
昨日はY子と、上野の文化会館で行われたマリインスキー・バレエ《オールスター・ガラ》の鑑賞に行って来ました。
現在Y子はバレエのレッスンに通っているので、一度こういう本格的なバレエを見に行きたいねと言っていたのですが、スケジュールの調整などでグズグズしているうちに、このバレエ団の公演も昨日で終わり。間近になってあわてて予約を入れたときには、3階席しか空いていませんでした。
最終日のガラということで、3部まである豪華版。第一部の《レニングラード・シンフォニー》は、大勢の出演者による「侵略者たち」「青年たち」「娘たち」が織り成すドラマチックな舞台。「バレエというより劇団四季の演技みたいね」というのがY子の感想でした。
第二部は、「《アルレキナーダ》よりパ・ド・ドゥ」、《グラン・パ・クラシック》、《チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ》、《海賊》、《ビギニング》、《ティアナとアクテオン》という、次々に出てくる男女2人組みと、ソロの男性が個性的なバレエを見せてくれる構成で、それぞれの美しい動き、力強い動き、衣装の美しさなど、色々な角度から十分に楽しめました。Y子の感想は「色々参考になった。」
第三部は、「《パキータ》よりグラン・パ」。いよいよフィナーレです。宮殿のようにしつらえた舞台で、綺麗な衣装を着たダンサーたちが繰り広げるバレエの世界は、華麗で迫力があり、圧倒されました。演技が終っても観客の興奮は止まず、何度もアンコールの拍手を送っていました。
2回の休憩を入れて3時間の夢のような世界に浸った後は、上野駅に急ぎ、駅中のお寿司屋さんで握り寿司を楽しんでお別れ。2人とも満足感に浸りながら、夫々の家路につきました。(三女)
