「日本書紀」にみえる都祁直(つげのあたい)の墓ともいわれている。
桜の花がいっぱい広がり鳥居を守っているように見える。
(H20. 4.20 Kiss Digtal N撮影)