ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

ドナウ川クルーズ

2015-07-03 13:24:23 | 日常
           

7月2日。ドナウ川クルーズのツアーに参加しました。朝9時にホテルに小型バスが迎えに来て、集合場所の町中心地ウィーン国立オペラ座前で大型バスに乗り換え。そこからウィーン中央駅のバスターミナルに行って、別の観光ルートのグループを下ろし、新たな客を乗せて、ドナウ川上流のヴァッパウ渓谷へ。

途中の路は森と畑が続き、クルージングスタート地点のシュピッツ付近は広大なぶどう畑が広がっていました。

  

シュピッツの船着場から乗船。デッキに腰掛けて冷えた白ワインを飲みながらのクルーズです。

  

広くゆったりしたドナウ川を、船はゆっくりのんびり進みます。両岸の景色はそれ程変化はなく、ちょっと期待はずれ。暑さもハンパなくて、途中から夫の雨傘を日傘代わりにさして陽射しをさえぎることにしました。

  

少しずつお城などが見え始め、終点のメルク到着。約1時間のクルーズでした。

  

メルクの修道院前で一旦解散、自由行動となり、修道院の煌びやかな建物を外から眺めたり、ダウンタウンを上から覗き込んだりした後、カフェでランチ。夫は根菜スープとビール、私はりんごタルト・アイスクリーム添えとレモネードで、猛暑のクルージングでカラカラになった喉と体を潤しました。

  

その後、皆さんと一緒に修道院の中に入って、ガイド付きの見学をしました。金や宝石がいっぱいで、何とも絢爛豪華!

こうして、約5時間のクルーズとメルク観光を終えて、バスはウィーン中心部のオペラ座に戻りました。

今回はガイドさんの英語が分かり辛くて、行動予定がよく理解できず、かなり戸惑うことがありました。でも、「美しく青きドナウ」クルーズは是非経験したかったし(実際には淀んだ緑色の川でしたが)、個人で行くのは少し難しそうだったので、総合的に言えば、選択に間違いはなかったと思います。

        

夜はウィンナーシュニッツエルを食べに、シュトゥーベントーア駅近くの「ツム・バジリスケン」というレストランに行きました。中心街の一角、静かなシェーンラテール小路にある、可愛らしく落ち着いたとても良い雰囲気のお店です。

        

最初に夫はビール、私は白ワインを飲みながら、突き出しのサラダを味わい、次に赤のグラスワインと共に待望のウィンナーシュニッツエルと烏賊の空揚を楽しみました。料理はどれも上々、期待通り。ワインは「お勧めの・・・」というと、躊躇も(相談も)なく現物を持ってくるのですが、白ワインも2種類の赤ワインも中々結構でした。

サービスをしてくれるのは、働き者で感じの良いマダム。テキパキ動き、こちらの希望を適切に満たし、最後のお会計をカードで支払い終えると、「Thank you, and tips are not included.」という率直な言葉があって、チップを置き忘れがちな私たちにとって、実に適切なひと言だと笑ってしまいました。

こうして、内容豊富、充実の一日は幕を閉じました。(三女)
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プラハからウィーンへ

2015-07-02 04:28:26 | 日常
           

9時にプラハのホテルを出て、タクシーで空港へ。タクシー代は670コロナ。チップを含めて700コロナ(4200円位)を支払いました。これでプラハともお別れです。

ウィーンに向かう飛行機は、オーストリア航空の小さくてプロペラとジェットエンジンが併用された機種で、ちょっとビックリ。でも特段の揺れもなく、快適な空の旅でした。

  

ウィーンに着いて空港からホテルまでのタクシー代は、36ユーロのフィックスプライス。日本円にすると約5000円というところでしょうか。ドライバーが街を片言の英語で説明してくれるなど、サービスも、感じも良くて、高すぎる気はしませんでした。

ホテルに荷物を置いて、まずは最寄のカフェでランチ。ウィーンはすっかり真夏の気候で、当地初のビールの美味しいこと!食事は白いウィンナーソーセージとホットサンド。どちらも中々の美味しさでした。

夫と2人でランチを楽しんでいたら、隣席のおばあちゃまがしきりに親しみ秋波を送ってきます。ついに言葉が通じない同志ながら、少しの英単語を頼りに打ち解けて話をすることになりました。おばあちゃま(81歳)は少し離れた街に住んでいる。今日は息子と一緒に孫のいるウィーンに来た。息子世代が6人、孫が8人居る。食事が美味しくて太っちゃって、、、。そのような話をした後、記念に一緒の写真を撮らせてもらいました。ダンケシェーン!

  

腹ごしらえを終えて、街中のインフォメーションに明日のガイド付きツアーの申し込みに行きました。路の途中には観光客目当ての不思議なパフォーマーが居たり、公園の入り口にモーツアルトの銅像が建っていたり、威風堂々とした建物が並んでいたり、何に注目したらよいのか迷います。

ともあれ、無事インフォメーションでの申し込み手続きを終えて、地下鉄乗車体験をしようとカールスブラッツ駅から乗ったのは良かったのですが、乗換駅シュテファンスプラッツ駅U3路線のホームで延々と待たされることに。どうもU3路線のどこかでトラブルがあったらしかったのですが、ドイツ語の案内しか流れないので、一瞬焦りました。(結局はトラブルが解消し電車がくるのを延々待つだけのことだったのですが。)

        

長旅の後の小さなハプニングに少々疲れましたが、まあそれも旅の味わい。ホテルで休憩した後、夜は私たちのホテルが面しているマリアヒルファー通りを西に行った、カフェ&バー「フライラウム」にでかけました。外に簡単な席を設えたカフェが殆どのこの界隈で、数少ない店内でゆっくり食べられるお店です。ビールと白と赤のグラスワインを飲み、海老と烏賊のフリカッセ、タイカレーなどを楽しみ、その後アイスクリームと苺のデザートも美味しく食べて、良い気分。「中々良いスタート!」と夫婦で納得のウィーン初日になりました。(三女)
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プラハ・ベストセレクションとオルガンコンサート

2015-07-01 05:19:15 | 日常
           

6月30日。プラハ滞在も最後の一日となりました。仕事からようやく解放された夫に私の主観で選んだベストコースをご案内、ということで、ヴァーツラフ広場→コミュニズム博物館→旧市街広場→カレル橋を歩くことにしました。

既に歩いたコースなので、基本的にカメラも地図も持たず、お土産屋さんの華やかなショウウィンドウなど楽しみながらの気楽なウォーキングです。

  

旧市街広場は今までさっと通り過ぎるだけだったのですが、今日はのんびり滞在、のんびり見物。パントマイマーの振りをした人形、シャボン玉を飛ばして子供達を遊ばせるパフォーマー、ヤン・フス像などなど。

  

広場にあるカフェ・レストランでランチ。ビールの大ジョッキを前に満足の笑みを浮かべる夫。ちなみに、夫はコミュニズム博物館で見たフィルムにいたく心を動かされたようです。プラハ名物の豚膝肉のロースト。前回食べたより小ぶりで食べやすく、味もイメージどおりでした。ちなみに、近くのカフェではどこかのサッカーチームのサポーターたちが、わーわー大騒ぎしていました。

その後カレル橋を渡って橋の向こうにある地下鉄駅からムゼウム駅経由でホテルに戻り、一旦休憩。

  

夜7時にジャックさんとマルコムさんと軽くビールを飲んで、お別れした後、カレル橋の東端にある聖フランシス教会のオルガンコンサートを聞きに行きました。美しい内装、音響効果抜群の高い丸天井。今日はオルガンとトランペットとテノールの共演で、シューベルトのアヴェマリアほか、14曲の音楽を堪能しました。

           

コンサートが終った9時に外に出ると、カレル橋とヴルタヴァ川の向こうが美しい夕焼けになっていて、プラハ最後の夜を彩ってくれているようでした。(三女)
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