ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

パリ滞在初日・二日目

2014-10-04 05:09:59 | 日常
           

10月2日にトゥールーズを発って、昼頃パリに到着しました。トゥールーズも賑やかだと思っていましたが、パリの雑然とした賑やかさは桁違いです。

        

初日は町の様子を思い出す程度にしましょう、とゆっくりするつもりでしたが、私たちの好きな「ミラマ」という中華屋さんに行くために、サンミッシェル駅に行こうとして大苦労。そもそも私たちのホテルの最寄り駅ガール・ド・リヨンの地下鉄やRERのホームにスンナリ辿り着けないし、乗り換えもやけに複雑になっています。日本人のお姉さんが乗換ホームへの行き方を教えてくれたりして、ようやく目的地に行くことができました。あ~、やれやれ。

「ミラマ」では、張り切って色々と頼みすぎて、半分位しか食べ切れませんでしたが、久々のアジアの味、美味しかったです。

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10月3日。朝から張り切ってルーブル美術館へ。今回はミュージアム・パスを買っておいたので、チケットを買うために長蛇の列につくことなく、すんなり入れて、まずはミロのビーナス像へ。まだ余り混んでいなくてゆっくり鑑賞できました。

  

そうこうするうちに、団体客がどんどん入ってきて、モナリザの展示場近辺はすごい混雑。ルーブル美術館は写真撮影OKなので、皆シャッターを切るのに押し合いへし合い状態でした。

ルーブルには、他にもナポレオン一世の戴冠式や民衆を導く自由の女神など、是非見たいけれど日本にはなかなか来ることのない絵画が沢山あります。これらの展示場にはなぜか団体客も余り来ていなくて、ゆっくり見られて幸せでした。

  

ルーブル美術館は、写真撮影もOKなだけでなく、美術家たちが原画の前で模写をし続けることもOKです。小学生の団体が絵の前に座り込んで、先生の説明を聞く光景も見られました。そういう点、芸術を愛し、理解し、育てようという精神が未だ生きているのは好感が持てました。ただし、展示場のルートが何だか複雑怪奇で、中々目的地へ辿り着けないのは、一般個人の観光客にとっては辛いものがありましたが。

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ルーブルに2時間ほど滞在し、チュイルリー公園に出ると、外は素晴らしい青空。花壇には秋の花が咲き、木々はすっかり黄葉していました。

  

チュイルリー公園の外れにあるオランジェリー美術館にも入ってみました。ここはモネの睡蓮の壁画で有名な美術館ですが、写真撮影は禁止。地階にはドラン、ルノワール、セザンヌ、マティス、ローランサンなどの作品の展示もあり、何となく懐かしい絵の絵葉書数枚を買いました。

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引き続き、エッフェル塔近くのイエナ橋下まで歩いて、バトー・パリジャンという遊覧船に乗船。オランジェリーからイエナ橋まで遠かった!エッフェル塔を仰ぎ見ながら船は出発。アルマ橋、アンヴァリッド橋などを通って、、、

        

ルーブル美術館やノートルダム寺院などを眺めて戻る、約20分のコースです。天気が良くて、川から眺める景色は美しく、気持ちのよいクルージングでした。

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一旦ホテルで休憩後、夕食は「Au Petite Marguery」というレストランへ。ここは夫の友人に招待されてすっかり気に入って、私たちが最近必ず行くお店です。

  

ワインは、夫の大好きなクローゼ・エルミタージュ。アントレは、私はスープドポワソン、夫はセップ茸のソテー、メインは2人ともリ・ド・ヴォ。

        

デザートは、勿論スフレ!夫も同じ、と言ったら、ウェイトレスのお姉さんが、せっかくだから別の美味しいものを、といって、シュー生地にアイスクリームが3つ入っていてチョコレートの掛かったものを勧めてくれました。素晴らしく美味しいけれど、すごく甘くてすごいボリューム!

何もかも美味しくて、店の雰囲気もよく、とても満足しましたが、何しろお腹がいっぱい!ふ~。でもパリらしい素敵な夜となりました。(三女)
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