大阪・西梅田のニコンプラザ大阪。
車で出かけて車で帰る。
3月に実施と聞いていた第2回フォトサークルDAN選抜10人展写真展。.
3月23日に訪れた写真展会場に灯りがない。
えっ、と思った会場は新型コロナウイルス対策に3月2日から臨時休館中だった。
日程を大幅に移してはじまった写真展。
今回は、実施していると案内もらっての会場入り。
体温計測に消毒。受付も職員もみな厳密な受け入れ態勢。
来客のマスク着用は当然であるが、職員はみなフェースシールド姿に脱帽だ。
観たかった写真展に遭遇した知人カメラマンに、まさかの出会い。
参加している団体のみなさんと訪れていたそうだ。
他にも展示してあった大作には感動もなにも浮かばなかったが、まさかの渦巻型線香の出会いの方が鮮烈だった。
香取線香が、造形美術の形になって展示してあったニコンプラザ大阪。
写真、カメラでなく香取線香も展示を受け入れるビジネス技量。
懐が広いって、こういうことなんだな、と余韻を残して車を東に走らせた。
大都会、市街地にある食事処に駐車場があれば、入店しようと思いながら走っていたが、一向に見つからず、とうとう外環状線にまで着ちゃった。
だったらここしかないと駐車したらぁ~めん夢屋台大東店。
7月10日の初入店以来の2度目。
らぁ~めん夢屋台の初ラーメン喰いは、税抜き820円の魚介肉醤油らーめん。
コクにコクがさらに広がる濃厚味。
麺も食べやすく、口にふくむたびに美味さに包まれる魚介肉醤油らーめんに感動したもんだ。
本日は、当店自慢の濃厚とんこつ醤油夢ラーメン。
夢ラーメンとは、また大それたネーミング。
夢を売るのか、それとも夢を喰うのか・・。
夢は幻。
目が覚めたときにすべてが消える。
頭の中に印象残る夢は滅多にないが、子どものとき、いや中学生か高校生のころによく見た夢は今でも記憶に残る。
その夢映像は、駆けっこだったか、自転車だったかはっきりしないが、駆ける、いやペダル漕ぎに勢いがついたそのときである。
シーンは、それこそスチーブン・スピルバーグ監督のET。
映画を観たのは勤め人だったころ。
それよりずっと前の夢の中では独りで飛んでいた。
大空に両手を拡げてまるでグライダーのような感じで滑空している夢だった。もっと他にもあるが・・。
夢物語はともかく、夢屋台大東店・濃厚とんこつ醤油夢ラーメンの味である。
ネットにある
評判口コミ。
前回に選んだラーメンは魚介系。
今回は、とんこつ系。
どちらが1番なのか知る由もないが、魚介系の次はとんこつ系だろ、の判断で選んだ濃厚とんこつ醤油夢ラーメン。
入店した時間は正午の午後12時45分。
カウンター席は満席のためにしばらくお待ちください、だ。
その間に用を足す排尿。
すっきりした気分で食べたい評判の濃厚味ラーメン。
注文してから数分待つ。
前回もそうだったが、配膳が早い。
その間に注文した唐揚げは却下。
メニューにあった唐揚げが何故に食べられない。
店員さんに突っ込む気も起らず、まぁいっか。
カウンターにある香味料は、餃子のためのラー油。
ラーメンに欲しいニラ辛子とすりおろしにんにく。
もう一に一味とうがらし。
うどんに一味とうがらしはわかるが、さて何に・・。
どでーんとやってきた丼鉢に盛った濃厚とんこつ醤油夢ラーメン。
お店にある謳い文句は「濃いは旨い」である。
「豚骨どっさり、寸胴いっぱい、じっくり煮込み。野菜もどっさり入れた天然のうまみがたっぷりのとろっと濃厚スープです」、とある。
「濃厚スープに、麺からみ。味玉、チャーシュー、メンマ、板海苔、ねぎ、もやしの具だくさん。一番人気の夢ラーメン」を一口食べる前にしておきたいプラス2の香味料。
目の前にある棚から取り出して落とす。
香味料瓶にある小さなスプーンにすくってちょちょいと落とす。
それにしても気になるのがフレーク状の代物。
これは一体、何である。
後でわかったそれはフレーク状にしたチャーシューのようだ。
味玉はなな、なんと、見本写真と違って丸々の味玉姿。
美しく熟した黄身の姿を閉じ込めたまま。
申しわけないが、
らぁ~めん夢屋台HPで美味しい色合いを観てくだされば幸いだ。
トッピングしたニラ辛子とすりおろしにんにくとともに、ほんの少しだけ混ぜる。
そして、まずは一口。
予想していたくらいのトロトロ感も凄いが、味もこってり。
こってり、コテの濃厚な味に麺がずるずる仕込まれる。
二口、三口、四口と箸が止まらない。
凄味に旨味であるが、トッピングしたニラ辛子が旨味を邪魔する。
逆に、すりおろしにんにくもたっぷりトッピングしたのににんにく感が薄れる。
むしろ何も加えない方がいいかもしれない。
食べ方はさまざまだと思うが、私の場合は、麺を包み込むように板海苔を扱う。
海苔だけ食べるのではなく、これが美味い。
海苔感もぶっ飛ぶくらいの麺にスープ味が勝る。
濃い、濃い、コクあり濃厚とんこつ醤油夢ラーメンは食べた感がすごくある。
中でも最も美味しかったのは味玉である。
半切していない味玉をがぶりと半口。
とろっとした熟黄身がむちゃ旨い。
フレークチャーシューは、結局は味がなんだかわからなかった。
一枚ぽっきりじゃ寂しい濃厚とんこつ醤油夢ラーメンだった。
前回同様の現金払いに、アンケートも提出。
それにも書いたが、今の時代は電子マネー。
味も素晴らしけりゃ、支払いシステムも、新型コロナウイルス拡散対応の接触確認アプリとか政府対応のCOCOAも、是非検討、ではなく導入願いたい。
(R2. 8.20 SB805SH撮影)