只今、開催中の県立民俗博物館「博物館でひなまつり」の展示物に目がテンになった。
はっとしたソレは、奈良県五條市南阿田で行われた吉野川・流し雛。
女児が吉野川の岸辺から流す竹の皮でつくった小舟にのせた千代紙製のお雛さま。
取材に出かけた南阿田で購入した流し雛は、県立民俗博物館に寄贈した。
そのものを展示してくださった。
学芸員から伝えられて、思いだした。
平成24年3月20日に、県立民俗博物館に寄贈した祭具の一つであった。
久しぶりにご対面した流し雛に、再び出会えたのが嬉しい。
後日に再訪したら、なんと県立民俗博物館に提供した南阿田で行われた吉野川・流し雛の写真も展示していた。
幼いころを思い出されたのかわからないが、成年女性が下流に流れてゆく流し雛を観る視線が愛おしい。
後方に展示された立ち雛にご興味あるかたは、こちらを参照ください。
なお、展示写真の解説・コメントに「”流し雛”は、身の穢れを祓う、という三月節句の人形の原意に近いものと、いえるでしょう。戦前までは、五條市各地に”流し雛”の風習が伝えられていました。南阿田では、戦中戦後の一時期が途絶えていましたが、昭和44年(1969)に復活、流しびな保存会によって、その伝統が、今に受け継がれています。現在は、4月の第一日曜日の午後1時から源龍寺において雛供養が行われたのちに、晴れ着に身を包んだ少女たちが、手に手に雛を持って吉野川の河原に向かい、雛流しが行われます」と、あり、調査・撮影に私の氏名を記載してくださった。
(R4. 2.19 SB805SH 撮影)
(R4. 3. 4 SB805SH 撮影)
はっとしたソレは、奈良県五條市南阿田で行われた吉野川・流し雛。
女児が吉野川の岸辺から流す竹の皮でつくった小舟にのせた千代紙製のお雛さま。
取材に出かけた南阿田で購入した流し雛は、県立民俗博物館に寄贈した。
そのものを展示してくださった。
学芸員から伝えられて、思いだした。
平成24年3月20日に、県立民俗博物館に寄贈した祭具の一つであった。
久しぶりにご対面した流し雛に、再び出会えたのが嬉しい。
後日に再訪したら、なんと県立民俗博物館に提供した南阿田で行われた吉野川・流し雛の写真も展示していた。
幼いころを思い出されたのかわからないが、成年女性が下流に流れてゆく流し雛を観る視線が愛おしい。
後方に展示された立ち雛にご興味あるかたは、こちらを参照ください。
なお、展示写真の解説・コメントに「”流し雛”は、身の穢れを祓う、という三月節句の人形の原意に近いものと、いえるでしょう。戦前までは、五條市各地に”流し雛”の風習が伝えられていました。南阿田では、戦中戦後の一時期が途絶えていましたが、昭和44年(1969)に復活、流しびな保存会によって、その伝統が、今に受け継がれています。現在は、4月の第一日曜日の午後1時から源龍寺において雛供養が行われたのちに、晴れ着に身を包んだ少女たちが、手に手に雛を持って吉野川の河原に向かい、雛流しが行われます」と、あり、調査・撮影に私の氏名を記載してくださった。
(R4. 2.19 SB805SH 撮影)
(R4. 3. 4 SB805SH 撮影)