ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

北海道の旅(3)素晴らしいラベンダー

2015-07-18 13:05:29 | 日常
           

7月16日。今朝は曇り空。でも天気予報は曇り後晴れ。今日は富田ファームまで2時間半以上かかるので8時出発で、ただひたすらバスの旅です。

富良野市に入ると綺麗な青空で、富田ファームに近づいた頃には十勝岳、旭岳それらを含む連峰が姿をあらわしました。ファームに着くと人 ひと ヒト、そして外国語の波。自撮り棒で花と自分を楽しそうに撮っている人もかなりいました。

        

バスを降り自由行動になり、夫とも別行動(気になる場所や写真を撮るタイミングが合わないので)にして、まず今までタイミングが合わず見ることが出来なかった、綺麗に咲いた帯状の花畑を見に行きました。そしてまずその手前のラベンダー畑に圧倒されました。

ラベンダーは蕾の時が一番綺麗で、しかも花が咲く前に刈り取らないと香りの高い油分が取れないそうで、今月下旬には観賞用の畑を残して刈り取ってしまうそうです。本当に今まで見たことが無い素晴らしい深みのある濃い紫(実際は写真の色を濃くして想像してください)が見渡す限り広がっていました。

目的の帯状の花畑も今が盛り。花のタイミングは昨日の紫竹ガーデンでも感じましたけれど難しいですね。でも今回の最大の目的がラベンダーだったのでぴったりでした。

綺麗に咲き誇っている花達を見たり写真を撮ったり、十勝岳連峰を見ながら木陰でのんびりラベンダーソフトクリームを食べたり。メロンも食べようかと思っていたのですが、1日目の夕食、2日目の昼食のデザートで夕張メロンが出て、美味しく食べ頃に熟した物をしっかり食べたので今回はやめました。

富田ファームの次は後藤美術館で昼食です。ここは日本画の重鎮である後藤純男氏の作品を展示している美術館で、二階がレストランになっています。まず展示してある絵の前で後藤氏の略歴、日本画で使う絵の具の材料の説明を受け、鑑賞は食後と言うことでレストランでハンバーグランチを食べました。
今回の旅の食事はいずれも新鮮な野菜がたっぷり出され幸せでした。

食後は絵の鑑賞はせず(ここは三回目、それに絵は素晴らしいのですが大きい画面に景色が緻密に描き込まれ全体が重い感じで・・・)外に出て気持ち良い風に吹かれながら、ぶらぶら景色を見て過ごしました。

        

食後は美瑛の丘を車窓から見て今回最後の見学地「上野ファーム」へ。又皆さんのお昼寝タイムです。とにかく北海道は広い。とはいえ、点と線をもう少し上手く結べなかったの?と言う感じです。

上野ファームは今年は広い駐車場が出来て、その前に新しいガーデンが出来ていました。ここは通り道はレンガが敷かれていたり、レンガでアーチがあったりと、かなり綺麗に整えられています。昨年咲き誇っていた薔薇が過ぎ、クレマチスが元気に咲いていました。新しいガーデンはやはり上野さんが監修した「風のガーデン」に似ていました。

全ての行程を終え、バスは2時間以上かけて苫小牧港へ。さすが皆さんから腰が、背中が、足が、お尻が痛くなったとの声続出。

今夜は船なので自由にベッドで寝転んだり、船内を歩き回ったりできますが、台風の余波で乗船してみるとかなり揺れています。バランスとりながら歩くのは良い運動になるかもしれませんか、夕食バイキングでお盆にお皿、カップを載せ歩くのはちょっと大変でした。瓶ビールとコップ2つをお店の人がお盆に載せようとしたけれど、そんな難しい行動は出来ないので丁寧にお断りして、片手にビール片手にコップ2つをわしづかみにして席まで運びました。

船はかなり揺れていましたが、私は薬を飲んでいたので揺れを感じながらも良く眠れました。夫は薬が無くても平気な人のようです。船は予定通り17日朝10時に仙台港に入港。そこからタクシーで仙台駅へ。東京は雨だと思っていたら晴れて暑かった!

今回の旅行はバス乗車時間が長く疲れたけれど、2日目3日目と晴天に恵まれ、同年代の同行のご夫婦9組、明るい添乗員さん、なにより素晴らしいラベンダーに出会え満足満足でした。(次女)
コメント
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