
4月10日は関東甲信越が1日だけ冬に逆戻り。白州もその例に漏れず、前日は素晴らしい晴天だったのに朝起きたら一面の銀世界になっていました。積雪は15センチ、正午の気温は0℃でその後下がる一方!



ニュースで見飽きたとは思いますが、我家でも5分咲きの桜や雪柳などにも雪が積もりました。


翌11日の朝はまた一転して好天気。あっと言う間に道路の雪は消えたけれど土の上は未だ真っ白。
雪原を渡る風は冷たくて、ツグミが体を真ん丸に膨らませて寒さに耐えていました。

散歩に出ると土筆が雪をまとい、“やっと出てきたのに・・”という風情。
春の天気は変わりやすいというけれど、今年はちょっと極端ですね。皆さん体調管理に気をつけましょう!
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日付がちょっと戻りますが、この写真は1週間ほど前に次女と行った北杜市の実相寺境内にある「山高神代桜」です。「神代桜」は「三春滝桜」、「根尾谷淡墨桜」と共に“日本三大桜”に数えられており、山梨で人気No1の桜の名所とのことです。

「神代桜」は樹齢1800年~2000年と言われる日本最古のエドヒガンザクラで、その経てきた年月と巨樹であったことを象徴するような太くごつごつと黒ずんだ幹や、枝の数が少なくなってしまっているとは言え今も見事に花を咲かし続けている姿には、不思議な存在感が漂っていました。


エドヒガンザクラはソメイヨシノよりも開花が1週間以上早いため、神代桜は期待通り満開でしたが、境内に沢山ある他の桜は5~6分咲き。それでも背後の真っ白な甲斐駒や、庭一面に広がる水仙の花も相まって十分に楽しめました。
実相寺近辺の駐車場がこの時期だけものすごく混むので、我家から近いというのに神代桜を見には20年近く行っていなかったのですが、次女が“三大桜”の中で「神代桜」だけ見ていないということだったので、朝早く行けば何とかなると、満開になったという情報を得て次女が前泊の上、急遽行ってきたものです。
朝食後一休みして9時頃に駐車場に着くと目論み通り未だスペースがあり、人出もそこそこ。久しぶりに見た神代桜や周りの風景も素晴らしく、正に“早起きは三文の徳”でした。誘ってくれた次女さんありがとう!(四女)

