7/15 夫の姪の結婚式&披露宴に参列。
猛暑の京都だった。
御所の西、蛤御門近くの京都ガーデンパレスと
敷地の道1つ挟んだ隣とはいえ、
護王神社の徒歩の往復は、
袷の留袖を着込んだ身には
とんでもない暑さ。
先方の親族ともアセを拭きながら
「あついですね。」と苦笑いをかわす。
とはいえ、神社での神前結婚式は
厳かで、すばらしい雰囲気を味わう。
仲良し三兄弟の末っ子は
ファミリーの愛情を一身に受けて
とても幸せそうに輝いていた。
感動したのは、新婦のお腹に宿っている命の為に
新婦のお母さまとおねえさんからの「岩田帯の贈呈式」。
新しい家族の誕生。
赤いアンサンブルを着て、義母に抱かれていた
ちっちゃかった女の子が。。。
2009年、
彼女のおねえさんの
お式には叔父・叔母も
出席していた。
2010年、
彼女のお兄さんの
お式には、
義父も
出席していた。
輝くばかりの新しい家族が生まれる瞬間に
わたしは、消えていく家族を思わずにいられなかった。
晴れやかな席の中で、
痛いほど感じる寂しさは私自身の変化。
以前はもっと素直に幸福感に共感出来ていたのに。
でも、ちゃんと解ってる。
いろいろなシーンで世代交代を見ながら・・・
心の準備をしながら・・・
こうして私も老いを迎えていくのた。
花嫁の母方のおばあちゃまは、
お元気に、はじめたばかりのフラダンスで
『瀬戸の花嫁』をご披露、喝采を浴びていた。
キチンと生きて、働いて、子供を育て孫を愛で
お元気で、趣味を持ち、おめでたい席で
明るく雰囲気を盛り上げるために一肌脱ぐ。。。
かわいい孫娘と新郎に感謝の笑顔で
囲まれて記念写真を撮る。。。
ああ、すてきだなぁ。。。