Polepole Life new

びわ湖の湖南に在住。
亡きA.コッカーNOIRと山歩きを愛すシニアライフを綴ります。

なるようにしかならない。

2010-03-02 09:06:00 | 山歩き






父の葬儀を終え、
3日後の1/29に
立木山安養寺に
友人と出かけました。

だいぶ前に約束した
2人で始めたばかりの
『山歩き』目的です。









不謹慎な気もしたし
年明けの挨拶・病院・通夜・葬儀
・・・高速道路の往復で疲れきっていて、
おまけに翌日から出勤予定も入っていたので、
お詫びしてキャンセルと思ったのですが、
ふと、出かけることにしました。








それは、
到着地が嫁ぎ先の菩提寺だったこともあるのですが
父が、出征前の長兄と二人で山にのぼり、
いい想い出になったことをよく話していたことや
私自身の、父や家族と山に登った時の爽やかな
数少ない記憶に引かれたのかと思います。











行くからには、その日は父の死については友人に
話さないつもりでした。
ところが、登り始めてすぐに、久しぶりに会った友人のほうから
「お父様のおかげんはどお?」と聞かれました。
気を使ってもらうのも、かえって気詰まりにおもいつつ
正直に話すと、
「家で沈んでいてもね。どこに居ても一緒なのだから。
山はかえって、亡くなった方を近くに感じられるしね。」
と、友人。
まだ、付き合い始めて日の浅いかたなのですが
ただ同い年というだけでなく、必要な時に出会えた人なのだ
という気がふとしました。




そして、いつも客観的にさらりと人生のキツイ部分を語り
明るく笑い飛ばすようなその人はいいました。
「いつもはつらつといろいと積極的な年上のかたがそういうので
なるほどなぁ。そうだなぁって思った事があるんだけどね・・・
なるようにしか、ならない。』
んだって。投げやりっていうんじゃなくて・・・ね。」




だいじょうぶ。
今、真意を理解できます。
イロイロの事に関して、何よりの言葉です。




この日、そのことばを聴けたのもきっと
なるように・・・のひとつだったのではないかと思うのです。







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コメント (10)
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