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ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

ニューヨーク旅行(5)ねこねこさん宅訪問、誕生祝い@ステーキ店「ギャラガーズ」

2018-10-15 15:41:18 | 日常
10月8日。私は今日はプロヴィデンスに住むねこねこさんに会いに行く日です。
 
            

朝8時ペンシルヴェニア駅発、11時プロヴィデンス駅到着のアムトラックを使った長旅で、アムトラックに乗るのは初めてなので、事前にねこねこさんに要領を聞いたり、ペンステーションまで地下鉄で行ってみたりと、結構緊張してこの日を迎えました。

でも事前の準備のおかげか、出発が15分ほど遅れて、出発ホームがなかなか表示されずにヤキモキした以外特に問題はなく、ねこねこさんお勧めの右側窓際席に無事乗車。

景色を見たり、写真を撮ったり、少し居眠りしているうちに3時間が過ぎてプロヴィデンス到着。迎えに来てくれたねこねこさんと感動の再会。タクシーでお宅に向かいました。

  

築80年という住まいは、想像していた通りの可愛さと風格のある素敵な家です。

  

家の中も古い建物の雰囲気を壊さずにしっかりした新しい木造りの家具が入っていて、とても趣味の良い居心地よさそうな空間になっています。

広いリビングの床には猫用おもちゃが転がっていて、4匹の猫たちがどこでも自由に過ごせる仕様です。猫たちは、テーブルの上にのったり、ママにすりすりしたりと、甘え放題。

            

部屋を一渡り見せてもらって、ランチ。前から話を聞いていたコーンビーフのポトフ。日本のコーンビーフとは全く違ったどっしりした肉ですが、脂がなくてとっても美味。シャンペンと赤ワインと共に楽しみました。

  

食後はねこねこさんの家の周辺を小一時間散歩。色づいた木々と調和のとれた家々が並ぶとても美しい街並みです。

            

入口に可愛い動物の置物が並ぶお土産屋さんを覗くと、店内には政治的風刺や人の癖を笑う、いかにもこの町らしいウィットに富んだ文が書かれたTシャツなど、面白い商品が色々並んでいました。

          

家に戻ってラズベリーパイとコーヒーで一休みした後、ねこねこさんのご主人の車でプロヴィデンス町全体を案内してもらいました。

こじんまりしたカフェやレストラン、小売店、立派な中学校、高校、大学のある落ち着いた町で、本当に暮らしやすそう。

高台にある緑一杯の公園からプロヴィデンスのダウンタウンを眺めた後、駅まで送ってもらい、4時間半ほどの滞在は終了。短い時間ながら、ねこねこさんの素敵な暮らし振りが垣間見られて、楽しく有意義なひと時でした。

            

午後3時43分のアムトラックで7時過ぎニューヨークに到着。

8日は四女の誕生日なので、夜は52番通りのノヴォテルホテル内にあるステーキ店「ギャラガーズ」で誕生祝いをすることにしました。

店内に入って、壁に飾られたベーブルースやモハメドアリ、その他店を訪れた沢山の有名人たちの写真や肖像画を見て、ここは以前ニューヨーク滞在中の四女を母や子供たちと一緒に訪れた時に、案内してもらったことのある店だと気づきました。

  

すごく混んでいましたが、30分ほど待った後、席に案内され、陽気なボーイさんの声掛けを楽しみながら、四女はフィレミニヨン、私はボーン・イン・ニューヨーク・サーロイン、そして二人用にシーザーサラダ、マッシュポテト、ほうれん草のマッシュを注文。

          

地ビールで乾杯!「お誕生日、おめでとう!」

私はその後ウィスキーソーダも追加して、勢いよく食べ、飲み、ボリューム感いっぱいのステーキをまさかの完食!肉の美味しさと、十分なアルコールと、店内に満ちたエネルギーの影響で、体中に元気が漲った気分でホテルに戻りました。

            

ホテルの室内では、ねこねこさんご夫妻が四女の誕生祝いにプレゼントしてくれた地元の、オバマ前大統領も来たことのあるケーキ屋さんの小さなケーキで、もう一度お祝いをしました。ピンクのデコレーションが乗った可愛いチョコレートケーキは、甘すぎて二人とも完食はできませんでしたが、気持ちは嬉しくいただきました。

こうして、昼間私は友人を訪問し、四女はマンハッタンでコロンバスデイのパレードを見たり、思い出をたどる街歩きをするなど、思い思いの時間を過ごした後、夜は二人でガツンとした食事をして、記念すべき四女の誕生日を終えました。(三女)
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ニューヨーク旅行(4)ジャズ・ブランチ・クルーズ

2018-10-15 12:44:54 | 日常
10月7日。
午前中は「Top of the Rocks」(ロックフェラーセンターの展望台)に上ってマンハッタンの景色を眺める予定でしたが、曇りで眺望が効かないというので断念。10日朝の予約を入れて、マンハッタンの街を少し散歩することにしました。

          

菊の花壇が美しいロックフェラーセンタービル正面からスタート。ビル前の広場はスケートリンク設営の準備をしていました。

          

その後、セント・パトリック大聖堂を見学。日曜礼拝の最中でしたが、観光客も入ることができて、美しいステンドグラスの窓を見たり、ミサや神父様の説教を聞くことができました。

            

5番街を57番通りまで上がって東に折れ、パークアベニューとレキシントンアベニューの間にある四女の元勤務先のビルを確認し、記念撮影。

  

散歩した区域(ミッドタウン)には、トランプタワーやIBMもあり、高級ブランド店が並び、車が常に渋滞し、道路で時々蒸気が噴出しと、マンハッタンの中心部らしい躍動感と喧騒に満ちています。

  

再び西に向かって5番街からセントラルパークに入りました。今日のセントラルパークは、マラソンランナーがいっぱいだった昨日と違って静か。リスもスズメも安心したように寛いでいるように見えました。

6thアベニューから南に下って、53番通りにある私たちのホテルにいったん戻って休憩。

今日のハイライトはジャズ・ブランチ・クルーズ。12時半にハドソン川の船乗り場から乗船するので、11時15分にエージェントが迎えにくることになっていましたが、11時半過ぎても現れず、エージェントに何度も電話を入れたりして、ヤキモキしました。

結局11時45分を過ぎた頃に姿を表した運転手は、「道は混んでいるし、ポリスに迂回を命じられたりして、すごく遅くなった、いつもは早めに来て待っているのに」と怒涛の愚痴というか言い訳。それでも何とか乗船受付時間ぎりぎりに船着き場に到着し、無事乗船。結果オーライとなりました。

          

船内のダイニングホールの各テーブルには、あらかじめオレンジジュースと飲み放題のシャンペンが用意されています。着席直後に出航。

食事はバイキング方式。ターキーや飲茶やベーコンや果物など、好きな食べ物をとってきて、ジャズの生演奏(途中からポピュラーのCD)を聞き、繰り広げられるハドソン川の風景を眺めながらの食事は何とも楽しく、心が浮き立ちます。

  

食事が終わったころに船は自由の女神に最接近します。私たちも早めに甲板に上がって、マンハッタンの街や自由の女神の写真をたくさん撮りました。

            

そうこうするうちに、室内では再びジャズの生演奏が始まり、やがてCDのロックミュージックに変わって、シャンパンに酔った人たちが陽気に踊り始めました。ダンスが大好きな私もじっとしていられなくて、踊りの輪に加わって、愉快なひと時を過ごしました。

          

その後、8日が誕生日の四女を含む誕生日が近い人たちの名前が読み上げられて、「ハッピーバスデイ」の演奏と歌と拍手。乗客全員のハッピーな気分を乗せたまま船は元の船着き場に戻りました。なんともお洒落で楽しい船旅!休暇気分を十分エンジョイしました。

          

下船後、私たちは、ハイラインという鉄道跡の?高架道路を歩いて、チェルシー市場へ。

          

私の周辺の人たちもお勧めで、ネット情報でもすごく魅力的に紹介されていた市場でしたが、シャンペンを飲み過ぎたせいか、休日で人が余りにも多かったせいか、旧ナビスコ工場を改装した大きな建物の中に作られたマーケットは暗くて、余り居心地が良くありません。

最初夕食はマーケット内のイートインスペースで食べるつもりでしたが、やめて、ロブスターとクラムチャウダーをテイクアウトしてホテルで食べることにしました。

            

市場近くの地下鉄駅手前のカフェで、冷たいコーラを飲んで一息ついた後、地下鉄Eラインでホテル最寄り駅7thアベニュー(53番通り)まで行き、近くのパン屋さんでパンとサラダ、ホテル内でビールを購入。一昨日のワイナリー見学で買ったワインReisling(ホワイトハウスの晩餐会でもでたそうです)と共に、ホテル室内で豪華な晩餐会となりました。

今日も盛りだくさん、内容充実の一日でした。(三女)
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ニューヨーク旅行(3)オペラ「アイーダ」鑑賞

2018-10-15 03:27:31 | 日常
10月6日。この旅行のハイライトのひとつ、オペラ「アイーダ」のマチネ鑑賞の日です。

            

オペラが始まるのが午後1時なので、午前中を有意義に過ごそうと、8時頃にセントラルパークを目指して出発。途中アッパーイーストサイドの街並みを味わいながら30分ほど散歩して、その後公園に入りました。

            

土曜日の早朝のセントラルパークで、広くて静かな緑の空間をのんびり味わって過ごすという心積もりだったのですが、パーク内は市民マラソン大会の真っ最中。大勢のランナーに囲まれたり、追い抜かれたり、ランナーの間を横切ったりしながら歩くことになりました。それはそれで、面白い体験ではありましたが、ちょっと想定外でした。

  

その後は、リスを眺めたり、ジョン・レノンを偲ぶイマジン・モザイクの写真を写したりして、一応納得。小雨が降り始めたセントラルパークを後にして、ダゴタハウスを観ながら、一旦ホテルに戻りました。

            

小休止の後、オペラ用にドレスアップしてから、「Il Gatto Pardo」という、高級そうなホテルに併設されたレストランにランチを食べに行きました。

          

四女は待望のベリーが沢山添えられたパンケーキを、私はアスパラガスとチーズのオムレツとサラダを、ソーダ水と一緒に楽しみました。

ギターの生演奏があって、すごく良い雰囲気で、料理も美味しくて、オペラの時間に間に合うように、バタバタと食べてバタバタと出なければならないのが残念でした。

          

お店を出てタクシーを拾ってリンカーンセンターへ。12時20分ごろ到着した時には、大勢の観客が列を作ってMETシアターに入場開始していました。今回の座席は3階の一列目正面。舞台が良く見えて、最高の席です。

オペラはヴェルディ―の「アイーダ」。お話はエジプトとエチオピアの戦争の中で芽生えた、エジプトの王子と戦争に負けて奴隷になったエチオピアの女性との恋愛悲劇。

私の隣の席の大のオペラファンのおばあ様によれば、アイーダ役のアンナ・ネトレブコという歌手は今ベストなソプラノ歌手だということでした。この人だけでなくどの歌手も超一流で、実に気持ちよく聞かせます。有名な「エジプト賛歌」の合唱は強く胸に響きました。

また歌だけでなく、数百人の歌手やダンサーが作る舞台の華やかさが圧巻でした。(途中本物の馬が出演して、落ち着かない様子だったので、舞台で暴れたらどうするのだろうと心配になりました。)

隣のおばあ様は、歌が一曲一曲終わるたびに「ブラボー」「ブラバー」「ブラビー」と掛け声を掛けて、何とも嬉しく楽しそう。本当にオペラ好きだということが伝わってきます。それも含め、舞台の素晴らしさと、客席の興奮と熱気が融合して、私もハッピーな気分に包まれました。

ちなみに、この日の舞台は「METライブビューイング」用に撮影されていて、来月には日本でも公開されるそうです。

            

オペラが終わってホテルに戻り、平服に着替えて、四女が嘗てニューヨークで暮らしていた時によく行ったというハンバーガー屋「JG Melon」へ。

           

ハンバーグとチリビーンズとフライドポテトをビールと共に食べました。四女の懐かしい思い出話を聞きながら食べた本場のハンバーグは、とても美味しかったです。

            

その後、四女がもと住んでいたマンションまで案内してもらいました。

今回のニューヨーク旅行の大切な目的「オペラを観る」と「思い出をたどる」の二つを実現して、実に充実した一日でした。(三女)
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