過日行ってきました「健康とスポーツのフェスティバル」の会場には昨年同様、松本広域連合で救急車を展示していました。
昨年とちょっと違ったところは、写真にもあるように「救急車はタクシーではありません」のポスターが展示されていた事です。
こういったポスターが掲示されるという事は、タクシー代わりに救急車を使っている方が居るということの裏付けですね。それも相当多くの方が。
千葉市消防局のホームページを見ると、「救急車の対象となる傷病者は?」と言う事で掲載されていました。
・災害により生じた事故
・屋外や公衆の出入りする場所において生じた事故
・屋内において生じた事故又は生命に危険を及ぼし、若しくは著しく悪化するおそれがあると認められる症状を示す疾病による傷病者を、医療機関その他の場所に迅速に搬送するための適当な手段がない場合における当該事故又は疾病
同じページに、
『 救急車で搬送された傷病者のうち、軽症者が全体の約6割を占めています。
そのために、命の危険がある重症患者などへの救急出動などへの対応が遅れることが心配されます。
救急車は本来、命にかかわるような病気やケガの人を一刻も早く病院に搬送する必要がある場合に利用するものです。緊急性のない病気やケガは自家用車かタクシーの利用をお願いします。 』
とも書かれていました。
安易なタクシー代わりの救急車の利用は一刻を争う重症患者の救急搬送に支障が出てしまう訳で、もし自分の親や子供がまた自分自身が一刻を争う状態になった時に素早く救急車に来てもらうためにも救急車の利用について考える必要がありますね。
救急車が必要な時は119番(松本広域連合)