ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

車山と八島湿原(クスコ会2022秋)

2022-11-02 16:55:20 | 日常
      

昨年秋に続き、10月26日~28日にクスコ会を開催しました。親の介護のために来られない女性一人を除いて今回は総勢8名が参加。(クスコ会:2011年にペルーを旅行した仲間達との山歩きと会食を目的とした集まり)

<26日>
クスコ会に便乗した男性陣によるゴルフデイ。最近はこれが目的化している人もいて・・まあいいか。

早朝に東京から来た男性3人と、朝が弱いために夫婦で前泊した義妹の夫Sさんの4人がゴルフに参加。私と義妹は午前中に買い出しをし、他の二人の女性は2時半頃に東京からやってきました。

  

<27日>
メンバーの様々な体調を考慮して今年も山歩きは回避。ビーナスライン沿いの「車山山頂(リフトで往復)→八島湿原」という殆ど歩く必要のないコースにしました。

駐車場から2本のリフトを乗り継いで上がった車山山頂には、遠方からでも目印になる大きな白い気象レーダーと、それに隣接して本当に小さな車山神社が鎮座。

神社の四隅には10月2日に建て替えられたばかりの真新しい御柱がしっかりと聳えていました。諏訪大社御柱祭の年の秋に、各地区の神社で御柱の建て替えが行われるとのこと。

そう言えば、先日姉達夫婦が来訪した際に、その日役目を終えた引き綱?を「蔦の湯」に展示しているところに出くわしたことが思い出されます。

          
      

前日の快晴ほどではないものの天気は高曇りでまあまあ。車山山頂からは360℃眺望が開け、富士山、八ヶ岳、南・中央・北アルプスなど息を飲むほどの絶景が広がります。ただ二日前の降雪が僅かに残る10月末の山頂はさすがに寒く、神社にお参りし、眺望を軽く楽しんで、早々にリフトで下山しました。

      

車山からはビーナスラインを先に進んで八島湿原に。
八島湿原は12000年前に誕生した標高1630メートル、広さ43.2ヘクタールの湿原で、国の天然記念物に指定されています。

      
      

霧ケ峰エリアのなだらかな山容に囲まれて静かに広がる湿原は、時間の流れが止まったような不思議な空間です。今は「マユミ」と「ツルウメモドキ」が可愛い実をつけている以外はススキと枯野が一面に広がっているだけですが、パンフレットを見ると、四季折々咲く草花で湿原は季節によっていろいろな表情を見せるようです。

湿原の周回は勿論のこと、八島湿原からは車山との往復などトレッキングコースが幾つもあるのですが、今回はメンバーの体力/脚力に合わせて木道を少しだけ歩いて雰囲気を味わってきました。

周回コース上には諏訪神社下社の奥宮である旧御射山(もとみさやま)神社が、その近くには江戸初期まで下社の狩猟神事「御射山祭り」が行われていた旧御射山遺跡があって、私にとって旧御射山は一度は行ってみたい場所でした。今回はそこまで足を延ばせなかったけれど、八島湿原そのものの魅力もわかったので、いずれ再訪してみたいと思っています。

ペルーに行き、皆で山歩きを楽しむようになって11年。リフトで頂上まで行ける車山山頂からの眺望や、木道を歩いて楽しめる八島湿原の予想を超えた素晴らしさに出会い、以前は健脚を誇っていた我がグループもそろそろ“家族向け”コースで十分なのではないかという声がちらほら出始めています。コロナでのブランクがあったにせよ、やっぱり高齢化には逆らえない?(^^; (四女)
コメント
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