
アソビ心も年季がちがうお客様の着こなし。
夏のキモノも見るぶんには涼しげで
なかなかいいのですが、
9月の声をきくと、単衣の季節。
中旬までは、夏のキモノを着れるものの
ご来店の和装のお客様の絽の着こなしも
徐々に代わってくるのが感じられます。
暑がりの自分自身は気が重いくせに
おしゃれなお客さんの待ってましたばかりの
拵えが楽しみな季節。
画像は、かなりの年配の方ですが
お父様が画家さんだったそうで光琳風の帯は
お父様がデザインして仕立ててもらったそう。。。
帯締めがわりの三分紐も帯留も
すっきりしてモダンでよく合っています。
私だったら、あっさり目のやわらかい色か
暗い色のシンプルな柄行でキモノは
逃げちゃいそうなところ、年季と迫力と
なにより、おしゃれへの情熱がちがいます。
お顔や全体を出せないのが残念ですが
この方にはこの個性的な組み合わせがしっくり

おしゃれで、チャーミング・明るい方で、
店に居る間中、お友だちと楽しそうに
笑顔いっぱいで過して下さっていました。
こんな人生の先輩さんに出会えると、元気が出るなー。