右手、ブルー・モスク(=スルタンアフメト・ジャーミィ)。
左手、アヤソフィア。
関空からドーハまで空路、約11時間30分。
ドーハから、イスタンブールまで約04時間30分。
ホテルに荷を降ろすこともなく
バスから降りるとイスタンブール観光が始まった。
曇天。
遠景が思うように撮れない。
いや、それよりも
雨具を一切忘れてきたことに気づく。
入場観光は、ブルーモスクの混雑を避け
まず、トプカプ宮殿へ。
トプカプ宮殿は、1465年から13年も掛けて建造され、
オスマン・トルコ帝国のスルタンたちが、
約370年間も暮らしていたそうな。
トプカプ=大砲の門という名前が示すように、
旧市街の高台にあって、
ヨーロッパ側もアジア側も見渡せる
絶好の城塞だったそうです。
まず、皇帝の門。
スケールが大きくて、ファインダーに収まらないっ
そして、両側に塔をもった(見事に木でかくれちゃってますが・・・)
表敬の門(バービュス・セーラム)。
ここから先、主のスルタン以外の騎乗を許されなかったそう。
そこを通り抜けると、左にティワンの塔、右に厨房跡(陶磁器展示室)。
ティワンの塔の前で説明する、ガイドのムスタファさん。
この奥で、重要な会議が行われたそう。
イスタンブール大で、歴史を専攻した彼の説明は
大変すばらしい!
・・・けど、私の理解と記憶の域を
かるく超越することに、早くも気づく。
ガイドというより 実地講義。
敷地中央に三つ目の門、幸福の門。
そこを通り抜けると右手に、
オスマントルコ帝国の財宝を収めた宝物殿が。
ムスタファさんのおすすめは、
86カラットの巨大ダイヤのついた「スプーン職人のダイヤモンド」と
柄の部分に巨大なエメラルドが3つあしらわれた「トプカプの短刀」。
それすら、夫婦二人、見逃して
「あれだった?」「なかった~。」と引き返す。
あれだけどれもこれも、ゴージャスだと現実味がなくて。。。
内部の写真は、厳禁でしたが、あんまり残念でもなくて。。。
厨房跡前の通路とか、
広い中庭とか、
そこに居るツートンカラーのカラスとか、
宝石以外のものが印象に残りそうでした。
(ダブルクリックで拡大)
奥にカフェもあるけど、
ここそこにある木のベンチでも
景色や行き来する人を眺めて
丸一日、過ごせそう。