Polepole Life new

びわ湖の湖南に在住。
亡きA.コッカーNOIRと山歩きを愛すシニアライフを綴ります。

庭のむらさき

2007-10-27 10:32:47 | 庭・植物







ホトトギス(杜鵑)

百合(ゆり)科   学名 Tricyrtis hirta
Tricyrtis : ホトトギス属 hirta: 短い剛毛のある
Tricyrtis(トリキルティス)は、ギリシャ語の
「treis(三)+ kyrtos(曲)」が語源。
三枚の「外花被」というところの基部が
曲がっていることから。

・開花時期は、8/25頃~11/15頃。
・秋に日陰に多く生える。
・若葉や花にある斑点模様が、鳥のホトトギスの
胸にある模様と似ていることからこの名に。
葉にある斑点は花が咲く頃には消えるらしい







コムラサキ(小紫)》別名:小式部

熊葛(くまつづら)科  学名 Callicarpa dichotoma
Callicarpa : ムラサキシキブ属
dichotoma : 二叉になった,叉状分岐の

 Callicarpa(カリカルパ)は、ギリシャ語の
「callos(美しい)+carpos(果実)」が語源。
「美しい実」の意味。


・開花時期は、 6/1頃~8/15頃。
・紫色のきれいな実をつける。
・根元に近い方から順次開花し先端に咲き向かう。
それを追うように実をつけていく(緑色から紫色に)。

小紫は紫式部を小さくしたものなのでこの名前になった。
紫式部が丈も実も大きめで比較的ばらばらに実をつけるのに対し
小紫は小さいが、実は枝にそってかたまるようにつき人気が高い。
一般に紫式部と呼んでいる園芸種は、これが多い。


大分前から庭で咲いている。
こういうものしかなかなか育てられない。

小式部にいたっては、家の建築前から植えられていたもので
根が家に入りそうなため取り除こうとしたけれど、意外と
強情な根が深くて掘り出せない。
枝を総て切れば、枯れるかと思いきや毎年、切っても、
切っても、スクスク開花時期までにのびるばかりか
そのほうが良い葉や実をつけて、頑として、居座っている。

友人はこぼれダネの苗を育ててみたものの、なかなか
‘実がつかない’
といって、毎年実つきの良さそうな枝を何本か持ち帰る。
和食の皿に飾ったり、小さく切って箸置きにしたりすると
かわいい。

白式部というのがあるらしい。
画像でみるとマットな白さ加減がなかなか良さそうなので
(友人の為にも)出会えたらぜひ、一株手に入れたい。

小式部も杜鵑も、籠によくうつる。







コメント (6)
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