今日は初夏の陽気。午前中に夫と旧古河庭園のバラを見に行って来ました。
南北線の西ヶ原駅から徒歩7分ということで、我が家から行くのは意外に簡単ですが、南北線も東大前より先に行くのは初体験。東京に住んでいても知らない街が沢山あって、そういう街を歩くこと自体が興味深く、最近私達夫婦のちょっとしたブームです。
余り大きな家も店もなく、大きな病院と消防署ばかりが目立つ通りを真っ直ぐに進むと、旧古河庭園の入り口に出ました。最近テレビや新聞で報道されていたせいか、門のところには入園チケットを買う人が列を作っていました。
中に入ると、風格のある洋館と華やかで美しい花壇が目の前に広がります。そして、花壇の周りにはカメラを手にした人、人、人。
ちょっと時期が遅すぎて、花が開きすぎた感はありますが、色とりどりの薔薇は豪華で美しい。それに良い香り!後一週間早かったら、どんなに素晴らしかったでしょう。
東に下ると新緑がいっぱいの日本庭園が広がり、池や小さな川や見晴台もあります。総面積は3万㎡強。パンフレットによると、『この土地はもと明治の元勲・陸奥宗光の邸宅でしたが、宗光の次男が古河財閥の養子になっ時、古河家の所有となりました』とのこと。今は文化財に指定されているそうですが、何とも豪華で贅沢な‘邸宅’です。
ふ~、とため息をつきながらのバラ鑑賞のひと時でした。(三女)