10月4日。パリ最後の今日は、オルセー美術館→ピラミッド駅近くのモノプリで買い物→ギュスターヴ・モロー美術館のコースの予定です。
朝10時半にホテルを出て、オステルリッツ駅まで歩き、そこからRERCでオルセー美術館駅まで行きました。ここもミュージアム・パスがあるので入館はスムーズ。館内は改装があったせいか、前に行った時と比べて品揃えも展示場所もかなり変わっているような印象でした。
ゴッホ、ゴーギャン、ルノワール、ドガ、モネ、セザンヌ、ミレー、、、素晴らしい絵画の宝庫!特にゴッホの作品が充実している感じがしました。
1時間しっかりと鑑賞して、館内でランチ。チキン・サラダ(ハーフサイズ)とアイス・オレンジ・ティ。夫はチーズリゾットとビール。互いに丁度良いボリュームの納得のランチでした。
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オルセー美術館からピラミッドまでは散歩を兼ねて歩いていきました。セーヌ川を渡るレオポール・セダール・サンゴール橋は、「橋の欄干に鍵をつけると愛が成就する」というありがちな迷信で有名になって、欄干には鍵がひしめいています。橋の上にはミネラル・ウォーターと一緒に鍵を売るちゃっかりした商売人がいました。
橋を渡ってチュイルリー公園を横切り、ピラミッドまで歩き、モノプリでY子へのお土産の「小麦粉」を買いました。トゥールーズには大型スーパーや大小のコンビニが町のあちこちにあって、小麦粉を買うのは実に簡単ですが、パリでスーパーを見つけるのは一苦労。パリの人たちはどうやって日常生活を送っているのでしょう?
買い物を無事終えて、地下鉄のピラミッドからサンラザール経由でサンジョルジュへ。ここに待望のギュスターヴ・モロー美術館があります。夫は前にも行ったというのですが、私の記憶にはありません。1年ほど前に東京で「モローとルオー展」に行った時に強く興味を惹かれてパリの美術館でゆっくり見たいと思い始めたのでした。
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うわ~、本物のアトリエが目の前にある!モローの絵が惜しげもなく展示してある!感激です。
汐留ミュージアムで大勢の客の頭越しに見た絵が間近に見られて、細部の装飾ひとつひとつまではっきりと見て取れて、感動し、心から満足しました。
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パリ最後のディナーは、サンジェルマンにある「
le bar a huitres」という海鮮レストラン。ここはオマール海老が美味しいということで、私達のお気に入りの場所です。今回行ってみたら、Ⅰパッドでメニューを見るようになっていたり、内装が随分洗練され、近代化されていたので少々戸惑いました。
でも基本的にメニューの中身は変わっていませんでした。ホッ!まず最初にプロバンスのロゼワインを注文。
アントレは牡蠣。フランスに来て3度目の牡蠣です。そしてメインは待望のオマール海老のグリル。とても美味しく調理されていました。満足、満足。デザートはクレープ(ラム酒のフランベ)。全て文句なしの美味しさで、とても充実感のある晩餐でした。
これで今回の旅は全て終了。明日昼過ぎにパリを発って、6日朝に成田到着予定です。東京近辺に台風が近付いているというニュースも入ってきているので、無事予定通り戻れるか少々心配。楽しく充実した旅でしたが、洗濯物も溜まってしまったし、普通の和食も恋しいし、できれば予定通り帰りたいな。
では、皆さん、Au revoir a Tokyo!(三女)